Mリーグ成績速報(非公式)
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選手入れ替え規定に関する改案
Mリーグの非情なドラマ、2年連続で下位に甘んじると誰かがユニフォームを脱がなくてはならない『入れ替え規定』。
ルール改定により、今季から入れ替えルールが若干緩和されたところ、しかしチームが増えなければ現状36枠しかない選手枠を射止めるのは至難の業であります。
単純確率上1/3×1/3=1/9の確率、11.1%の確率、入れ替え発生年度翌年は対象2チームが下位3チームになる確率を考えると2/9×1/3
理論上のレギュラーシーズン通過条件を解説
はじめに昨季セミファイナルシリーズDay 14 で雷電の一抜けを速報でお伝えしたところ、最終日に残っている4チームがいるので通過が確定しないのでは?というご質問もいただきました(なお、昨年のケースでは100%通過が確定しています)
そこで、理論上通過が確定する条件を導き出すためにどんな条件があるのか、こちらの記事で解説してみたいと思います。
1.麻雀というゲームにおけるスコアの性質まず前提条件と
Mリーグ2022-23シーズン雑感
史上最長の戦い・全234半荘の戦いは、ABEMASの初優勝と言うドラマチックな結末を迎えました。今シーズンを振り返る雑感と個人的な意見を色々と。
1 ビジュアル面を強化。放送演出が良くなり好印象
勝者チームのカラーにライトアップされる演出は、1つ評価ポイントに挙げられます。試合終了後の各選手の表情をカメラで抜いていく間が間延びしていた印象ですが、各ゲームの勝者を分かりやすくしてくれましたし、死
統計データの種類とまとめ方
Mリーグの各種試合データをまとめるうえで心がけているポイントがいくつかあります。
元々数字をまとめることは好きなタイプでしたが、特に仕事でこういったスキルを使うことも、ましてやずっと同じような活動をしているわけではありませんでした。
ですが、4年ほどMリーグのデータをまとめている中で、こういった見方でSNSで数字やデータを紹介すると、見やすい・分かりやすいということがある程度見えてきましたので、少
Mリーグ2021/22シーズン雑感
全216試合・2,634局の激闘を終えて、ファンからの視点で見た今季の振り返りを少々。
1.スタッツデータがさらに進化。点棒推移グラフの導入
なかなか面白い試みが今年も導入され、おおむね好評を得たのではないでしょうか。スタッツデータはいわば表の顔で、ゲームの展開を一発で可視化できる折れ線グラフを挟んだのは、データまとめをしている私から見ても非常にGoodだったのではないかと思います。
強いて言
Mリーグ2021ガイドブック製作裏話
昨年、いきなり出版大手・(株)KADOKAWAよりMリーグのガイドブックを出版するのでデータを提供頂けないかと言われてから早1年。
今年もガイドブックを出すのかなー…と思っていた矢先、Mリーグで最もフットワークが軽い神出鬼没・KADOKAWAサクラナイツの森井監督の某日のスペースを視聴していた時のこと。
「あ。速報さん、今年も出しますので、よろしくお願いします」
なんと、深夜12時も近い頃に公
Mリーグ2020レビュー④ KONAMI麻雀格闘倶楽部編
Mリーグ2020シーズンにおけるチームレビュー。当方で集計したデータを中心に総合的に判断し、各選手5段階評価による査定を行います。
シリーズ第4弾は年間総合5位・KONAMI麻雀格闘倶楽部の特集です。
【チーム総評】エース・佐々木寿人選手の魔界大行進。必殺のビッグゲームを炸裂させるものの2人目が現れずチーム力としての弱さが最終的に命取り。若返りに舵を切ったチームは吉と出るか凶と出るか。【チーム評
Mリーグ2020レビュー③ TEAM雷電/RAIDEN編
Mリーグ2020シーズンにおけるチームレビュー。当方で集計したデータを中心に総合的に判断し、各選手5段階評価による査定を行います。
シリーズ第3弾は年間総合6位・TEAM雷電/RAIDENの特集です。
【チーム総評】局面での一撃必殺は見られたが、長期戦の安定感は見えず2年連続で鬼門セミファイナルを突破できず無念の敗退。新生・雷電で手繰り寄せるは悲願の初ファイナル、あの舞台へユニバースを連れていく
