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ストライキで休講?!【シェフィールド留学記(10)】

先週から2週間、大学でストライキが行われています。University and College Union(UCU)の組合員によるものです。
このUCUに所属している教員が自分の授業の先生だった場合、授業のほとんどは休講かオンラインへ移行されています。影響は少ない方でしたが、私も例外ではなく、一つの授業が休講になりました。正直、ストライキで休講になる経験なんて日本の大学にいたらきっとできなかったし、シンプルに授業がなくなるのは少し嬉しい。

担当教員からの休講の知らせ

ストライキの詳細ですが、私の拙い英語解釈によれば、UCUの組合員が大学に対して、

  1. ジェンダー、民族、障害による給料格差の改善に取り組む

  2. 非正規雇用への契約変更や職の不安定性を終わらせる

  3. 限界まで達している仕事量の増加の解決に努める

  4. 全ての職種の給料を、国の基準である2500ポンドに引き上げる

の4つについて要求しているという様相です。詳しくは以下の画像をご覧ください。

授業に行く途中にスト中の人にもらったチラシ(表)
授業に行く途中にスト中の人にもらったチラシ(裏)

ストライキについてはメールで全学生に定期的に情報が共有されていますが、「あくまでもストライキは最終手段で、やりたくはなかったが、この状況が改善されないと学生の学びの機会も脅かされる」というわけでこのような行動に帰結しているよう。しかし難航しているようで、授業は二週連続で休講になりました。授業が休講になるのは構わないんだけど、図書館が占拠されて勉強スペースがなくなった日があって、それはちょっと迷惑だったかな。
まあ、そんな感じでその他は意外といつも通りに動いています。

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