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重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ宇宙の謎に迫る(著:大栗博司)【割と極一部分だけを読書紹介しています。紹介レンズです】

理人くん「今回は10年くらい前の教養本から美人天才学者、リサ・ランドール博士を特に紹介したいんだ」

光子ちゃん「唐突な導入!まず私たちの自己紹介をしないと」

理人くん「それは却下だ。まずは美人天才学者リサ・ランドール博士の紹介からだ」

光子ちゃん(こいつ・・・)

理人くん「まずこの本は10年くらい前の本だから少し情報が古いことは言っておかなくちゃいけない。教養本だしタイトルから見て分かるように、相対性理論や重力や量子力学、当時最新の宇宙研究の成果について簡単に説明している」

光子ちゃん「いきなり美人天才学者の話を持ち出す異常さはないと」

理人くん「だから最新宇宙話を読めば、大体補完できるけど、いちばん語りたいのは、最新の宇宙論がついに霊の世界を認め始めたようなところだ」

光子ちゃん「あの、なんというか天才科学者の話をしたいんじゃなかったの?」

理人くん「最終的に美人天才学者、リサ・ランドール博士の話が出てくる。博士によると宇宙は多次元でいくつかの膜で構成されているんだ。僕たちが住んでいる宇宙はその一つの膜だ。僕たちはこの膜でしか生きられない」

光子ちゃん「あれ、今気づいたんだけど、この人ってかなり高齢の人じゃない?美魔女じゃない?」

理人くん「歳を取らないんだ。そんなことより膜宇宙の中には、重力が特に強い膜があって、もっぱらそこに重力の源である重力子が集中している。僕たちの宇宙に重力があるのは、その重力子の宇宙のすぐ裏側にあるからだ」

光子ちゃん「いや、突っ込みたいのを我慢しておくけど、重力の宇宙って、もしかしてすぐ近くにあるという感じのやつなの?」

理人くん「昔風に言うならバイストンウェルみたいな感じだね。今で言うとパラレルワールドとかベータ世界線とか転生先の世界とかだ。いまこの瞬間にもふたつの宇宙は重なっている。隣同士の宇宙なんだ」

光子ちゃん「向こうの世界にも理人くんみたいな変態、いや狂人がいるのかしら」

理人くん「いや、僕たちが知っているレベルの生物はいないだろう。なんせ重力がこの世界とは比較にならないほど強い。恒星が砂粒程度の大きさでも成立してしまうくらいの世界だ。完全に目分量だけど」

光子ちゃん「理人くんて名前と違って文系だもんね」

理人くん「この会話が狂っていると感じたそこの君には才能がある!」

光子ちゃん「これで宇宙物理学に興味を持つ人がまた一人減ったわ」

理人くん「話を戻すと、僕たちが住んでいるこの宇宙では重力の効き目が弱い。これは重力宇宙からの距離を物語っている」

光子ちゃん「こんな強引な話の戻し方をいまだかつて見たことないんだけど」

理人くん「想像してみるんだ。重力宇宙の文明がどのような姿をしているのかというのを」

光子ちゃん「どんな姿をしているの?」

理人くん「わからない。僕は文系なんで」

光子ちゃん「オチが無いにもほどがある」

理人くん「重力宇宙からはあまりにも遠すぎたな」

注:作中では膜宇宙論の話はわずか一章しか出てきません。詳しくは膜宇宙論の本をお読みください。

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今回は一部分にフォーカスしすぎて、読書紹介の態を為していませんが、
重力について簡単に説明している本です。
教養本です。

基礎的なことから、最新知見まで、分かりやすく説明していますので、
ざっと教養を身につけるのに適しています。

相対性理論やブラックホールについても簡単に説明。
さらに重力とは、根本的に何なのか?
というのを、最新知見を通して解説を試みます。
(まあ、まだよくわかってないんですが)

ヒッグス粒子の話も出てきます。
ヒッグス粒子は宇宙のねばねばでして、
これがねばねばしているから、重力があるんじゃないか?
という説です。
ヒッグス粒子は見つかったようですが、
これ本当なのか?というといまいちわかりません。

しかし最新知見を知ると、どうしても妄想がはかどりますね。
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