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★連載29★地球での課題(人はなぜ悩み苦しむのか)①
『鏡の法則』長くなってしまいました。熱くなってしました。
お付き合い頂いた方。本当にありがとうざいました。
ここからは、次へ進めていこうと思います。
☆人の成長とは、魂の成長を示している
人間、1人では生きてはいけません。
必ず、人と関わりながら生きています。
そして、大人になり、義務教育を経て、社会に出る道のりを歩む方が多いと思います。
そして、人の悩みと言われるのは、対人関係が1.2位に挙げられます。
人は人と関わりながら生きていきます。
人は人と関わりながら魂の学びをすすめているのです。
悩みの無い人生は、魂の学びが進まないので、必然的に、魂の成長を促されるような体験をしていく事になるのです。
悩み、苦しみ、自分自身と向き合い、自分自身の内側である精神世界を、穏やかに調和のとれた状態へ向かうべく。
そして、その先はどこに繋がるか???
それは、『自分の求める、本当の幸せ』というものなのです。
誰かが言っていた幸せではありません。
誰かに教えてもらった幸せではありません。
誰かにすすめられた幸せではありません。
他人が言う、『幸せ』では無いという事なのです。
本当の自分の望み
本当の自分の願い
本当の自分の夢
それらを叶える為に、悩みや苦しみが存在しているのです。
この悩みや苦しみがなければ、本当の自分の感情や気持ちを聴く事ができないからです。
「何がしたいの?」
「何が欲しいの?」
「何が望みなの?」
それをきっかけに、自分と向き合う事になるのです。
悩みや苦しみをきっかけに、自分自身と向き合う覚悟ができるのです。
そして、私も悩みや苦しみから、自分自身と向き合う事につながりました。
今では、日々が楽しくて仕方ありません。
職場の人が愚痴を言っているのも、昔なら、自分も同様に怒りや不満を感じて話をしていましたが、今では、感情も穏やかに、ある意味、関心しながら聴けるまでになりました。
自分自身が何を選択するか。
自分自身がどのような感覚を選択するか。
自分自身がどのような感情を選択するか。
全ては自分の為なのです。
全ては自分だけの『本当の幸せ』の為なのです。
自分自身と向き合ってきた私が辿り着いた、私なりの『人はなぜ、悩み苦しむのか?』の答えは、
『苦しみの原因は自分自身の価値観であり、自分自身のルールが原因であった。』
と、辿り着いたのです。
「え?価値観なんて、みんな当然のように、みんな当たり前のように、持っているものでは無いの???」
「え?それが原因なの?」
と感じる事かと思います。
古くなりましたが、
「事件は会議室で起こっているのではない。現場で起こっているんだ」
映画の名セリフです。
「問題は外で起こっているのではない、自分の中で起こっているんだ」
と、いう事だったのです。
何か悪いと捉える出来事が起こったとしたら、
「え~だって、〇〇さんが、あんな人だから…」
「あの人の考えでやって、失敗したんだよ」
「やれって言われてその通りにやったら、失敗して怒られたんだよ」
自分ではなく、他人のせいにするべく、色々と不平不満が出てくると思います。もちろん、自分自身を省みる事ができる方も多くいらっしゃいます。
ですが、職場内で聴こえてこないでしょうか?
「他人のせいだ」
「あの人のせいだ」
誹謗中傷の声。
私自身も、言ったりしていました。沸き起こる感情のままに同僚と話し込んだりもしました。
ですが、他人のせいである。と、捉えるには、個人個人の価値観が元で、起きている出来事であるとも言えるのです。
この価値観というものの存在。そして、価値観の役割を知る事が大切であり、自分にとって何が価値ががあると捉えるか。この本質に繋がってくるのです。
自分という存在は、物質世界であるこの地球上、世界中を探しても、同一人物は存在なしえません。
1人1人には、生まれてから今までの人生のストーリー、背景というものが存在しています。
これもまったく同じ価値観が存在しないという事につながります。
価値観は人の数だけ、存在しているという事なのです。
食べ物の価値観は同じでも、洋服の価値観は違ったり、食べ物も洋服の価値観も同じだったり。全てが自分と合う価値観の人は、存在しえないのです。
価値観は、人の数だけ存在しているという事なのです。
ですが、価値観というものに、たった一つの答えや正解は存在していないという事がとても重要なのです。どれ一つとっても間違いは無いという事でもあります。
人の価値観、価値基準、判断基準をそのような視点で捉える事はできません。眼で視えるものではないからです。個人個人の内側、心といった所に価値観が存在しています。
「価値観が同じだね。だから氣が合うんだね。」
なんて会話した事や、言われた事は無いでしょうか?
