この10ヶ条厳しすぎない?
こんにちは、momoです。
前回の記事でイクボスには、宣言と10ヶ条がある、ということについてお伝えしました。
イクボスの意味と宣言について、気になるかたはこちらをご覧ください⬇️
全く馴染みのなかったイクボスという言葉。
調べれば調べるほど面白かったので、前回に続いてイクボスについてお伝えしてみます。
今回お伝えする内容は、イクボスの10ヶ条と、イクボスの歴史について触れてみたいと思います。
まぁ、読んでみるかというか、という方も最後まで見ていただけると嬉しいです。
イクボスの歴史
とつぜんですが、皆さんはイクボスという言葉がいつから存在するかご存知ですか?
実はイクボスという言葉ができたのは今から11年前の2013年。
意外とイクボスには11年という歴史があります。
イクボスは今から11年前に、群馬県庁の「イクボス養成塾」でイクボスという言葉が誕生しました。
その後、2014年にNPO法人のファザーリングジャパンがイクボスプロジェクトを発足するなどして、広まっていきました。
イクボスの言葉が誕生して11年目にして初めて知った私。11年間知らずにいたなんて、誠にお恥ずかしい。
厳しすぎる10ヶ条
イクボスには、イクボスになるための10ヶ条が存在します。
この10ヶ条はイクボスプロジェクトを発足したファザーリングジャパンによって作成されました。
この10ヶ条の内容がとにかく厳しい💦
ここからは10ヶ条の内容をみていきます。
【イクボス10ヶ条】
1 . 理解
仕事に一辺倒ではなく、ライフにも時間を割くことに、理解があること
2 . ダイバーシティ
ライフに時間を割いている部下を、差別(冷遇)せず、ダイバーシティな経営をしていること
3 . 知識
ライフのための社内制度(育休や介護休暇の制度など)や法律(労働基本法など)について、知っていること
4 . 組織浸透
管轄している組織(部長であれば部内)全体に、ライフを軽視せず積極的に時間を割くことを推奨し、広めていること
5 . 配慮
家族を伴う転勤や単身赴任など、部下のライフに「大きく」影響をおよぼす人事については、最大限の配慮をしていること
6 . 情報共有
育休取得者などが出ても、組織内の業務が滞りなく進むようにするために、組織内の情報共有の仕組みを作り、チームワークの醸成、モバイルやクラウド化、テレワークなど、可能な手段を講じていること
7 . 時間捻出
部下がライフの時間を取りやすいように、会議の削減、書類の削減、意思決定の迅速化、裁量型体制などを進めていること
8 . 提言
ボスから見た上司(大ボス)や人事部などに対し、部下のライフを重視した経営をする重要性について積極的に提言していること
9 . 有言実行
イクボスのいる組織や企業は業績も向上するということを実証し、社会に広める努力をするということ
10 . 隗より始めよ
ボス自ら、ワークライフバランスを重視し、人生を楽しんでいること
どうですか?
この10ヶ条を全て満たした場合、スーパーボスの誕生です。
さすがに10ヶ条すべてを満たすことは厳しいので、10のうちの半分を満たしていることでイクボスの証となります。
半分を満たすだけでも、相当な部下思いの上司になれますね。
もっと浸透してほしい
前回と今回とでイクボスについて、お伝えをしてきましたが、
今の社会にもっとイクボスという言葉が浸透してほしいですね。
日本の働き方を考えると浸透することは、まだまだ難しいのかもしれませんが、多くの人がイクボスという言葉を知るだけでも、働き方の変化や育休の取得率の増加に必ず繋がってきます。
イクボスの考えや言葉がもっともっと広まり、浸透する社会になることを期待します。
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