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【マルタ生活】週末旅行その①ポルト編 〜ひとり旅のすすめ〜

こんにちは。前回の記事、読んでいただいた方ありがとうございました。思ったよりもたくさん反応をいただけて嬉しかったです。
メンタル回復方法なんて書いていて、これは誰かの役に立つのか?と疑問に思いながら書いていたので。
生きていれば多かれ少なかれ問題は起きますよね。問題の大小や傷の深さはその人によって違うから図れないのだけど。それでもどなたかの役に立てているなら私は経験は書いて意味のあるものだったと思えます。

さて、ここからはしばらくマルタの生活や留学についてや旅行関連の話題が続くはずです。

ややこしいタイトルですね。
先日週末にポルトガルのポルトへ旅行に行ってきました。ヨーロッパにいる方ならお分かりだと思いますが、格安航空利用するとルートによっては本当に安く他の国に行けます。もうこれがヨーロッパ旅行が大好きな私にとって本当に嬉しいこと。

ポルトの街並み

マルタ滞在中、ライアンエアーを最大限に活用しています。
今回はポルトガルには往復約90€で行ってきました。(チケット取るのが遅かったのでこれでも安いとは言えないけど、日本から来ること考えたら激安に感じました)

親友やイギリス人の英会話の先生からものすごく推されており、ずっと行ってみたいと思っていた街でした。
結果ね、ものっすごく素敵な街で大好きな国となりました。ここからは好きになった理由別にポルトの紹介をしていきます。

ドウロ川沿いにて

・食文化
他サイトで見てましたが、美食の街と言われており日本人の味覚(私の味覚)に合う〜〜〜!と感じました。魚も肉もお菓子もお酒も全て美味しかったです。特に気に入ったのはPastéis de nata(パルテル・デ・ナータ)と呼ばれるエッグタルトのようなお菓子。エッグタルト自体はマカオオリジナルと思っていましたが、パルテル・デ・ナータの影響を受けてマカオで生まれたんですね〜〜。これを専門に作っているお店がたくさんあったので、お気に入り店を見つけるべく口コミ調べまくって3日間の滞在中3つ食べました。その中でも一番気に入ったお店を貼っておきます。

Manteigariaのパルテル・デ・ナータ
職人さんがその場で焼いています

そのほかタパス(小皿料理)があるお店で海鮮とワインを楽しんだり、ビファナと呼ばれるバンズに煮込まれた豚肉を挟んでいるB級グルメを食べたり。かなり食べました。

タパス料理(コロッケとマグロを乗せたバゲットのおつまみ)
ビファナと呼ばれるB級グルメ(見た目がアレですが美味しかったです)

・建築とデザイン
やはり歴史のある街は歩いていて楽しいですね。古い建物や歴史を感じる場所が大好きなので、とても気に入りました。ポルトガルはタイルのイメージがありますよね。スペインやマルタなどタイルを内装に使用している国は他にもありますが、外観をタイルにしている建物が多いのはポルトガルならではなのかなと感じました。(他の国でもあるんですかね?)

アズレージョ(タイル)が美しい教会

色使いも好きでした。マスタードとオレンジの間のようなカラーやターコイズブルーなどがたくさん使われている印象でした。こういった色が使われたデザインのプロダクトを何回か見かけました。あらゆるデザインが可愛いと感じましたし、おしゃれな人が多い印象でした。建築、内装、プロダクトなど、モダンな雰囲気のものの取り入れ方が上手だと思いました。歴史的なものはもちろん残しつつ、新しいデザインも違和感のないように取り入れている感じと言うんでしょうか。ポルトに限らずヨーロッパあちこちで感じることですが。

カラフルな壁の色のお家がたくさんありました

今回泊まったホテルは古い銀行を改装したホテルで無駄をなくすというコンセプトでかっこいいデザインでした。こうした昔のものをリメイクしてクールな印象に変えて再活用するのも勉強になりますね。

ホテルのホテルのバーエリア

・街の規模
ポルトの街は都会だけどコンパクトという印象でした。
交通機関が充実していますが、私は空港とポルトの市街間の往復でバスを使っただけで街の散策は全て歩きで移動していました。目的地にもよりますが、ホテルが市内から離れていない限りは2日ちょいの滞在であれば歩きで事足りるなあ〜と思いました。(バス乗るのに専用のカードを持ってない場合は、現金しか使えなかったので不便で避けていたのもあります)このコンパクトさと都会具合がとても回りやすいと感じていました。