その時は、その話の焦点で合った、価値判断の基準が同じようなだけであって、他の価値観を含め、全ての価値観、価値基準が自分と同じではないのです。価値観の組み合わせとでも言うのでしょうか、先ほどの食べ物と洋服と同様に、多岐に渡る価値観が存在しているのです。
ですが、同じ価値観は存在しないという事は分かっている。そんなの知っているよ。と言われる方もいらっしゃると思いますが、無意識に自分の中で、判断していたりするのです。
ですから、人は悩み苦しむ事になるのです。
私も同様に、そんなの知っている。
だけど、違和感を何か感じる。
そのような出来事や出会いが多くありました。
人は氣が合えば共感します。これこそ波動が合うから共感し合えるという事につながります。
好みが同じであれば、それを好きと感じる波動、周波数を発している事につながるからです。だから引き寄せるのです。だから『鏡の法則』として知らせたり、因果応報と言われる、『原因と結果の法則』によって、現実化するのです。
ですが、その一部の価値観が同じだったというだけで、その相手の事を、自分と同じ価値観の人。自分と同じ考え方の人。と、安易に判断し、カテゴリー分けをしてしまうのが人間なのです。
ちょっと氣が合うと感じただけで心を許してしまう。一概には言えませんが、良い人だな。感じの良い人だな。と相手の概要を自分の中で受け取る事になるのです。
氣が合わない人と居るよりも、氣が合う人と一緒に過ごした方が、自分自身、嫌な気分にもなりにくく、心地良い時間を過ごせるから、氣の合う人を探す事にもつながるのです。
だって、楽ですものね。
だって、楽しいですものね。
だって、心地良いですものね。
それが人間です。そのような人と出会い、そのような人達に囲まれ、人生を送る事ができたら、どんなに楽しい人生になることか。想像するだけも、心が落ち着き、ホッとします。
そして、価値観から判断や選択をする事が、思考を発生させ、脳ミソさん思考を回転させる習性に、ばっちりマッチしてしまうのです。
だから、頭で考えて、考えても考えても答えが出せず、「考えに考えたけど、答えが出なかった」と、疲弊してしまう事さえあるのです。
考えても分からない事は、答えが無い事だったり、必要で無かったりする事でもあるのです。なぜなら、全てに答えがあるというのは、思い込みであり、答えを出す事を教育の中で教えこまれてきたからなのです。
「氣が合う。」=自分の価値感と合う人は良い人。と、錯覚してしまう場合が多々あります。
私はありました。
信じやすいというか、人を疑わないというか。騙されやすい人でもあると言われますよね。単純なのでしょう。(反省ですが、良い体験でした。)
☆価値観を認める事の本当の意味
話は少し戻ります。
価値観とは、その人にとっての価値あるものと捉えている、考え方の基本になるものです。
その価値観とは、人の数だけ存在しているものなので、自分と同じ人間が他に存在していないのですから、自分と全て同じ価値観の人など存在していないという事なのです。
極論を言うと
人と人とは分かり合えないのです。全て同じ価値観の人が存在していないのですから。分かり合えないのに、分かり合おうとする。分からせようとするから、悩み、苦しみを生み出す事につながるのです。
分かり合えないのなら、分かり合えなくて良いのです。
分からせようというのは、相手を変えようという事につながるのです。
自分が他人から分からせようと、色々と言われたらどうでしょうか?
「正直、ウザイ」ってなります。
それを人は一生懸命やっているのです。そもそも価値観が違うのに、元の捉え方が違うのに、相手に分からせようとしたり、変えようと必死になっているのです。
自分専用の眼鏡をかけなさいと強制している事なのです。
分かり合えないのなら、分かり合えなくて良いのです。
大切な事は、
違う価値観と出会ったら、強制をしたりせずに、価値観が違うよね。って所を認める事なのです。
そして、違うからこそ、どうやって、一緒にやっていこうか?互いに考える事が大切な事なのです。
分かり合えないからこそ、一緒にやっていける方法を探っていく。それこそが魂の成長なのです。
※ここに及ぶのは、価値観がまったく一致しないと感じる場合は逆効果になるので、その解説は後々に。
もちろん、状況などによります。
この記事に辿り着いたのも、偶然ではなく必然です。
少しでも、あなたのお役に立てたら幸いです。
一人でも多くの人が、最期まで自分らしく、幸せに過ごせますように
最後までお読み頂きありがとうございました
次回もお逢いしましょう♬
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