Yayoi

映画と読書が好きな書き言葉が安定しない大人。 春のおひるねが幸せ。 最近の趣味は観葉植…

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映画と読書が好きな書き言葉が安定しない大人。 春のおひるねが幸せ。 最近の趣味は観葉植物。

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【book】きらきらひかる

久しぶりにnoteを開いてみたら、『#人生を変えた一冊』という言葉が見えた。私の人生を変えた一冊は迷うことなく『きらきらひかる』だろう。 江國香織さんの小説で、私の愛読書。 年に1回はなぜか手に取って読み返してしまう。 多分私を引き寄せる魔力があるのだろう。 私の人生を変えた一冊を発信したってきっと読む人はいないかなと思うけれど、改めて私が『きらきらひかる』を好きな理由を振り返りたいので残してみようかと思い立った。 アルコールに依存気味の笑子。笑子の夫で医者の睦月。睦月の

    • 【book】赤い月の香り

      千早さんのお話はいつも静か。 その中でも特に静かなのがこの香りシリーズだと思う。 香りシリーズと言っているのは私だけかもしれないけれど。 「透明な夜の香り」 深い深い紺色の夜や、昼が過ぎて薄暗くなった部屋。 立ちこめる花の香りを文章から感じられる作品だった。 私のバイブルが増えたのはこの本の1章を読んだときだった。 本当に心からそう思っていたので、続編があると知ったときは本当に嬉しかった。 「赤い月の香り」でも静かで冷たい空気が立ち込めていたけれど、そこに若い男の子が入る

      • ポトスを育てたい今日この頃

        昨日、YouTubeでいくつか植物の動画を見ていたら、JPS(ジャパン・ポトス・サミット)なるものがあると知った。 最近ポトスが気になる私にはうってつけのそのサミットとやら。 サイト内は上から下まで可愛いたくさんの種類のポトスが並んでいる。 お値段もそんなに気にならない。 確かに大きな園芸屋さんやホームセンターで見るものよりは値が張るけれど、それにしても上から下まで本当に美しい緑でいっぱいなのです。 ただ、週末に久しぶりに直接会う方から別の植物の里親になる話をしていたとこ

        • 【book】暮らすように旅をする

          この本は文学フリマ(京都)へ友人に連れて行ってもらった時にお迎えした。 私にとってフィンランドとフランスは憧れとちょっとした縁があると思っている土地だったので、「暮らすように旅をする 赴くままに過ごす 子育ても同じ フィルムカメラで撮影したフィンランドの風景」と書かれたその本が光って見えたのです。 kumikoさんとおっしゃるお子さんを2人育てていらっしゃる方。 まだケータイを海外に持ち歩くのは怖いと感じたと書かれていたのでおそらく母と私の間くらいの年代の方。Googleマ

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        【book】きらきらひかる

          【book】成瀬は天下を取りに行く

          平和堂をふらっとしていた時に以前テレビで友近さんが話題にしていた『成瀬は天下を取りに行く』が平積みされていたので、夫と一緒に購入。 本屋さん大賞にノミネートされたらしい。 (なんとこれを下書きで温めていた間に本当に本屋さん大賞を獲っていた!おめでとうございます!) ●あらすじ 滋賀県の膳所に住む中学2年生の成瀬あかりはいつも突拍子もないことを言う。この夏は西武に捧げると言い出した。 ●感想 私が青春を過ごした場所が細かに描かれていた。 ローカルもローカルで、地元といえば地

          【book】成瀬は天下を取りに行く

          初めての海外旅行〜台湾〜

          2024年3月 初めての海外旅行。さらに人生4回目の飛行機。 修学旅行と家族との旅行でしか使ったことのない飛行機。最初は不安しかなかった。 無事友人と合流し、台湾にも到着。 1泊2日で朝から晩まで食べ歩きの旅。 桃園空港のターミナルで両替機械で円を台湾(中国)ドルに交換して出発。 両替窓口の真後ろに機械があったので、手数料がかからずラッキー。 ・台湾ドーナツ ・担仔麺 ・アスパラガスと蓮の実のXO醬炒め ・小籠包 ・胡椒餅 ・冬瓜紅茶 ・台湾風豆乳スープ ・卵とクレープの

          初めての海外旅行〜台湾〜

          【book】九十歳何がめでたい

          これは祖母から従兄弟を回って私の元に来た本で、次は母に回って行く。 祖母が入院先に持って行った本。読みやすいけれど私にはまだまだ理解できないことばかりだ。 佐藤愛子さんはタイトルから思うに90歳だっただろうと思う。世界に生まれ落ちて私の60歳ほど先輩の方だ。もう母の元に本があるので、いつ発行されたのかわからないのだけれど、当時新聞で読んだ高嶋ちさ子さんのエピソードが載っていて懐かしくなった。 高嶋ちさ子さんがルールを守らなかった息子さんへしつけのためにゲーム機を破壊したと

          【book】九十歳何がめでたい

          【movie】かがみの孤城※ネタバレあり※

          金曜ロードショーで放送されていたので『かがみの孤城』を観た。 従姉妹も友人もそれぞれ原作や漫画を読んでおすすめしてくれていた。同じように読もうかと思っていたけれどなかなかタイミングが合わず読むことが叶わなかった。 ●あらすじ● 映画の公式サイトはこちら↓ 『かがみの孤城』 ●私なりのあらすじ● 学校に通うことができないこころはある日自室の鏡が光り輝いていることに気づく。不審に思いながら鏡に触れるとその先はお城につながっていた。お城にはオオカミさまと同世代の少年少女ががいた

