見出し画像

杉浦文具店のコンセプト

【初稿:2022年4月3日】
【最終更新:2024年2月27日 「杉浦文具店のまとめ記事」更新】

ありがたいことに、マガジンの読者さんが増えたので、「杉浦文具店」のコンセプトを掲げておきます。目次を付けたので、興味があるところをご覧ください。

「杉浦文具店」は2020年2月10日にオープンした架空の文具店。実態は文具レビューが中心です。店長は私、杉浦百香が務めております。


店長について

初めまして!杉浦百香(すぎうらももか)と申します。保育園児を育児中のミドサーです。

シンプルな見た目の文具が好きで、白い文具を集めがちです。左利きなので、自分に合った書き心地のペンを探しています。

物心ついたときから、絵を描いたり何かを作ったりするのが好きでした。文具好きを自覚したのは、小学生のころ。ペンケースいっぱいに文具を詰めていました。あまりにパンパンにつめていたので、ペンケースは凶器としても使えます。

ミルキーペンはもちろん、スーパーマーブル、キララ、フチドールを全色揃えていました。ちなみにフチドールは消しゴムをかける派です。

香りがやたらと人工的なねりけしや、リアルなケーキの形がかわいい、でも全然消えない消しゴムを集めていました。

シール交換をたしなみ、初めてのシステム手帳はミスタードーナツのスケジュールン。書いていて、平成ノスタルジーで涙目になりそう。

ちなみに大量に集めた文具は、会話のきっかけのためでもありました。そう、私は人見知りのコミュ症なのです。

社会人になってからも文具は好きで、2016年ごろ、たまたまTwitterで見かけた「手帖サロン」というオフ会をきっかけに、万年筆や本革システム手帳などの高価格帯の文具にも手を出すようになります。

子どもが産まれてからは、しばらく文具から離れていましたが、手帳をきっかけに文具が趣味に戻ってきました。

杉浦文具店のコンセプト3つ

①日常を彩ってくれる文具

嗜好品として単純に好きな文具の紹介。万年筆の書き心地やシールの模様にうっとりしながら、使用感をレビューしています。

「なくても生きていける、でもあると毎日が楽しい」日常を彩ってくれるような文具を紹介しています。

▶︎おすすめ記事

②道具としての文具

付箋やマスキングテープなど、あると暮らしが便利になる文具。使用感の他に、実際の使い方をレビューしています。

「生活を文具で拡張する」道具としての文具をご紹介しています。

▶︎おすすめ記事

③文具が好きだったけど、何らかの理由で離れてしまった人へ

私が文具から離れたタイミングは大きく2回あります。
「東日本大地震」と「子どもが産まれてから」です。

「東日本大地震」当時は、宮城県沿岸部に住んでいました。津波の直接被害は避けられたもの、自宅が浸水したために集めた文具が使えなくなってしまったのです。

いとも簡単に日常を塗り変わってしまうのに、文具を使う意味が見出せず、しばらく文具から離れていました。

「子どもが産まれてから」は、産まれた瞬間から24時間育児体制、目を離せば今にも消え入りそうな命に、趣味の文具のことなど吹き飛んでしまったのです。

育児用品が増えるなか、ふたたび集めた文具を管理できなくなってしまい、譲ったり手放したりしました。

それでもなぜか、また文具を集めてしまうのです。

根本的に嫌いになったわけではないので、無意識に文具の情報を集めてしまう。SNSで見かけて手にした「ムーンプランナー」「左ききの手帳」をきっかけに、また少しずつ文具が集まってきました。

このことから、ずっと同じテンションで趣味を維持しなくてもいいのだな、と思うように。

女の人は、就職・結婚・出産・育児・介護…など、大きくライフステージを変えざるを得ないタイミングがたくさんあります。育児をきっかけに自分の時間がなくなり、育児が終わったら自分が何をやりたいかわからなくなってしまった話を、人生の先輩からお聞きする機会がありました。

人生のライフステージが変わって、趣味に時間が取れなくなってしまったとき、少しでも趣味のしっぽを握っていられるような話がしたい。noteはそういう話をするのにぴったりだと感じます。

Instagramはきれいな手帳をあげなくちゃけない気がしてしまう。WordPressは装飾を考えると、入稿に時間がかかってしまう。noteならシンプルなエディターで、スマホからも入稿できるので、文章のみで熱量を伝えることができる。

震災後、応援ソングがきれいごとのように思えて、受け付けないときがありました。数年後、曲の優しさを受け入れて大好きになった経験があります。

上手く趣味と関われないときには、趣味を語る記事が受けられなくなるかもしれない。でも、時間ができたら趣味を語る記事を思い出して、試したくなるかもしれない。そのときに私のnoteが少しでも引っ掛かったらうれしいな、と思うのです。