Mリーグ2020レビュー② U-NEXT Pirates編
Mリーグ2020シーズンにおけるチームレビュー。当方で集計したデータを中心に総合的に判断し、各選手5段階評価による査定を行います。
シリーズ第2弾は年間総合7位・U-NEXT Piratesの特集です。
【チーム総評】手数を多くする戦法は継続。初志貫徹の戦略で戦うも相対的な火力不足でトップを取りこぼし、ディフェンディングチャンピオンがまさかの第1カットラインで沈没【チーム評価】攻撃:E 守備:A
Mリーグ2020レビュー① セガサミーフェニックス編
昨年に引き続き、Mリーグ2020シーズンにおけるチームレビュー。当方で集計したデータを中心に総合的に判断し、各選手5段階評価による査定を行います。
シリーズ第1弾は年間総合8位・セガサミーフェニックスの特集です。
【チーム総評】雪辱を誓った2020シーズンはよもやのレギュラーシーズン敗退。トップは獲ったがラスも多く、攻撃指標壊滅で素点を失い最終節に力尽きる。【チーム評価】攻撃:E 守備:C 加点
Mリーグオフィシャルガイドブックの協力のお話
2020年9月某日、新シーズン開幕を心待ちにしつつ2019シーズンのデータのチェック修正に没頭していた頃、仕事の昼休み中にDMの通知に気づく。
差出人はなんとKADOKAWAサクラナイツオフィシャルのアカウントである。
実はこの頃、別件でU-NEXT Pirates オフィシャルより「おしえてパイレーツ」のシーズン開幕直前恒例のデータ振り返り企画の依頼を受けており、はてサクラナイツさんも何かや
今季のMリーグ振り返りとか色々
今季のMリーグを終えて、色々と雑感。
1.スポーティな方向へ正統進化。ゲームスタッツの導入
今季のMリーグにおいて、Mリーグ成績速報(非公式)的なトップトピックとして挙げるならば、ゲームスタッツのまとめを放送中に入れたこと、これが一番大きいと感じます。
このゲームスタッツは、2019シーズン開幕から試合速報のツイートとして開始して、1シーズン遅れで公式が逆輸入をしたものでした。
スコア以外に3項
Mリーグ2020優勝条件考察(Day4終了時点)
佳境となった今季のMリーグ、残り4試合で上位2チームが抜け出す展開となり、ほぼ一騎打ちの様相を呈してきた模様となってまいりました。
残り4試合の条件について過去のデータを踏まえながら考察して参ります。
暫定総合1位 渋谷ABEMAS +226.3pts
暫定総合2位 KADOKAWAサクラナイツ +225.7pts注目の優勝戦線の主役はこの2チーム。残り4試合の状況でその差は僅か0.6pts、素
シーズンデータの比較から考える今季の傾向
今季のレギュラーシーズン180試合を終え、ブレイク期間となった3月。
データの修正をしつつ、昨季との麻雀のデータに差異があったかどうか、Mリーグ成績速報(非公式)的な考察と感想を。
【2020シーズン打ち筋データ(速報値)】
【2019シーズン打ち筋データ】
シーズンデータ比較ズバリ、この記事のテーマの本質のキーワードは
【今季は親番で笑った者と泣いた者がくっきり分かれた】ということです。
Mリーグ2020セミファイナル通過条件考察(第88節終了時点)
各チーム残り1節・2試合、条件戦のクライマックスでいよいよ2チームの敗者が決定します。非情なカットライン、その犠牲者となるのは果たして・・・
第88節終了時点チームポイント順位表
ABEMAS・サクラナイツの首位通過の傍ら熾烈なのはカットライン戦線。
事実上5位以下4チームで残る2枠を争う戦いとなっております。
残る2節カードは
第89節【ドリブンズ×風林火山×格闘倶楽部×雷電】
第90節【
Mリーグ2020レギュラーシーズン通過ライン検討
1月19日の試合を終え、全チームが60試合消化となったレギュラーシーズン。この終盤戦に差し掛かるころから気になり始めるのが通過ライン予想。どの程度の条件が整えば通過当確と言えそうなのか、過去のデータを使って予想をしてみたいと思います。
1.評価指標の検討麻雀という競技の性質上、1試合で4チームがポイントの変動がある複雑さがあるので、試合結果をよりシンプルにしたいと思います。
Mリーグの配給