このひとひらにありったけの想いをこめて、
拙い言葉を綴りました。
小説であったりドラマであったり 時々リアルな、
その時感じたままを.。.:*♡とりどりに。
★17歳から書き溜め…
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2019年9月の記事一覧
一滴(ひとしずく)の想い
眩く光る 夏の光の中を
風のように あなたは来た
視線ワンショットで
襲ってくるインスピレーション
すれ違いざま 突き抜けて
呼吸の間で通り過ぎても
背中で見ている あなたの存在
これは!きっと 恋
巷によくある キラキラの告白
……なんて 言うのよりも
あなたへの 一滴(ひとしずく)の想い
秘めていれば
それでいい…
1997.8
時に 涙は 残酷なもの
(その時涙は 勇気に変わる)
絡み付いて解けぬまま触れる事すらない
幾筋もの 心の糸を
不意に紛れ込んだ 小さな欠片が爪弾く己が想いに背き
折れた翼を引き摺って 辿りきた途
滔々と 冬の風が
低く 高く 哀しく 歌う…
凍てつく大地を溶かし こみ上げる温みは
遠い日に 奥深くへと沈めたはずの
薄青色の想い出
時に 涙は 残酷なもの
拭う術もなく ポロポロ 沸いては落