▶︎おすすめ記事

情報発信のジレンマとレベル感

情報発信のジレンマ

私は基本には、文具はそれぞれのスタンスで楽しめばいい、という考え方です。文具を楽しめなくなってしまうなら、きれいな写真をSNSにアップしたり、新商品をたくさん買ったりする必要はないと思っています。

一つの文具を大切に使うのも、時間がないので文具から離れるのも、私が通ってきた道です。

とはいえ今は、noteの写真撮影や動画撮影に力を入れ、新商品を積極的に試しています。それは、基本スタンスから離れているようにも思えるのです。

それでも、「きれいな写真」や「新商品」の情報を発信するのは、私がWebを主戦場にしているライターだからです。そのままnoteや各種SNSは、企業に参考作品として提出できるようにしています。

また、ありがたいことに、メディアとして文具の記事を書かせていただく機会が増えました。趣味の範囲ではなく、プロとしてお金をいただける立場になったのです。ですので、積極的にたくさんの種類の文具に触れるように心がけています。

レベル感

Webで文具の個人メディアの情報を取りに行く方は、「自分の代わりに、先に商品や技法を使っている人を知りたい」と思っているでしょう。そのため、ある程度試してから発信しています。情報の早さと専門性は企業メディアに敵いません。

なので、私の情報レベルは「実際に商品を使って、1週間〜1ヶ月以上」「実際に習慣や技法を続けて、1週間〜1ヶ月以上」になります。

個人のメディアとはいえ、正しい情報をお伝えするのがモットー。公式サイトはもちろん、必要に応じて専門誌や書籍で調べています。万が一間違いを発見した場合は、お手数ですが、クリエーターへのお問い合わせにてご連絡ください。

杉浦文具店のまとめ記事

「杉浦文具店」の記事が増えてきたので、文具やカテゴリーごとにまとめ記事を作っています。

「手帳」記事まとめ

私が文具に深くハマったきっかけの一つは「手帳」。なので、手帳の話題に事欠かないんです。そこで、noteで書いた手帳の記事をまとめてみました。

人気の記事は、「行けないイベントの計画を立てて、小さな夢を叶える」。「行けないイベントの計画」を立てることで、普段の生活でも手が抜ける部分が見えてきます。その時間を使って、小さな願いを叶えてみませんか?

「100円ショップの文具」記事まとめ

地方にいながら、トレンドの文具が買える「100円ショップ」。話題のアイテムや、私の100円ショップの文具への思いを紹介しています。

「地方で買える!安すぎる?「セリアのガラスペン」を使ってみた」は、2023年SNSで話題になったアイテムのレビューです。

万年筆記事まとめ

私が文具にハマったきっかけの一つ「万年筆」。手頃なプチプラから大事にしている金ペンまで、愛用の万年筆を紹介しています。

一番愛用しているのは、「PILOTの「カスタム742 WA(ウェーバリー)」。「どの角度でも」書けるペン先が特徴です。

初心者向け「ガラスペン」記事まとめ

近年ブームの「ガラスペン」。私が初めてガラスペンを使った体験から、初心者向けに使い方をまとめてみました。

人気の記事は、「ガラスペン買ったはいいけど、何に使えばいいの……?」という方におすすめの「ガラスペンが欲しいけど、使い道が思い浮かばない」あなたに紹介するアイデアです。

「左利き向けおすすめ文房具」記事まとめ

私自身が左利きなので、文具選びには悩ましいところも。そこで、実際に使った文具でおすすめできるものを紹介しています。

人気の記事は、流行ながらも左利きには選び方が難しい、流行のつけペンを左利きが選ぶには①特性を知るのが大切です。

気軽にちょこっとDECO!「手帳デコ・コラージュアイデア」記事まとめ

個人的に、手帳デコやコラージュは気軽に楽しむものだと思っている。でも、やり方がわからなくなったり、SNSで見かける立派な作品に気後れしてしまうことも。

そこで、手帳デコやコラージュのアイデアや、マインドセットなどをまとめた。気軽に楽しむ手帳デコについて、自分のための手帳デコ「ちょこっとDECO」のススメでまとめています。

それそれの楽しみ方がある

文具は、集めて眺めてうっとりするもよし、じゃんじゃん道具のように使ってもよし。手帳をもくもくと一人でデコるのが落ち着く人もいるし、デコった手帳をSNSにアップして仲間を増やしたい人もいる。みんな違ってみんな良い楽しみ方を、ふんわり肯定するような文章をお届けしたいです。


この記事が、共感できるな・おもしろいなと思って頂けたら、「スキ♡」を押してくれるとうれしいです。(♡はnote会員以外でも押せます)SNSでのシェアも大歓迎してます!