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展覧会・映画・読書の感想文

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展覧会、映画、読書などなどの感想文です。
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2021年4月の記事一覧

今回も怒涛の千本ノック!【GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?
GENKYO YOKOO TADANORI】

今回も怒涛の千本ノック!【GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は? GENKYO YOKOO TADANORI】

あっという間に最終日を迎えた【GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?
GENKYO YOKOO TADANORI】を愛知県美術館にて。

そこからさらに月日が流れてしまいましたが、、、一応備忘録として、また、巡回して7月からは東京都現代美術館やその後にも大分県立美術館で開催されるようなので、皆さまも1000本ノックで意識朦朧体験を是非。

さてさて、僕は「絵画を観て写真に還元できる

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【映画】ダンサー・イン・ザ・ダーク【感想】

【映画】ダンサー・イン・ザ・ダーク【感想】

鬱映画、後味の悪い映画としてよく挙げられる『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(原題:Dancer in the Dark)ですが、僕の印象としては全然そんなことはありません。

逆張りではなくて、好きな映画作品のベスト5には確実に入る作品です。放心状態になる作品の余韻に☆☆☆☆☆。

まぁしかし大半の人は「後味悪い!」って言っているし、全体的にトーンは暗めだし、手ブレブレブレな映像表現に弱い人はちょっ

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【映画】CUBE【感想】

【映画】CUBE【感想】

いつの間にか、すっかりとテレビドラマ系の監督になってしまったようですが、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督の初期の作品「CUBE」。長編初監督作品だったかな?

この作品は予算の少なさからのワンシチュエーション、チープな正方形の小部屋のセットを使い回しながら、「お前誰だよ」というような思い入れも何もない無名無印な俳優が淡々と目の前の作業を命がけでこなして行く作品です。

という訳で割と人がバンバン死んでい

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