          【movie】かがみの孤城※ネタバレあり※

          【book】ハリー・ポッター シリーズ

          ここ2年くらいかけてずっとハリー・ポッターシリーズを読み続けていた。 数年前は疲れ切っていたのか仕事以外で長い文章を読むことができていなかった時期もあった。 ただ未だ猛威を振るう感染症の影響もあり、いわゆる「おうち時間」が増えたので、ここで腰を据えて長編作を読みたい!という気持ちが蘇ってきていた。 そこで思いついたのがハリー・ポッター。 映画版は全て見たのだけど、小説自体は小学生の時に『謎のプリンス』の途中まで読んでそこで記憶が止まって。おそらく挫折したのではないか? ファ

          【book】ハリー・ポッター シリーズ

          連理の枝 比翼の鳥

          先日、彼とお散歩をしていたところ、三井財閥の昔の別邸に出会いました。 とてもお天気が良い日でした。 ふらりとその別邸にお邪魔してみました。 江戸時代から昭和までの時代に増築されていった不思議な作りで、いろんな木材が使われたお屋敷でした。 外観を見ると和のお屋敷でありながら塔のようなものがあり、物語に出てきそうな出立ちです。 お庭がとても広く、素敵な池がありました。 お庭からお屋敷の敷地を出ていくルートになっており、その帰りがけに立派な楢の木があったのです。 2本の楢の木が

          連理の枝 比翼の鳥

          【movie】「ダンジョンズ&ドラゴンズ」

          2023/03/31公開 「ダンジョンズ&ドラゴンズ」を観てきました。 実はBMSGファンなのですが、MAZZELがプレデビュー&プレデビュー曲が映画の主題歌になるということです!驚きました。 しかもその映画が、前から気になっていた「ダンジョンズ&ドラゴンズ」です。 吹替には好きなYouTuberのKevin‘s English Roomのお三方! ダンジョンとか魔法とか特殊な武器とか悪の組織とかそういったファンタジーものってとっても夢があって好きなんですよね。 だから時

          【movie】「ダンジョンズ&ドラゴンズ」

          仕事に行く時

          ※見出しの写真は話とは全然関係ないです。 先日、仕事用のカバンがもうクタクタになってしまいました。 母が使わなくなったというので譲り受けたグレージュが可愛いカバンだったのです。 母曰く「安かった」みたいで、譲り受けた時から中の方の布が毛玉になっていました。 しかし、雨にぬれても大丈夫な合皮素材で、金具の装飾もあり結構気に入って使っていたのです。 そして先日、ふとハンドル部分がグラグラするなと思ってみてみると、なんとちぎれそうになっているではありませんか。 ちぎれると

          仕事に行く時

          会話がむずかしいと思う、このごろ

          最近でも、私は在宅勤務があります。 在宅勤務の日は電話がかかってこない限り、日中人との会話がほぼありません。 だからなのか このごろ、人と会話することがとてもむずかしいと感じるのです。 つい自分の話をしすぎてしまったと思うことが増えています。 会話が途切れる瞬間、家に帰ってから、数日経って会話を振り返った時。 そういう時にふと落ち込むのです。 10代の頃はそんなことなかったように思うなと、思い返していました。 しかし、思い返しても私は会話が苦手だったように思います。 自分

          会話がむずかしいと思う、このごろ

          ある一日

          ある一日。 といっても今日ことです。 珍しくすっきりと目覚めた今日は、いつもと違う車両に乗ってみよう!といいことがあるかも。と、これから乗る電車に思いを馳せました。 行きは一番後ろの車両 帰りは一番前の車両 それぞれ車両の真ん中のドア。 それが私が前に決めたルールでした。 (あまりにもめまいが酷く、電車に乗る位置を考えてみようとお医者さんに言われたので、このルールができました。) さて、準備ができた私は意気揚々と最寄駅に向かい、さらにホームの一番前の車両の方に進みます。

          ある一日

          私の夏休み

          私のは早めの夏休みがやってきた。 お盆を避けて、人が多くないときに近場に少しだけ遠出しよう。 今年はそう決めていた。 もうしばらく旅行らしい旅行に行っていない。 会社か家で仕事をして、終わったら家で過ごして、ほとんどを室内で過ごしていたから、久しぶりの遠出はそれはそれは体力を使った。 だけど良いこともあって、すっきり晴れた海を見られたり。あったかい温泉に入れたり。今まで食べてこなかった海鮮を食べてみたり。 大人になってなかなか新しいことに挑戦できない。それが私。 だけど、

          私の夏休み

          何か書きたい!とき

          何か書きたいのに書くネタがないなあと思う時が多い私です。 おそらくネタに困っているということがメインでしょう。 そういう時は今日したことを書き出して見ると、「そういえばこういうことを考えたな。」と思ったり「今日は意外といい1日だったかも?」と感じます。 さて話は変わって最近のことです。 文具女子博でお迎えしたインクポットを使うことを躊躇していたのですが、「インクポットはインクが入っているからこそ良い。」「フォルムが美しく見えるのはず!」と思って思い切ってインクを入れてみまし

          何か書きたい!とき