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★連載38★宇宙の法則:不干渉の法則⑤              

☆『不干渉の法則』から価値観を捉える


自分が正しいと思っている自分の価値感。そこに、他人の価値観を押し付けられたりすると、「イラっと」しますよね。私はしてしまいます。そこは、即座に反応してしまう所です。

でも、自分自身も知らず知らずのうちにしているという事なのです。

自分の正義、自分にとって人の為、自分にとっての親切が基準となっていたのですから。こちらは好意的にしていた助言であっても、相手にとっては、押し付けられたと捉えられたらそれまでなのです。

「イラっと」させてしまっていた事も、もちろんあるでしょう。

ですが、『不干渉の法則』は、『全てに於いての自由』『無限の自由』を人に与えているのです。宇宙からの愛そのものなのです。

自分にも価値観は存在しているのですから、相手の価値観も存在する。

そして、価値観には、良いも悪いもないという事。

いくら自分の価値感と違っていたとしても、いくら自分が納得いかない価値観であったとしても、それらすら、『全てに於いて自由』であるという『不干渉の法則』に守られているという事なのです。

ただ、その人は存在している
ただ、私は存在している

そこに良いも悪いも無い。という事であり、ただ、それだけなんです。
だからこそ、相手をありのままに受け入れるとか、相手をありのままに認めるという事が大切であると言われているのです。


☆他人の価値観を受け入れる事とは


しかし、人は、自分と違う価値観を受け入れる事がなかなかできないのです。

価値観とは、自分自身の生きてきた人生そのものの体験の中から、自分が大切だと感じてきた事のデーターだからです。

自分自身が体験や経験から大切にしていきたい捉え方なのです。
価値観とは自分自身、そのものだからです。

だからこそ、他人の価値観をなかなか受け入れる事ができず、だからこそ、自分の人生の体験や経験からのデーターである価値感を人に伝えたいのです。

自分の価値感とは、自分自身がそれが良いと思ってずっと、自分と共に生きてきたのですから。

だからこそ、自分の体験や経験の中で良いと思った事を伝えたいと感じるのです。

そこには、人の役に立ちたいという思いがあるのです。自分自身の優しさが存在しているのです。もちろん、相手の優しさもあるのです。

みんなが同じように感じているのです。

価値観は個性とも言えます。
個性が価値観なのです。

星の数ほどいる人間という1人1人の存在は、個性も価値観も全て、星の数ほど存在しているというのです。

人はそれぞれに価値観を持っている。
そして、人それぞれ、過去に体験してきた事や、過去に経験してきた事もあるのです。

だからこそ、この『不干渉の法則』の存在する意味もあるのです。

1人1人の人生。そして体験や経験。そこには、沢山の体験や経験、その中で感じた事、考えた事、気持ち。たくさん、たくさんあったはずなのです。

その体験や経験は、その人だからできた事であり、その体験や経験には、良い体験も、悪い体験も無いのです。

自分自身が、そして、その人が、必要でしたきた体験や経験だからです。

そこに『善悪のジャッジ』は必要無いという事を『宇宙の法則』である『不干渉の法則』が教えてくれているです。

だから、『干渉しない』干渉する必要はない。という事なのです。

そう捉えれると、自分自身の中の正義、自分が思う人の為、自分が思う親切というものは必要無かったのだという事に気付く事になるのです。

人を変える必要もない
人を正そうとする必要もない

1人1人、ありのままに受け止める
1人1人、存在をただ認める

そして、合わない人と無理に合わせようとしないという事を、この『不干渉の法則』は教えてくれているのです。


☆『不干渉の法則』を広い視野で捉える

『不干渉の法則』を広い視野で捉えると、私は、もっと大きな気付きに繋がりました。

それは、

他人の人生に干渉する事はできない
他人の人生に干渉してはいけない

というこの2つの視点でした。

それは、例え、親であっても、兄弟であっても、恋人であっても、どのような人にとっても、干渉する事はできないという事を理解したのです。

他人を変えよう
他人を正そう

小さな親切、大きなお世話となる行為というのは、どんな人にも当てはまるのです。

身内だから、肉親だから、関係なく干渉して良いという訳でも無いという事なのです。

この他人の人生に干渉できないというのが、理解できると、ありのままの自分を捉える事で良いのだという事とと、ありのままの相手を捉える事で良いのだという事が理解できたのです。

他人の価値観を変えよう、他人の正そうとするのは本当に必要の無い事であるという事をこの『不干渉の法則』が教えてくれました。


この記事に辿り着いたのも、偶然ではなく必然です。
少しでも、あなたのお役に立てたら幸いです。

一人でも多くの人が、最期まで自分らしく、幸せに過ごせますように

最後までお読み頂きありがとうございました
次回もお逢いしましょう♬


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