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想い徒然(言の葉 彩々)/創作 時々リアル

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このひとひらにありったけの想いをこめて、 拙い言葉を綴りました。 小説であったりドラマであったり 時々リアルな、 その時感じたままを.。.:*♡とりどりに。 ★17歳から書き溜め…
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2020年1月の記事一覧

人生代行なんてない

人生代行なんてない

過去と言う名の、自分が生きて来た軌跡
語れる過去があることは 幸せだと思う

楽しかった日々を 懐かしむのも良い
暗く苦しさだけの日々を 憂えるのも良い

その過去に 囚われすぎたら 少し寂しい気はするが

それでも明日は来るのだから
そして 明日を歩むのだから
いいじゃないか
それが「その人なり」なのだから。

ある時
他人(ひと)の苦しみや悲しみを、見たり聞いたりして
「大層に語っているけど

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万華の海よ

万華の海よ

紺碧の海に キラキラ

色とりどりに

散りばめられた 光の子らは

寄せる波ごとに

追う刻ごとに

コロコロとよく笑う

それは

まるで万華鏡

みんなみんな幸せになれ

みんなみんな幸せになれ

今日も笑顔で居れたかな?
優しい言葉で話したかな?
穏やかな心で過ごせたかな?

おやすみの前に 少しだけ
いけない部分を反省して

夜明けと共に笑顔になって
明日も元気な心でいようね

君も君も
この空の下で
いつも一緒だよ♪

おやすみなさい⭐🌙
良い夢を.。.:*♡

あした天気になぁ〜れ💖

この川を

この川を

風を見れば風になり

雲を見れば雲になり

川を見れば水になる

この人生

どこまで流れて行くのだろう

迷路のように 繰り返す

時には激しい流れの道を

どこまで辿れば

どこまで 辿れば…

何処へ

ドライブは一人がいい
アテもなく走るのがいい

誰かに作られたBGMは いらない

流れる景色を肌で感じ
潮騒を聞き
潮の香りを纏って
ただ走り抜ける

心地よいエンジン音に気を良くして
交差点で 見知らぬ方向へ
フとハンドルを切るのは
いつもの事で

山あいの道は どこか故郷の匂いがして
柔らかな季節の風の中

小鳥たちが 愛を囁く歌を歌い
渓のせせらぎと 木の葉擦れ
時折 山鳥の飛び立つ音や…

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蛍幻想

蛍幻想

途切れ途切れに聞こえる ピヒャラ
紙縒り(こより)の先で 精一杯に
チリチリ と 命咲かせる線香花火

響く笛の音 振り切るように
小さくなって ポトリと落ちて
ひととき待たずに 静かに消えた

今年も祭りは 変わりなく

そっと伸ばした 指先に
迎え火 ユウラリ
面影 ユラリ

ドンツク ピヒャラ

三晩の想い

遠い遠い日 懐かしむように
草陰の 蛍の小さな仄あかり
消えては点り ま

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おみくじを 結ぶ ゆび先 ちょっと触れ

鼓動隠して 頰染めて

初恋は

行きつ戻りつ 春の夢

偲び雪

偲び雪

雪に埋もれた小さな街で
数えきれない笑顔の日

そんな季節の変わり目の
てのひらまでも 届かない
フワリフンワリ 名残り雪

想い出いっぱい詰め込んだ
真白で淡い 迷い雪
今年ももうすぐ舞うでしょう

遠い光の彼方へ行った
心配性のあなたから
俯いたままの私への
これが
最後の贈り物かしら?

あれから巡った 季節の数だけ
涙の数は減りました

そこから 私が 見えますか?
昨日よりも 少

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除夜の鐘についてのささやかな疑問

除夜の鐘についてのささやかな疑問

令和元年(2020年) 元旦
どなた様も 明けましておめでとうございます⛩
穏やかでお健やかに新年をお迎えと存じます。新しき年も また 皆様にとりまして
飛躍ある素晴らしい日々となりますように
心よりお祈り申し上げます。

本年もどうかよろしくお願い申し上げます。

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大晦日に すぐ近くのお寺から除夜の鐘が鳴り始めた。
大晦

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