これらの理由で私はポルトが大好きになりました。
あ、治安も良い印象で警戒しすぎず(海外にいる意識でスリとかには気をつけてました)快適に過ごすことができていました。

家族や友人と旅行に行くことが多いですが、時々一人旅をすることがあります。一人と複数名、どちらにもメリットがあると思っています。
今回は一人旅だったのでメリットを書きたいと思います。

・問題解決能力が爆上がりする
まずはこれですね。土地勘のないところでお店やホテルにたどり着けなかったり、レストランで何を注文していいかわからなかったり、バスの乗り方わかんなかったり、何かを無くしたり、トラブルに巻き込まれたり。旅では大なり小なり問題が起きる確率が高いと思います。解決するために普段使っていない脳を使用しているはずです。マップを使ったりネットで調べたり、現地人に尋ねたり。おすすめは現地人に尋ねることです。調べるよりも早いし新しい情報が手に入ります。ただ一人の情報で判断するのは怪しいと思ったらすぐに他の人にも聞いておきます(遠くまで行く電車とか間違っていたら終わる状況など)
問題を解決できた時の達成感は大きく、自分の成長を感じることができます。

・予定や時間が全て自分主体で決められる
当たり前なんですけどね。100%自分のやりたいこと中心に考えられる。やりたいことリストが多い方にとってはストレスフリーです。また、他に人がいないということは誰にも期待しないんです。気を使ったり気を使われなかったり気にする必要がないので非常に気楽です。その場所で起こることに集中することができます。

・自分の考えることに集中できる
一人だけの時間を過ごすことによって、自分の考えることに集中できます。これは自分の頭の中の整理や、気持ちの整理につながるような気がしています。普段の忙しい毎日の中では気が付かない自分の一面に気がつける機会ではないでしょうか。

・人との出会いが多くある
これは複数名で行っていてももちろんあります。でも一人で行動している時の方が明らかに親しくなりやすいと私は感じます。「この行列は何?!」とか、「なんて寒い日なの?!」とか「それ美味しそうだね、なんていうメニュー?」とか大小ネタはなんでもいいですが一言話せたら、その後会話が膨らむかもしれません。(様子伺いながら距離を詰めてもいい人か決めます)これが複数人で旅行に行くと、そのメンバーとだけの会話で完結することが多いのではないでしょうか。もちろん何かを紹介してもらうシチュエーションでは出会いはありますが、一人でいる時の方が他者と話す機会は圧倒的に多いと言えると思います。


レストランのカウンターで隣に座っていた1人の女性のお客さんがいたので話しかけてみました。話したくない人だったらどうしよ〜と初めは不安に思いましたが、とっても気さくな方で旅行の話で盛り上がりました。お腹いっぱいだからこれ食べて〜とたくさんのエビのお裾分けもいただいてしまい申し訳なかったですが、大好きなエビをいただいて嬉しい限り。。とっても楽しい時間となりました。その後、彼女とはインスタグラムで連絡先を交換してその後も少しやり取りをしています。

私は以上3つのためにたまに一人旅をします。特に新しい人との出会いが私にとっては一番大事かもしれません。気が合うひとが都合よくいるシチュエーションは限られています。でも一言話すだけでもいいんです。違う人生を生きてきた人と話を聞いたり話したりして、新しい発見をしたり共感し合えることができたら私は幸せだと感じます。

みなさんはどうでしょう。何のために旅をしていますか?一人旅、複数名での旅どちらが好きですか?

今回一人旅のメリットだけを書きました。でももちろんデメリットもあります。それは次の記事で複数名での旅と比べて書いていきたいと思います。

それではまた。


見出し画像小話

レトロなポルトガルのトラム

ポルトで初めて撮り鉄になりました。
配色とクラシックな車両がとてもいいですよね。角度や車両の来るタイミング、他の車両や人のバランスなど、難しかったです。。撮り鉄の方々すごいな…と思いました。

乗り場

トラム自体がどこに行くのかや、切符の料金なんかもわからないですが乗り場は結構混んでました。トラムからの眺めもいいのかなと気になるので、次回行った時にはぜひ乗ってみたいです。

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