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【◯◯だから✕✕になる】経済予測note

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【◯◯だから、✕✕になりそう】 日頃新聞を読んでいると、こんな経済予測をよく目にします。 それをひたすら集めたマガジンを作りました。 このルールを身につけることで、経済ニュ…
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#中国

日経ニュース9/30(月)米国の利下げが及ぼす中国への影響

日経ニュース9/30(月)米国の利下げが及ぼす中国への影響

10月株価、政策見極め:日本経済新聞

米国の利下げにより中国の金融緩和策がやりやすくなるのは新視点。

米国との金利差が広がりすぎると思わぬ人民元安が起こるかもしれないから

日本への影響は金利差が縮まって円高に動くことや、金融緩和によって米中の経済が活発になれば海外事業にプラスになることが考えられる。

中国の景気が悪くなると、ベトナムの景気も悪くなる

中国の景気が悪くなると、ベトナムの景気も悪くなる

ベトナムは貿易の依存度が高いので、外需の影響を大きく受けます。

ベトナムの貿易の約2割を占める中国の景気が悪くなると、ベトナムの景気も悪くなりやすいです。

景気後退すると、ダイヤの価格が下がる

景気後退すると、ダイヤの価格が下がる

景気後退によって節約志向になります。

内需が弱くなることで、高級品であるダイヤの需要が下がります。

ロシアへの経済制裁で供給が減っているので、また価格は持ち直すかもしれません。

住宅や自動車市場が回復すると、鋼材の価格が上がる

住宅や自動車市場が回復すると、鋼材の価格が上がる

住宅や自動車の需要が増えると、それに使われる鋼材の需要も増えて価格が上昇します。

米国では鋼材の需要が増えていますが、アジア市場では中国の不動産不況の影響もあり、鋼材価格は反対に下がっています。

ナフサの価格下がると、タイヤの価格も下がる

ナフサの価格下がると、タイヤの価格も下がる

ナフサ(粗製ガソリン)やブタジエンの価格が下がると、主原料の合成ゴムの価格も下がります。

合成ゴムの価格が下がることにより、タイヤの価格も下がります。

合成ゴムの消費量は中国が多いですが、景気不安によりその消費量も減っています。

鉄鋼メーカーが生産量を増やすと、鉄鉱石の価格が上がる

鉄鋼メーカーが生産量を増やすと、鉄鉱石の価格が上がる

中国の鉄鋼メーカーは不動産業界の不況で、鋼材需要が減っています。

それにも関わらず生産量を維持しているので、鉄鉱石の輸入も維持どころか増えています。

しかし、不動産業界は変わらず不況なので、周辺国に低価格で輸出しているのが現状です。

同様に鋼材を作るのに使われる石炭も、インドのインフラ整備等の影響で値上げしています。

金利が下がれば原油価格が上がる

金利が下がれば原油価格が上がる

金利が下がれば、景気が良くなる傾向にあるので原油価格が上がりやすい。

銅も同様に上がりやすい。

自動車生産や、住宅着工が減少するとアルミニウムが安くなる

自動車生産や、住宅着工が減少するとアルミニウムが安くなる

資材高による住宅着工の減少や樹脂製品への切り替えで、建設向けの需要が減っている。

そのことがアルミニウムの値段を下げている。

中国で水不足による電力制限で製錬所が減産を始めるなど、世界的に需要減が意識されている。