コロナで4か月半欠場のホスキング、オリンピックITT金のファン・フルーテンらが活躍 【8月女子ロードinノルウェー】

ツアー・オブ・ノルウェーの魅力のひとつは、他のレースとはひと味違う北欧ならではの風景ではないでしょうか。

ここは本当に地球か🌏と錯覚するようなあの神秘的な雰囲気🏔はまさに、映画『LIFE!』の世界！！

自転車ロードレースの映像って世界の色々な景観が見られるので、旅好きな人は旅を思い出すし、音楽好きな人は音楽を、絵画好きな人は絵画を、小説好きな人は小説を、映画好きな人は映画を思い出すんじゃないかなあと思います💛

いろいろな方におすすめですね！（ちなみにLIFE!はアイスランドです🤫）

レディース・ツアー・オブ・ノルウェー LADIES TOUR OF NORWAY 8/12~15

4日間に渡り開催されるレディース・ツアー・オブ・ノルウェーは、比較的新しい女子レースではあるものの、総合系のスペシャリストがしのぎを削る注目のレースです。来年からは10日間に拡大される予定。

総合順位

🥇　アネミック・ファン・フルーテン　Movistar Team 　オランダ　38歳　　VAN VLEUTEN Annemiek

🥈　アシュリー・ムールマン　SD Worx　＋0:39　　南アフリカ　35歳　MOOLMAN Ashleigh

🥉　クリスティン・フォークナー　Team TIBCO　＋0:50　アメリカ　28歳　FAULKNER Kristen

4　マーレン・ロイサー　Alé BTC Ljubljana　＋0:54　スイス　29歳　　REUSSER Marlen　東京オリンピック個人タイムトライアルでファン・フルーテンに次いで2位、スイスチャンピオン

5　セシリー・ウトラップ・ルドビック　FDJ　＋0:58　デンマーク　26歳　LUDWIG Cecilie Uttrup

6　NEYLAN Rachel　Parkhotel Valkenburg　＋1:00　オーストラリア　39歳　

7　リエジャンヌ・マルクス　Team Jumbo　＋1:13　オランダ　26歳　MARKUS Riejanne

8　LABOUS Juliette　Team DSM　＋1:22　フランス　22歳

9　ルシンダ・ブランド　Trek-Segafredo Women　＋1:22　オランダ　32歳　BRAND Lucinda　シクロクロス世界チャンピオン・今年のジロローザ山岳賞

10　KASTELIJN Yara　Plantur-Pura　＋1:24　オランダ　24歳

新人賞

ニアム・フィッシャー・ブラック　SD Worx　ニュージーランド　21歳
激しい総合争いが繰り広げられた山岳フィニッシュの第3ステージでは、強豪ベテラン勢が揃うメイン集団の中で、残り6.7kmに最初のアタックを仕掛けるなど果敢なチャレンジをしていました。Niamh Fisher-Black

ポイント賞

アリソン・ジャクソン　Liv Racing　カナダ　32歳　Alison Jackson

山岳賞

Nina Buysman　Parkhotel Valkenburg　オランダ　23歳

各ステージ優勝

Stage1

クリスティン・フォークナー　Team TIBCO - SVB　アメリカ　28歳
残り100km地点で逃げた5人のうちの1人。ゴールを目前にプロトンが迫る中、自転車１台分の差を保ちワールドツアー初勝利を飾りました。「集団スプリントではあまり勝ち目がないと思ったので、最初から逃げ切りを狙っていた。勝つための唯一のチャンスを狙った」と話しました。Kristen Faulkner

Stage2

リエジャンヌ・マルクス　Team Jumbo-Visma Women　オランダ　26歳
チーム戦略で既存の逃げをつぶし残り40kmでアタックを決め、上り坂フィニッシュでプロトンの猛追を振り切り、ワールドツアー初勝利。フィニッシュラインを超えた瞬間、涙がこみ上げた様子でした。「ここ数年、勝利を待ち望んでいた」と話しました。Riejanne Markus

Stage3

アネミック・ファン・フルーテン　Movistar Team　オランダ　38歳
厳しい山頂フィニッシュに向け繰り広げられた総合争いを制したのは、大本命アネミック・ファン・フルーテン。アシュリー・ムールマンに35秒差をつけての勝利でした。ファン・フルーテンは、先日の東京オリンピックでタイムトライアル金、ロード銀という素晴らしい成績をおさめており、女子最強のベテランライダーです。Annemiek van Vleuten

2位以下はアシュリー・ムールマン（SD Worx）、マヴィ・ガルシア（アレBTCリュブリャナ）、マーレン・ロイサー（アレBTCリュブリャナ）、セシリー・ウトラップ・ルドビック（FDJ)などの有力勢が続きました

Stage4

　
クロエ・ホスキング　Trek-Segafredo Women　オーストラリア　30歳
シクロクロス世界チャンピオンのルシンダ・ブランドのリードアウトを受けスプリントを制しました。4月上旬にコロナに感染、5月復帰を望んでいましたが心筋炎と診断され4ヶ月半のレース欠場。練習も制限される期間を送り、やっと復帰できたのがこのツアー・オブ・ノルウェーでした。

「サプライズな勝利。精神的にも辛い日々を過ごしたが、『プレッシャーはないよ、クロエ、準備ができたら戻っておいで』というチームの暖かさに救われた」と涙ながらに語り、「大好きなツアー・オブ・ノルウェーの大好きなステージでやっと勝利できたことがとても嬉しい」といつもの元気さを取り戻して話しました。Chloe hosking

まとめ

総合優勝のファン・フルーテンはチームメイトへの感謝と信頼を口にし、2022年の女子版ツール・ド・フランスにも意欲を見せました。

レース開始時総合3位だったマヴィ・ガルシアは落車により総合19位まで順位を落としています。

UCIウィメンズワールドツアーランキングでは、今回のツアー・オブ・ノルウェーの結果と同じく、アネミック・ファン・フルーテンが1位をキープし、ニアム・フィッシャー・ブラックがU23の部で1位になっています。

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引用

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