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「何のためにやるの?」#ツイッターは仕事 と胸を張って運用していくためにまずやるべきこと。

「あなたは何のために企業公式Twitterをやっていますか?」

皆さんどうお答えになりますか?

○売上を伸ばすため?
○会社を知ってもらうため?
○新たなファン層を開拓するため?

企業によって、担当部署によって、取扱い商材によって、様々な目的がある。
かくいう僕は「今なら」こう言う。

「コアユーザーに近い年齢層には、ブランドを購入してもらうきっかけや話題を提供してブランドに対する興味や親近感を抱いてもらう。弱点の年齢層にはまず商品の存在を認知してもらう。その上で商品とブランドの特性や価値を念頭に置きながらも、お客様により興味を持たせるアクションを適宜起こし、購買意欲を高めさせ、最終的には売上アップに繋げるためです。」

我ながら実に講釈垂れた理屈…笑
ちなみに始めた当初はこうだ。

「お金もかからずに上手くいけば有名になる。自分のキャリアにもプラスになるかもですかね?」

なかなかの劇的ビフォーアフター…笑
でも今は比較がしたいわけじゃない。
何が言いたいかというと、

目的がきっちり定まってもないのに、
公式Twitterをやっても意味がない。

前回の冒頭、僕が担当していたアカウントの数値推移をお伝えしたが、あれは実は経過を含めるとこうなる。

770人 ⇒ 1,910人 ⇒ 6,206人 ⇒ 55,700人
2,052PV ⇒ 409,777PV ⇒ 2,078,381PV ⇒ 11,295,335PV
251回 ⇒ 12,834回 ⇒ 71,997回 ⇒ 112,713回

時系列でいうと、
18年6月→18年11月→18年12月→19年12月
という推移だ。

ご存知の方もいると思うが、僕は18年12月にアカウントの運命が変わる大きな出会いがあり、そこから急激に上昇カーブを描いていった。

しかし…

逆にそこまでの6ヶ月は?というと、試行錯誤していた。
とある取材を受けたときは「我慢の時だった」と言ったが、正直なとこ実績を残せたからこそ言える「結果オーライ」ってやつだ。

僕の場合は、たまたま見つけた宝くじが大当たりでそれの恩恵に預ったともいえる。
運も実力のうちかもしれないけど、じゃあ他の人に上手く運用するにはその宝くじを見つかるまで頑張ってください☆とはいえない。
自分でいうのも何だが、僕が掘り当てた宝くじはまずあり得ないレベルのシロモノだ…笑

じゃあどうするか?

まずゴール(数値目標)を決めちゃおうぜ‼️

僕のケースはTwitter初心者で尚かつほぼ独学でやったので仕方ないのかもしれない。
(というか多分早い方だと思う)
がしかし、そんな担当者の方が多い。

そもそも公式SNS担当者になる経緯が、

○他の業務との兼ね合いで相性良さそう
○若い子にとりあえずやらせてみよう
○金はかからんし流行りだからとりあえず作っておこう

というケースの方が未だ多く、

○企業公式SNSの歴史がまだまだ浅い
○ノウハウも構築されておらず、その上(具体的な数値実績を持って)共有仕切れていない
○会社側の評価制度も確立していない
○サービス提供側もまず金ありきのSNSの特性と矛盾したものしか提案できていない

という側面も併せ持って、SNSマーケティングはまだまだ無法地帯であることが僕の1年半関わってきた中での正直な感想だ。

だからこそ。

しっかりと数値目標を立てた上で目に見える実績を残せば、かなりのインパクトを残せる。
社内では誰しもが成し遂げなかったオリジナリティ溢れるものだし対外的な宣伝にもなる。
そして何より最高にカッコいいし最強にクールだ‼️笑

ということで、まずは目標を…と1つ大事なことを言い忘れてました。

フォロワー数は数値目標にしない❗

無論、フォロワーは多いに越したことはない。
僕も770の頃より、55000の方が遥かに発信力は高かったので身を持って実感しているが、

フォロワー数 = そのアカウントの持つメガホンの質

なのであって、

メガホンを使って、「会社に有益になり得る」情報を「効果的に」ユーザーに提供する。

が大事なのであって、

フォロワー数を増やすことは
ただの手段に過ぎない。

「様々なメガホン」を使って、四方八方にユーザーに有益な情報を流し続けることで影響を与える何か

を数値目標にすべきだ。
なぜならそれはほぼ間違いなく自社の利益に繋がるから。
(余談だが、この「様々なメガホン」については追って話したいと思う。)

何事も「まず隗より始めよ」だ。

ということで今回は様子見も兼ねて、心構えを書いてみました。
改めて振り返ってみると、SNS運用もまずゴール設定が大事です。
カッコよくいうと、「KPI(重要業績評価指標)」です。
その目標設定をしっかりと行うことで、自社のことを事前に把握出来た上でどういう発信にしていくかもある程度定められます。
もちろんやっていく上で臨機応変に変化をすることも大事ですが、やたらめったらにやっても僕の最初の半年みたくなってしまいます笑
これからやる方も既にやってる方も、一度ノートに書き起こしながらプランニングしてみてください。

次回からは実践編をぼちぼち書いてみようと思います。

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