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授業開始【シェフィールド留学記(4)】

朝ご飯を食べながらフラットメイトと話してて感じたんだけど、食事には結構気を遣っているということ。グルテンフリーだとかムスリムだから豚は食べないだとか、牛乳もこれは飲まないだとか、ビーガンだ、ベジタリアンだとか。なんとなく、フルハウスの80年代の雑なアメリカの食事=欧米の食事だと思ってた節があったので、驚き。ちゃんと自炊する人も多い。

授業開始までは時間があったが、とりあえず大学に行き、散策した。大学の裏にWeston Parkという大きい公園があり、立派な博物館(冒頭の写真)もあった。残念ながら月曜は定休日。

池にはカモがたくさん。カモ初見のシンガポーリアン大興奮

昼はStudent Union(後で触れます)の中にあるフードコートでChicken Gyroとやらを食した。大学構内はロンドン市内のレストランほど法外な値段ではなく、今回のも5ポンド(てかなんで英語ではパウンドって発音するのに、日本語ではポンドって言うんだろう…?)。

鳥の揚げ物をwrapで包んだもの。左はオニオンリング

今日受けたのは1年生の授業。始まる前はみんな死ぬほど騒がしかったのに、授業が始まるとシーンとなり、誰一人スマホを触ったりせず教授の話を聞き、メモも熱心に取っていた。海外の大学ではGPAが就職などの今後の進路に大きく影響するし、学費も高いので勉強に対する意識は高いとのこと。相乗効果でこちらもやる気になるので、とても良い光景だと思う。

右が今回授業を受けたDiamondという建物。左は教会で、中では普通に授業が行われてた
英国はとにかくキャッシュレス化が進んでいます

その後Student Union(SU)でfreebieが開かれているというので、行ってみた。Student Unionというのは、セメスター毎に選挙により選ばれた役員が運営する学生連合で、学生のためのイベントを企画したりしているっぽい。その一つが今回のfreebieで、学生friendlyな企業が来て、ピザの割引券や、家の紹介、古着売り場などがあった。
ちなみに、シェフィールド大学のSUは英国内で一番の満足度を誇るらしいです。

SUの建物
freebie

授業後はシェフィールドの中心部、City Centreへ買い物に行った。まずPrimarkやPoundlandというところで日用品を買った。

帰宅し、キッチンでシンガポーリアン3人とデンマーク人と色んな話で盛り上がった。デンマークもシンガポールも兵役があるんだね。あと個人的にツボだったのは、「デンマークの歴史を学ぶと、And then German came…ばっかりだよ」というデンマーク人の言葉。これだけ色々な国の人が集まっていると、過去にどちらかの植民地だったみたいなことが頻発する。それでも今こうしてわだかまりなく雑談できていることは素敵だし刺激的。
あとは、英国のコーヒーの謎が解決した。こっちのカフェって、基本、エスプレッソ、カプチーノ、アメリカーノしか置いてないんだよね。普通日本だと、コーヒーとかドリップというメニューがあるじゃないですか。カプチーノはエスプレッソに泡だてた牛乳を加えたもの、アメリカーノはエスプレッソにお湯を加え、通常のドリップコーヒーの濃さまで薄めたもので、アメリカーノと私たちの知る”コーヒー”は別物だということを教わりました。

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