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30カ国以上の人と話してわかった、国による英語力の傾向【シェフィールド留学記(15)】

ちょっとした論文の題名のようになってしまった。 現在留学中の私は、同じように交換留学に来ている留学生と絡む機会が圧倒的に多い。特にヨーロッパ圏内の留学生は皆"Erasmus"というプログラムを使って留学に来ており、EU圏外の私のような学生も含め、交換留学生のことを総称してPeople from Erasmusと呼ぶこともしばしば。ヨーロッパに留学に行く人はこの言葉は知っておいて損はないだろう。 さて、こうした所謂Erasmusの人と一旦知り合うと、芋づる式に友達の友達に会い、

    • 日本食の味は…【シェフィールド留学記(14)】

      日本食は世界でも人気。こっちに来てから 「日本出身です」 「まじ?!I love SUSHI!!」 というやり取りを何百回も繰り返した。 しかし寿司に関しては、日本国内でも地域によってその質が大きく変わってくる。留学前は北海道に住んでいた私は、正直こっちで高いお金を払ってあんまり美味しくない寿司を食べることを躊躇っていた。 まあしかし時は訪れた。 訪れたのは"Let's Sushi"といういかにもと言った名前のお店。私が頼んだのは、Masago Rollsというサーモンと

      • 大学が街になっとるCambridge【シェフィールド留学記(13)】

        先日、ケンブリッジに行った。Student Unionによって運営されているGive It A Goという日帰り旅行プランを利用し、旅費は行き帰りのバスで£15。リーズナブルなだけでなく周りも同じ大学の学生なので安心感があるし、近くの席の人とも仲良くなれる機会がある。 この日はなんと言っても天気がとても良かった。写真を見ていただいたらわかると思うが、雲ひとつない晴天。ようやくイングランドにも春が訪れたなという感じ。 ケンブリッジの街は、とても情緒のある素敵な街だったが、同時

        • 地元の市場、The Moor Market【シェフィールド留学記(12)】

          シェフィールド市街地にThe Moorという市場がある。徒歩15分程度なのに、今まで行けてなかったところ。 市場と言うと屋外のイメージが強かったが、屋内だったので雨に濡れずに済んだ。 入ってすぐ広がるアジアの匂い。アジアといっても、私たちのあまり馴染みのない、東南アジアとか南アジアっぽい匂い。サリーをはじめとするアジア系の洋服から、水タバコのガラス器具、世界各国のお酒など色んなジャンルのお店が入り口近くに散らばっていた。 少し奥に行くと、お肉屋さんや八百屋があった。値段は

        30カ国以上の人と話してわかった、国による英語力の傾向【シェフィールド留学記(15)】

        • 日本食の味は…【シェフィールド留学記(14)】

        • 大学が街になっとるCambridge【シェフィールド留学記(13)】

        • 地元の市場、The Moor Market【シェフィールド留学記(12)】

          地元のサッカーチーム-Sheffield Wednesday-【シェフィールド留学記(11)】

          フラットメイトの何人かと、Sheffield Wednesday vs Charltonのサッカーの試合を観に行った。 Sheffield Wednesdayはイングランド3部リーグに所属するチームで、シェフィールドには他にも、2部チームのSheffield United(Unitedという名前を持つチームの中で最古のチームらしい)がある。 スタジアムまでは歩くには遠いので、地元の路面電車Super Tramに乗ってカタンコトン。前回観に行ったレスターでの試合とは異なり、今

          地元のサッカーチーム-Sheffield Wednesday-【シェフィールド留学記(11)】

          ストライキで休講?!【シェフィールド留学記(10)】

          先週から2週間、大学でストライキが行われています。University and College Union(UCU)の組合員によるものです。 このUCUに所属している教員が自分の授業の先生だった場合、授業のほとんどは休講かオンラインへ移行されています。影響は少ない方でしたが、私も例外ではなく、一つの授業が休講になりました。正直、ストライキで休講になる経験なんて日本の大学にいたらきっとできなかったし、シンプルに授業がなくなるのは少し嬉しい。 ストライキの詳細ですが、私の拙い英

          ストライキで休講?!【シェフィールド留学記(10)】

          シェフィールドという街【シェフィールド留学記(9)】

          この街特有なのか英国全体なのかはわからないけど、シェフィールドという街について、とりあえず印象に残ったことを記します。 ちなみに、私は文章を書く際は「イギリス」ではなく「英国」を使うように心がけています。多分だいじろーさんのYouTubeの動画で見たときの情報なんだけど、イギリスという言葉はEnglandに由来し、私たちのイメージする、4つの地域の連合王国”イギリス ”とは似て非なるものであるからです。英語で話すときもUKって言うようにしているし、他の人もUKって言っているこ

          シェフィールドという街【シェフィールド留学記(9)】

          パブ【シェフィールド留学記(8)】

          初・普通のローカルパブ。最初に行ったところは、ボクシングの試合の中継が行われていて非常にうるさかったので、1杯飲んで出た。流れていたのは女子のボクシングで、背の小さい方がわずか1分程度でK.O.勝利していた。 客層は、30代以上の大人が大半を占めていた。パブは英国の象徴的な文化の一つで、仕事が終わると17時ごろからパブでお酒を飲み、23時くらいまでずっと飲み続け、また翌日仕事に行くという日々の繰り返しなんだそう。日本で言う居酒屋に近いのかな。みんな顔を火照らせて、楽しそうでし

