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特に表題のないただの日記【シェフィールド留学記(5)】

今日の授業は9時から。ギリギリに家を出た上に、講義場所がわからん。建物には着いたんだけど、どの教室かさっぱりわからん。LT B RCって、どこやねん。迷っていたら、同じ授業を取る人がいたので、一緒に行ってギリセーフ。
今回の教授は、昨日とは対照的に声が小さく早口にボソボソ話す人で、パワポの文字も小さくて、あんまり聞き取れなかった。でも、こっちの授業の良い点として、ほとんど全ての授業が録音されているので、聞き逃したところも見返せて安心。

こちらではリサイクルできるものなら、プラスチックとか紙とか缶とか分けずに同じところに入れるのかな。いつも混乱する

こちらの授業では、資料は全て紙ではなくBlackboardというオンラインシステム(北大のMoodleみたいなもの)で配布されているよう。しかしCourse一覧に何も表示されなかったので、同じテーブルの学生に聞いてみたら、「それはおかしいから学部の事務に言うべきだね」と言われ、親切にマップを使ってその所在地まで教えてくれた。英国の人は、一見いかついけど、こっちから話しかければ意外と優しい。そこら辺のReceptionのおじさんやカフェの店員も、後ろが詰まっていることなど気にせず親切に対応してくれる。日本人にとっては同じ”欧米”という括りでも、アメリカとはだいぶ違うというのが私の体感(10日間だけだがアメリカ滞在経験あり)。アメリカ人の方がフレンドリーだけど、全体的にシャイな日本人にとっては案外英国の方が過ごしやすいのかも。

昼はSocieties紹介フェアみたいなの行った。日本で言う部活やサークルの合同勧誘会。色々なSocietyがあったけど、特段勧誘に躍起になっているわけではなかったので気楽に回れました。

Societies紹介フェア

大学内のカフェでカプチーノをテイクアウト(イギリス英語ではtake away!)し、昨日授業を受けたDiamondで作業をした。Diamondにはレクチャーホールもあるけど、それ以上に自習エリアの要素の方が強くて、めちゃくちゃ広い自習スペースが満員になる程たくさんの人が勉強に来てた。

Diamond
このマーク、寮にも大学にも、色々なところにある。そんなに火事が頻発するんか?

帰宅後は、Tescoというデカいスーパーで大量の買い出しを済ませた。外食は高いけど、意外なことに食材は全般的に非常に安く、特に安いのがフルーツ。日本だと高くてなかなか手を出せなかったものがお手軽に手に入るので、栄養が偏りがちな男子大学生には最適。

パプリカ3つで0.89ポンド

フラットメイトのシンガポーリアンが大量の米を分けてくれたので、こちらで初めての米料理に挑戦。適当にエビやネギなどと一緒にオイスターソースで炒めてみた。こちらの慣れない食材で半信半疑だったが、結構旨くできた。
食べながら、みんなで宗教の話とかで盛り上がった。特にシンガポーリアンの1人はムスリムだから、夜明けに起きて、1日に5回お祈りをしなきゃいけないし、豚やアルコールの摂取も禁止だし、色々大変そうだなあと感じた。ラマダンの期間中は日中は飲食禁止らしいけど、小さい頃は"偶然”水が口に入ってしまったりしたこともあったらしい…。そういう少し踏み込んだ話はある程度親しくないと聞けないので、一番盛り上がります。

お米は日本のと違ってパサパサしているので、炒めるのにとても適してます

食後は、寮のコモンスペースでフラットメイトの何人かがビリヤード(正確にはスヌーカーと言って、よく知るビリヤードより全体的に小さくて、ボールの種類やルールも若干異なる)をやっていたので、そこに合流。道中で、まだ到着していなかったフランスからのフラットメイトと遭遇。既にいたフラットメイトと、その友達の何人かとスヌーカーや卓球をやった。そこで初めて会ったデンマーク人の女の子がスヌーカーも卓球もめちゃ上手くて、聞いたら他のスポーツも色々できるんだそう(ハンドボール、テニス、…)。できることはできると包み隠さずに言うのもまた一つの文化。

みんなデカい。190cmくらい
スヌーカーは初体験でした

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