時人

note初心者です。

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最近の記事

師匠のドキュメンタリーを読んで感じたこと。

詳細は伏せるが、とある昭和の時代を生きた人物の自伝を読む機会があった。 その人は私の祖母の師匠筋にあたる人で、文化人らしく、家事手伝いのいる裕福な家に生まれ育ち、軍隊入りを経験し……と、私の世代からは想像できないノスタルジックな昭和の人生を歩んだ人だ。 本には、その人を文化の道に引き入れた両親の存在や、様々な縁に恵まれて大成していく半生が、淡々とした筆致で書かれていた。だがそれがかえって、ドラマチックに感じられた。 特に、私のような世代の人間にとっては、ひとつひとつの描写

    • 時間があるのに「ない」と感じる時は、脳みそへの刺激が足りないのかも。

      こんにちは。時人です。 最近、時間が足りないと思うことが多いです。 一週間があっという間に過ぎてしまう。 やりたいことが沢山あるのに、仕事の疲れをとるだけで精一杯。 なんとなく、今の自分のまま、歳だけを重ねてしまうような気がして、不安になります。 昨日、ふと思い立って久々に服を買いに行きました。 ステイホームになってから、正直服装をあまり意識しなくなっていたのですが、春もののストックが尽きかけて、仕方なく出かけた感じです。 そのとき鏡に映った自分を見て、これまで想像以上

      • 確認しなくて良いことは確認しない。

        ちょっと気が付いたのでメモします。 仕事を進めるうえで、いままで自分が詰まっていたポイントの一つに「終盤になって振られた仕事の背景が分からない」がありました。 「もう中身はほぼ出来てるから、完成したら●●の冊子を発注して!」と言われたとき。場合によっては私はすごくテンパります。 その「●●」自体が初耳だった。中身のデータを知らない、見ていない。何ページになりそうか分からない。今誰が担当しているのか。完成するのはいつになりそうか。そもそも、なんのための冊子なのか。いつまで

        • 新しいことをしてみた①羊毛フェルト

          こんにちは、時人です。 大きな仕事がひと段落して、久しぶりに休みらしい休みを味わっています。 先日は、立ち寄った百均でふと羊毛フェルトぬいぐるみを作ってみたくなり、1セット買ってみました。 羊毛フェルト(ニードルフェルト)の手芸はインターネットで失敗画像がたくさん出回っています。それ故か、「失敗するとリカバーできない」「難易度が高い」というイメージが付いて回ります(私だけかも?)。 ところが、作ってみると意外と上手く形になってくれました。 今回は、はじめて羊毛フェルトぬ

        師匠のドキュメンタリーを読んで感じたこと。

        • 時間があるのに「ない」と感じる時は、脳みそへの刺激が足りないのかも。

        • 確認しなくて良いことは確認しない。

        • 新しいことをしてみた①羊毛フェルト

          やりたいことが多すぎて動けない時。

          こんにちは。時人です。 今日はイレギュラーの短い日記を残してみます。 最近大きな仕事がひと段落して、ようやく落ち着きました。ところが、その影響でか、次にやろうと思っていたことが全部億劫になってしまって、全然手がつけられません。 今やりたいと思っていることを箇条書きにすると、こんな感じになります。 ・仕事に関する積んでいた本を読む(残り9冊) ・↑とは別の、趣味の本を読む ・積んでいたゲームをプレイする ・カラーイラストを本腰入れて勉強する ・仕事に関連した資格

          やりたいことが多すぎて動けない時。

          最短の手数で進める。

          こんにちは。時人です。 私は最近、いままでの仕事や創作へのやり方を変えようと思っています。 いままでの自分はいわゆる凝り性で、気になったらとことん拘るタイプでした。 たとえば漫画制作では、出戻り修正も何のその、コマを足したりキャラクターの顔や台詞を何度も直したり、とにかくデータがめちゃくちゃになるくらい何度も修正を重ねていました。 そして、そのために他の生活が疎かになりがちでした。部屋の片付けとか、スキンケアとか、就寝時間とか、です。 でも、それって結局効率悪いな、と思い

          最短の手数で進める。

          本当に必要なことは目に映らない。

          こんにちは。一週間ぶりの更新になります、時人です。 noteを描き始めて早くも二ヶ月。後半はペースを落としつつも、飽き性な自分にとっては一つの峠を超えて習慣が根付いた感があります。 久々に振り返ってみると、自分が書いている内容は大きく三つの時期に分かれると思いました。 はじめは、現状への焦り。今まで目を背けてきた現実と向き合い、「どうしてこうなってしまったか」など過去への分析を必死にすることで、理想との差を受け入れようとしていました。 続いて、内省ばかりでは未来は変えら

          本当に必要なことは目に映らない。

          内省グセにストップを。

          こんにちは。時人です。 最近リアルが多忙なのと、ちょっとnoteの時間を落とした方が良いかな?と思ったので更新頻度を下げています。 というのも、自分はこういう場所で日記をしたためようとするとすぐ「反省」や「今後の自分の課題、目標」の話を書きがちです。 何だかそれって「現状のままではダメ」という認識を繰り返し擦り込んでいるようで、あんまり何回もやると気が滅入ってきそうだな…と思ったりしています。 最初の方の記事で「深刻になる、ネガティブになる、自身がないのがデフォルト」みた

