真実は太陽のみぞ知る
皆さんこんにちは。
今日は眼の進化についてお話させていただきます。
実は眼は生物の進化において重大な役割を果たしているのです。
なぜか
結論から言うと、光は最も普遍的な刺激だからです。
生命の源である太陽から発した光は地球に降り注ぎ、そして照らします。
ですから、この刺激を感知できるだけで生命の生存確率は大きく変わります。
想像してみてください。
皆さんも感覚でどこを一番失いたくないかと聞かれると視覚ではないでしょうか。
その感覚は間違っていません。
眼がまだ存在していなかった太古の昔に、ある突然変異によってほんの少しでも光を感知することができる生物が現れたら他の感覚をもった生物よりも圧倒的に有利だったはずです。
実際この初期段階では、光を感知するだけだったので、僕たちの呼ぶ眼とは違います。
僕たち人間のような眼は光をとらえるだけでなく、その光の波長や強弱などを区別し、それを脳で映像化させてこの記事を見ることができるのです。
細かい説明はしませんが、上図のように眼は網膜や虹彩、水晶体等非常に多くの細胞でできている複雑なものなのです。
逆説的に、ここまで複雑である(自然に生まれにくい)にも関わらず進化は眼を作り出したことから眼の重要性が伺えます。
自動車は自然にできないでしょ?
この画像を見る限り、眼ほど重要な役割をもつものはとんでもなく複雑であるにも関わらず、初期の眼が一度現れてしまえば364000世代(約50万年)、進化の歴史から見るとほんの一瞬で自然は創造できるようです。
いやー、すごいです。
さらに面白い事に、光が当たらない場所(深海や洞窟等)で暮らしている生物たちは目がないことが多いだけでなく、進化の速度が遅いのです。(古代からあまり姿形が変わらない)
これは光という刺激が進化にとって欠かせないものである証明になります。
その光の窓口である眼の誕生によって、敵の発見も餌の発見も格段に効率的になったはずです。
その結果、進化は眼の進化と共に競争を加速度的に激化させていき、この記事を見ることができるようにまでなったのです。
実際自然界には保護色や擬態等、眼の対策がめちゃくちゃたくさんあります。
*枯れ木にしか見えないカマキリ。
*獲物を見逃さないよう発達した鷲の大きな眼
そして僕たち人間社会も例外ではありません。
ファッションはもちろん、メイクやコスプレ写真や動画、迷彩服やステルス機まで、あらゆる分野で光の影響をうけています。
もし僕たちの色覚が全然違うものであれば、全く違う社会になっていたかもしれません。
もしかすると、最近アツい宇宙ビジネスは、太陽の眼からいつか逃れるために僕たちにかかっている進化圧の結果なのかもしれないですね。
〜今日のオススメ〜
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