制作回想
漫画原作「私カエル」の全体ビューとスキの数を見て、多くの方が読んでくださって、本当にありがとうございます。
今回の「私カエル」を書いた経緯と制作の思い出について、書いていきます。
私、漫画原作の脚本(アメブロ時代も含む)は、主に「バトル」と「アクション」を主体に書いていました。
しかし、「バトル」と「アクション」の一辺倒で良いのかと感じ、ここで一度立ち止まり、気を引き締める意味で、「ドラマ(=淡々とドラマが展開する物語)」を書いてみようと思い、「私カエル」の制作に踏みきりました。
今回「私カエル」は、「帰郷」をテーマにしている作品ゆえに、自分の地元(宮城県)をロケとリサーチを行い、自分でも地元の思い出を辿りながら、制作しました。そう言う意味では、自分の思い出の物語とも言える作品でもあります。
因みに、劇中に登場した白石蔵王駅の描写に関しては、現在の状況下ではリサーチしにくいゆえ、結構大変でした(近くにあるホワイトキューブを登場させたかった)。
今回は、場面数も多くして、構成も考えながら、執筆しました。
登場人物も、極力少なくして、主人公(北浜美咲)とのドラマ(=やり取り)を主軸に展開させて1対1の物語にしました。バトルやアクションがない分ドラマや会話で、どう盛り上げていくかで、苦労した部分でもあります。
漫画原作「私カエル」は、制作しながら、本当に勉強になった作品でありました。
そして、また、新しい漫画原作の脚本の新作に向けて、頑張っていきたいと思います。