          内省グセにストップを。

          気になったことに手を出さない練習。

          最近、「気になってもすぐに手をださない」ことが自分はとても苦手だな、と思う。 私はとにかくせっかちで、色んなことをその場でにやろうとしがちだ。 例えば、ある書類を作成している最中に、同僚から連絡が入って別のファイルを渡してほしいと言われるとする。私はすぐに探し始め、その途中でファイルの中の一部の画像が古いままになっていることに気づく。差し替えるための写真はHDDに入っている。それを持ってきて、繋げて、新しい写真を探しはじめて……すると今度は、トリミング加工が必要な別の写真

          気になったことに手を出さない練習。

          「部活」の効能。

          こんにちは。久しぶりにnoteを書きます。 最近は公私ともに忙しく、なかなかnoteと向き合う時間を取れずにいました。 さて、「部活」の効能です。 最近仕事をしている時、この感覚は何かに似ている…と思うことがありました。 朝起きて、同じ時間に活動を始める。上意下達の意思疎通。チームの仲間への思いやり。てきぱきと集中して作業を行うこと。 何となくですが、あぁこれは「部活」だな、と思いました。 私は学生時代、いわゆる「部活動」を避けてきた側の人間です。 個人プレーの勉強や

          「部活」の効能。

          想像力があるのに「想像力がない」と言われる問題について考えてみた。

          私は一般的にみて、「想像力豊か」だと言われる人間だと思う。 一つの事柄を見聞きすると、沢山のものを連想するし、頭の中に樹形図みたいにばーっと広がっていく。 A4見開きのマインドマップをひたすら埋めろ、と言われたら、私にとっては容易い。何文字でもいいから、これに対する感想を書け、というのも同様だ。 でも、その代わり、読書の途中でふと目に入った単語から勝手な想像が広がってしまい、手が止まることもよくある。なにかしたいと思っていても、目についたものによって中断されることはとても多

          想像力があるのに「想像力がない」と言われる問題について考えてみた。

          社会人になってから初めてアカデミックな会に参加してみた。

          以前、noteの記事で「行動に移る」と決めて、幾つかのイベントに申し込んだ。今回はそのうちの一つ、読書会についての報告をしようと思う。 それはとある学会の集まりだった。私は学生時代、少しその分野に触れたものの、あまり深めないまま卒業した。 今回、何でもいいから行動してみよう!と思い立った時、たまたま目に付いて、部外者の参加もOKだったので応募したのだ。 具体的な内容はぼかすが(申し訳ない)、興味を持った分野について、課題図書を読んだり、最先端の研究者たちの発表を聞けるの

          社会人になってから初めてアカデミックな会に参加してみた。

          応用は出来るのに基本問題でミスをする人のための話。

          昔から、応用問題で点が取れて、基本問題でミスをする子どもだった。 塾の先生に「なんで~?」と言われるたびに、ちょっと嬉しくなったことを覚えている。 「なんで能力があるのにこんな勿体ないミスをするの?」と言われている気がして、普通に誉められるよりも嬉しかったのだ。 「優秀なのにケアレスミスをしてしまう自分」というキャラ付けを気に入っていたのだと思う。 社会人になっても、私の傾向は変わらない。 簡単なほうれん草でミスをするのに、難しい資料は頑張っていいカンジにまとめる。普

          応用は出来るのに基本問題でミスをする人のための話。

          他人のために生きてみる。

          不幸な人はいつも自分のことを考えている、という言葉を見てはっとした。 私はいつも自分のことばかり考えていた。 こうなりたい、今日はこれをしよう、こんな能力を身につけよう。目標を持って日々を取り組もうとするあまり、家族との時間を煩わしいと思ってしまうこともよくあった。 そこで、一回、いつも頭の中であれこれ考えるのをやめて、周囲の人のために何かできるか? だけを考えてみることにした。 すると、驚くほど沢山のことに気が付いた。 買い物から帰った時に靴を脱ぐ位置。いつも何も

          他人のために生きてみる。

          過去を振り返りすぎない

          こんばんは。時人です。 2日ほどnoteを休んでました。 仕事がちょっと重くなったので、noteの更新は毎日ではなく、2,3日に一記事を目安にしようと思います。 無理をせずゆるゆると続けていくので、良かったらお付き合いください。 ******* 過去を必要以上に振り返るのはよくない、という言葉を見つけた。 思い当たる節があったのでドキッとした。 反芻思考と言って、論文も書かれており、よくないことが証明されているらしい。 今まで私は、過去を振り返っては、こういうと

          過去を振り返りすぎない

          3週間経ちました。

          noteをはじめて3週間が経った。 ざっと今までの自分の記事を読み返してみて、ずいぶん遠いところにきたように思う。 ********* 最初の私は自分の好きなことも得意なことも分からなかった。自信がなくてすごく苦しくて辛くて、でもその正体が掴めていなかった。 初期のnoteを振り返ると、自分がどんな環境で育ったか、どんなバイアスがかかっていたか……と分析する記事が目立った。それを書くことはきっと、今の自分の「こんなはずではなかった」という状況を冷静に受け止めるために必要

          3週間経ちました。