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こころに剣士を(2016年)【映画紹介は小なりとはいえ剣士】

1950年。エストニア。
ソ連に侵略されて、そのままソ連領にされ、
なおかつソ連が連合国になったことで、
そのまま忘れ去られた北欧の小国エストニア。

主人公はエストニア軍の元兵士らしく、
すったもんだのあげく、
今は隠れ潜んでいる状態。
(戦時中のユダヤ人、アンネフランク一家のように)
正体がバレればソ連秘密警察に逮捕されてしまう。

そんな彼がなんとか見つけた新しい隠れ家、
もとい職場は、
小学校のフェンシング部の顧問。
子どもたちに剣士の技量とそして士魂を教えます。

やがてチームはソ連の名のある大会に出場することに。
身をひそめるための仮の浮世と割り切っていた主人公先生も、
だんだん情熱が蘇ってきて・・・

*****
ミニシアター系の作品ですが、
ふしぎと内容を覚えています。

占領下と言ってもソ連国内という扱いですから、
体制に逆らわなければ穏便に生きていけるし、
子どもたちも健やかに育っていけます。
なので教育もきちんとしてます。
社会とかはともかく、体育の授業は変わらないですし、
フェンシング部もやってることが他と違うわけではありません。
ただ貧乏なんで、剣で突いたときにピッと鳴る電子器具、電子剣がありません。
あやうく大会に出場できない所でしたが、
どうにかこうにか入手して、初めての大きな大会に臨みます。

一方で先生にも秘密警察の手が迫りますが、
ここで引率の教師がいなくなると、子どもたちが・・・

どんな時代であっても、変わらないものがあるんだ。
というテーマの青春なつかし系映画。

フェンシングと居合い道、もう少し流行ってほしいな。

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