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メンタルクリニックを転院してきた話

こんにちは、みつまめです。
タイトルの通り、2年半通ったクリニックから転院し、転院先の初診を受けてきました。

転院と初診の記録を残します。


この辺りの話の続きです。
※下記の記事は途中から有料になっています。
有料になっている理由などは、リンク先の注意書きをご覧ください。

転院の経緯

転院した理由は、ざっくりいうと2点です。

①転職して通えなくなった

そのまんまの理由ですが。笑

前のクリニックは「働く人のための〜」とキャッチコピーがついていました。
初診時はもしかしたら休職しなきゃだめかも…と思っていたので、リワーク施設がついている所を選んだんです。
(結局要件に合わず病院リワークは利用できませんでしたが)

そして今まで疑問に感じたことはなかったんですがそのクリニック、「働く人のための」を謳う割に土曜日やってなかったんですよね。
診療時間は18時まで。働く人の〜を謳う病院にしちゃ早くない…?

さらに、初診時診てもらった先生から変更不可というルールが。
私の主治医は隔週、特定の曜日しかいない先生なので受診のチャンスは月2回しかありませんでした。

そもそも入社直後は有休がないし、子どもの行事や体調不良に備えて、有休があったとしてもホイホイ休むわけにも行きません。
今後の生活サイクルを考えると、どう考えても通院には無理が生じます。

②先生がイマイチだった

これもそのまんまですが、先生が私にとってはイマイチでした。

クリニックの通い始めは2021年4月(休職したとき)から。
診断名は適応障害。

そもそも適応障害って、原因から離れてしばらく症状が出なくなったら寛解。
(正しくは症状が軽快した時点でやっと正しい判断ができる)
症状が軽快しなければ、別の疾患や障害を疑うはずです。

適応障害については下記記事参照

私は復職して2年半継続して勤務できていましたが、気分の波、たまに仕事を休む程度の抑うつ状態など精神的な症状はありました。
だから何か別の疾患のはずです。

ですが、治療方針も薬もずーっと変わらないまま。
(診断名も聞いた気がするけど何も答えてくれなかった)

なおこの2年半、減薬、漢方の処方ができないか、カウンセリングは受けたほうが良いか意見を聞きたい、といった相談はしてきましたが

「どうなんでしょうねぇ?」
とか
「ご自分でやってみたいならどうぞ。」
とか。

何のアドバイスもないし、治療としての検討もしてもらえないし。
今振り返ると、多分面倒なことはしたくなかったんだろうなぁ。

そして、2023年7月の通院時には転職したら通えなくなる事を相談したのに
「転職が決まったら言ってください」
と。

その時の診察時に名前を間違えられ、さらに処方まで間違えられました。(量が多い方に)
これが転院を決意する決定的な出来事となりました。


界隈のnoterさんたちが羨ましかった

他のnoterさんたちの記事を読んでいると、基本的に寄り添ってくださったり、患者側の意見を聞いた上で先生の意見を伝えてくださったり。
みなさんいい先生に恵まれて羨ましいなぁ、と思っていました。

精神疾患ってただでさえ長期戦な事が多いです。
自分に合う先生じゃないと、診察自体がストレスになります。

次こそは寛解に向けて伴走してくださるような先生がいいな、と思って病院を探しました。

初診の予約が取りにくい

そうこうしているうちに、薬の残量が怪しくなってきました。
まさかのタイミングでインフルエンザにかかってしまい、薬だけ貰いに行こうと思っていた前の病院にも行けず。

さすがに転職直後、自力でいきなり断薬するようなことは怖すぎて出来ません。

薬が切れるタイムリミットは12月半ば。
急いで下記の条件で探しました。

・土曜診療あり
・休日通うのに苦にならない距離
・12月半ばまでに初診の予約が取れる

行動に移したのは11月末くらい。
予約が取れない事を考えて3件ピックアップしました。
案の定1件は最短で年明けしか予約とれず、1件は新患受付停止中でした。
何とか3件目で予約が取れたのでした。

初診の様子

問診票

問診票を事前にDLして記入していくタイプの病院でした。
結婚した年や職歴などは「年齢」で書く形式だったので、足し算したり引き算したり、履歴書を引っ張り出したりで若干手間取りました。
しまいには「私は今何歳だっけ…?」と夫に聞き出す始末。笑

病歴のあたりは自分のnoteが非常に役立ちました。
振り返りnoterの本領発揮です。
あと印象的だったのが、「治療の目標としたいこと」の記入欄があったこと。
たしかにはじめに聞いておいたほうが、診察室で余計な探り合い(?)をしなくて良いですね。
分かりやすくていいなぁと、問診票で何となく好印象でした。
(私はもちろん「減薬・断薬を目指したい」と書きました)

初診の様子

病院は完全予約制だったので、待ち合いに私の前の患者さんがいただけで、ほぼ時間通りに診察室に入りました。

診察については問診票を見ながら、これまでの経緯を補足しつつ、先生からも質問がありつつ。
(前の病院でも減薬や漢方の相談もしたんですが特にそういう話になりませんでした、という文句もさらっと言いつつ…。笑)

初診だから長めに時間を取っていたのだと思うのですが、結構内容の濃い診察だった気がします。
質問も結構的確だな、と感じました。

転院した感想

まだ初診なのでなんともいえませんが、新しいクリニックのほうが印象がよかったです。
前の先生よりも治療に対して伴走してくれる感じがあるし、話し方も嫌な感じがしませんでした。

私が飲み続けている薬について、血液検査の話なんて初めて聞きましたし。
(処方しつづけるにあたり血糖値が気になるから、念の為直近の健康診断の結果を持ってきて、と言われた)
前のクリニックがどれだけ適当だったのかを再確認した感じです。

あと、やや年上の優しげな男性、というのも印象が良かった理由かもしれません。
前の主治医は私よりやや年上の女性でしたが、話し方が冷たいと感じることがあり、時々悲しい、虚しい、怖いという気持ちになったりしたので。
(無意識に「年上の女性=母」を連想していたのかも)

薬については希望通り漢方もふくめた処方で出していただけました。
しばらく転院先のクリニックに通ってみようと思います。

また何かしら変化が出たら、記事にしたいと思います。

私はやはり「躁鬱人」のようです

診察の最後で

私は「適応障害」という診断名しか知らないのですが、違うんじゃないかなと思っています。
先生から見て、どんな印象を持ちますか?

といった聞き方をしてみました。

先生からは

  • 断言はできないが、双極症Ⅱ型(双極性障害)の傾向があると思う

  • 物事に敏感で、自律神経が緊張に傾きやすいタイプ。

  • 日中の緊張が続いている事が、睡眠にかなり影響していそう

  • もしかすると過去に何かしら傷ついた経験(トラウマ?)があるなら、その影響はありそう

と、ここ数年自分であれこれ模索してきた答え合わせみたいな返答をいただきました。

誘導しちゃったかな〜とも思いましたが、「完璧主義な傾向がありそう」とか「物事に対して敏感なタイプ」とかはしっかり見抜いて(?)いたので、多分先生の意見だとは思う。

あくまでも「傾向」という言い方なので「双極症疑惑」に変わりはありませんが、今後は自信を持って躁鬱人を名乗れます。笑

最後までご覧いただき、ありがとうございました。
みなさまも自分に納得の行く治療ができますように。

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