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高齢化社会に思うこと

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日本の高齢化は、これまで生産者人口として経済を支えてきた人々が次々と高齢者人口へと移り変わり高齢化が進んでいる。今後も高齢者人口は増加すると考えられている。少子化の影響もあり、2… もっと読む
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高齢化のリアル

高齢化のリアル

少子高齢化社会が問題視されながらも、なぜか女子供の問題と後回しにされているうちに人口減少が大きな社会課題となってしまっている。

「未来の年表 人口減少日本でこれから起きること」 (講談社現代新書)のよると2020年には全人口に占める女性の2分の1が50歳以上に。2025年には3人に一人が65歳以上と、主に国立社会保障・人口問題研究所の〈日本の将来推計人口〉データをもとに予測されている。予言ではな

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国民年金納付延長?

国民年金納付延長?

政府は国民年金(基礎年金)の保険料納付期間を現行の20歳以上60歳未満の40年間から延長し、65歳までの45年間とする検討に入ったとの報道が…。

受給水準の維持が目的らしいが、本当に実現可能なのだろうかと思ってしまう。

現在、高齢確保措置が義務化され、65歳までは何らかの形での雇用が義務化されている。何らかの形というのは、定年廃止や定年延長だけでなく継続雇用制度も含まれる。
厚生労働省・令和3

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女性蔑視発言に思うこと

女性蔑視発言に思うこと

女性は会議で時間がかかるという発言がなぜ問題視されるのか?

女性蔑視的な人たちは一定数必ずいる。なぜなら、自分たちが今の地位名誉?を獲得するまでの過程で、今のように一人前以上に働く女性がいなかったから。つまり、彼らの周りには男性ばかりで形成され、女性は家庭で一歩下がってという認識、あるいは愛玩するものといった位置づけでしかないから。

そのような認識の人が集まりの会議は根回し報告会となっていると

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森さんの発言についての一考

森さんの発言についての一考

女性蔑視発言は完全にNGである。

この時代錯誤な発言と、政府や協会関係者等の対応について感じたことは、「時間が止まっていることに気づかない」という恐ろしさである。

確かに、ご自身が今まで築かれてきた道は一般人の私たちには計り知れない生き方をされてきたのだろうと思う。まさに時代を築いてきた人たちである。

実績は自信でもある。だから人の意見を聞かないという側面も必ずある。だからこそ、「自分の意見

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副業を少し斜めに考えてみる

副業を少し斜めに考えてみる

副業推進の動きは以前からあったが、コロナによりより鮮明に目に見える形となってきた。今後もこの動きは加速するだろう。

ところで、副業とは何をさすのだろうか?単純に2か所以上で働くことと考えている人が多い。厚生労働省も労働時間管理の問題や労災上の取り扱いについては指針を出しているが、今、社会が求めている副業の本質はどうも違う気がしている。

人口減少、AI、コロナ後の産業構造の変化を考えると、従来の

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コロナ わが町を考える

コロナ わが町を考える

コロナ禍の中、時流が一気に進んでいる。

働き方改革の一環としてなかなか進まなかったデジタル化が必要に迫られやらざるを得なくなった。
その中で、テレワークという働き方も注目された。テレワークというと社員を在宅で勤務させるということと思っている人が大半だろう。しかし、テレワークは必ずしも在宅勤務に限らない。自宅である必要はなく、ネット環境さえあれば自宅以外のどこからでも仕事をすることを可能にしている

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母親の言動から高齢者を観察してみて感じたこと

母親の言動から高齢者を観察してみて感じたこと

いまだガラケーを使用している母にスマホに変えろと提言。後2年もすれば使えなくなることがわかっているのに変えようとしない。

いわく、「使えなくなってから変える」らしい。しかし、ただでさえ新しいものを使うのに覚えるのがおっくうになっているのに、2年後はもっと覚えるのが困難になるのは目に見えている。それを指摘すると「あっ・・・」と気が付いたようだが「死んでるかもしれないから」とこの後におよんで抵抗する

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祖母(80歳)がスマホに変えた話

祖母(80歳)がスマホに変えた話

祖母がついにガラケーからスマホに変更するため、機種変更の手続き等をサポート。元からパソコンでFacebookとかやっているそこそこスキルある年寄りだったので、あえてシンプルスマホとかでは無く、iPhone SEの赤を選択。
その後祖母の家で無線LANの設定やラインのインストール、基本的な使い方をレクチャー。(私の長男 記)

■初日で覚えたこと
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