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キングスマン(2014年:マシュー・ヴォーン監督)【映画感想のあいさつの仕方はしっているか? ああ、そっちじゃない。こっちだ】

イギリス発のスパイアクション映画といえば、
007シリーズですが、
それ以外にも新しいシリーズがあります。
それが本作。
キングスマンシリーズ。

007と違い、これまでの縛りがないので、
割とやりたいように作れています。

上流階級のスパイ紳士が、
労働者階級の貧しい冴えない不良青年を見いだして、
後継者として一流のスパイ紳士に教育する。

いわば世代交代をテーマに描いた作品。
(と私はみました)

シリアスアクションというよりは、
コメディとしての要素が強いです。

特にお気に入りは、
パブで群がってくるチンピラを蹴散らす武術のとこ。
歳をとった先代が華麗にやっつける部分。
これが弟子にちゃんと継承されてるんですね。
(あ。少しネタバレしてしまった)

基本的に本物のスパイはアクションしないので、
アクションコメディとしてのスパイものは、
究極的に言えば、インチキですが。

しかし世代交代というテーマを軸に据えているので、そこがぶれません。
インチキ臭い話でも、筋がいっぽん通っています。観やすい!

もちろん適当に選んだのではなく、亡くなった同僚の息子だったからです。
ちゃんとシナリオリンク率も上げていますね。
(彼が子どもの頃に父のメダルを渡して、困ったことがあれば電話しろと言い残す)

世代交代の部分に着目しましたが、
ボンドガールならぬヒロインの部分にも着目できますし、
(現代のボンドガールは待ってるだけではないし)
しかもヒロイン複数制です。

シリーズ化して、後2作があるのですが、
そちら観れていません。うーん。観ないといかん。

純粋エンタメとして退屈はさせません。紳士ですから。

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