          パブ【シェフィールド留学記(8)】

          トラブルだらけのフットボール観戦【シェフィールド留学記(7)】

          デンマーク人のフラットメイトとサッカーの試合を観にレスターへ行った。あ、こっちでサッカーって言うといじられるので気を付けましょう。footballです。 今回観たのは、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグの一戦、 レスターC(イングランド) vs ランダース(デンマーク) レスターは元日本代表の岡崎選手が在籍していたチームで、彼の在籍時の2015-16シーズンにプレミアリーグ優勝を果たしている。一方のランダースはデンマークリーグのチームで、一緒に行ったフラットメイトの応援し

          トラブルだらけのフットボール観戦【シェフィールド留学記(7)】

          外国のトランプ【シェフィールド留学記(6)】

          シェフィールドには、中国人が多い。中華料理屋や中国食材店は至るところにあるし、街を歩いている中国人の数も多い。やはり日本・中国・韓国人の顔は似ているのだろうか、私も既に3回ほど中国人に中国語で話しかけられた。 その中の1人と親しくなった。彼は交換留学生ではなくシェフィールド大学に入学した留学生で、同じ学部で同じ授業を取っているので、色々聞けてとても助かる。私に話しかけてくる中国人の中には、私が中国人ではないと知った途端に去ってしまう人が多い中、彼は気にせず一緒にいてくれた。高

          外国のトランプ【シェフィールド留学記(6)】

          特に表題のないただの日記【シェフィールド留学記(5)】

          今日の授業は9時から。ギリギリに家を出た上に、講義場所がわからん。建物には着いたんだけど、どの教室かさっぱりわからん。LT B RCって、どこやねん。迷っていたら、同じ授業を取る人がいたので、一緒に行ってギリセーフ。 今回の教授は、昨日とは対照的に声が小さく早口にボソボソ話す人で、パワポの文字も小さくて、あんまり聞き取れなかった。でも、こっちの授業の良い点として、ほとんど全ての授業が録音されているので、聞き逃したところも見返せて安心。 こちらの授業では、資料は全て紙ではなく

          特に表題のないただの日記【シェフィールド留学記(5)】

          授業開始【シェフィールド留学記(4)】

          朝ご飯を食べながらフラットメイトと話してて感じたんだけど、食事には結構気を遣っているということ。グルテンフリーだとかムスリムだから豚は食べないだとか、牛乳もこれは飲まないだとか、ビーガンだ、ベジタリアンだとか。なんとなく、フルハウスの80年代の雑なアメリカの食事=欧米の食事だと思ってた節があったので、驚き。ちゃんと自炊する人も多い。 授業開始までは時間があったが、とりあえず大学に行き、散策した。大学の裏にWeston Parkという大きい公園があり、立派な博物館(冒頭の写真

          授業開始【シェフィールド留学記(4)】

          ようやく着いたシェフィールドは…【シェフィールド留学記(3)】

          St. Pancrasには、King’s Cross St. PancrasというUndergroundの駅(4つのLineが通ってる)と、普通の列車のSt. Pancras駅があり、Euro Starで海外に行けたり、これから私の乗るEMR(East Midlands Railway)で郊外に行くこともできる。というわけでとにかく巨大で、駅についてから20分弱はウロウロした。 さてEMRですが、Wi-Fiは、あると謳っておきながら繋がりません。 車掌がチケットを確認しに来

          ようやく着いたシェフィールドは…【シェフィールド留学記(3)】

          ロンドン観光【シェフィールド留学記(2)】

          ホテルの朝ごはんを食べに行った。昨日のピザもそうだけど、全然不味くなかった。 ここで、ロンドンに来て気がついたことを整理します。 ・車はほとんど常時点灯 ・歩行者みんな信号無視 ・エレベーターの表記、地上階が0でわかりづらい ・自転車(みんなクロスかロード)、バイク多い ・キックボードとか足で舵を切る3輪車みたいなやつとか、なんかみんな色んな乗り物に乗ってる ・外ではほとんどみんなマスクつけない ・みんな柔軟剤?のニオイきつい ・運転荒い、クラクション鳴らしまくり、ウインカ

          ロンドン観光【シェフィールド留学記(2)】

          いよいよ英国へ…。【シェフィールド留学記(1)】

          2月4日。羽田空港はガラガラ。チェックインでは、パスポートはもちろん、ワクチン接種証明書(海外渡航用のものを住民票のある自治体で作ってもらう必要があるよ)やPassenger Locator Form(コロナ禍での英国入国時に必須。スマホでPDFをすぐに見せられるようにしておこう)の証明など、色々なものの提示を求められた。 保安検査場では、パスポートをスキャンし、顔を見せるだけで通ることができた。数年ぶりの国際ターミナルなので、非接触推奨のためにできたものなのか、ただの技術の

          いよいよ英国へ…。【シェフィールド留学記(1)】

          交換留学、行ってきます。 【シェフィールド留学記(0)】

          2022年2月〜6月の間、英国のシェフィールド大学に交換留学に行くことになったMです。留学に行くことを周りの友人に伝えたところ、たくさんの人から、写真見せてね!とか話聞かせて!という反応が返ってきました。とはいえ、今までは大して動かしていなかったインスタのアカウントで、急に毎日たくさんのストーリーを投稿するのも気が引けるので、今回このnoteというものを使うことにしました。 みんなの要望とは別で、私自身、準備のときに、留学に関する情報がかなり乏しいと感じたので、このnoteが

          交換留学、行ってきます。 【シェフィールド留学記(0)】