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★連載8★職場でのコミュニケーション                    

☆職場でのコミュニケーション


社会人になり、人間関係、コミュニケーションと言うと、まず頭に浮かぶ事が、会社である職場でのコミュニケーションになると思います。

日本には納税の義務があり、働いて税金を納めるという国民の義務たるものがございます。ですから、義務教育を終え、仕事に就く事が社会の流れとして存在しています。

この会社である職場で、私達は、大半の時間を過ごす事になります。1日は24時間です。正社員であると、大抵8時間の労働を会社に提供するカタチになり、1日の3分の1の時間を会社で過ごしているという事になるのです。

起きている間は、働いていると言っても過言ではないですね。

日中の一番活動できる時間帯を会社で過ごし、その会社の中では、人と交流を持ちながら仕事を進めているのです。

会社に行けば、人と関わる事になるので、コミュニケーションを通して仕事が進められているという事にもなるのです。


☆職場でのコミュニケーションの役割


仕事上、上司からの指示や業務内容の伝達として、言葉を交わしてコミュニケーションをとったりしています。指示を文章にしてもらう事もあります。

これら言葉や文字媒体は言語コミュニケーションとなります。

その他の日常会話では、同僚、友人、家族などの第三者との関わりで、自分の感情や気持ちを伝える為に、言葉を交わしてコミュニケーションをとる事もあります。

人と関わる上で大切なコミュニケーション。

まさに、自分の感情や気持ちを相手に伝える為のツールになり、相手の感情や気持ちを受け取るツールにもなるのです。

感情や気持ちは、言葉に表現する事。
なぜなら、感情や気持ちは、目に視えるものでは無いからです。
目に視えないからこそ、言葉にして表現する必要があるのです。

そして、言葉に乗せて、相手に伝える為にコミュニケーションがあるのです。言葉のキャッチボールは気持ちのキャッチボール。相手が受け取れるボールを投げれば良いのです。そんな事を私は感じながら、会話をしています。

会話が弾む時って、気持ちも心も落ち着いて、楽しい時間を過ごせていると思いませんか?

弾むという表現は、正に、言葉のキャッチボールが上手くいっている状況を表しているように感じます。

そこには、お互いの会話、言葉のやり取りで、気持ちのやり取りもスムーズに行えている時に感じられているから、会話を楽しむ事ができるのです。


☆コミュニケーションを成立させるには?


コミュニケーションは、どちらか一方的なものだったりすると成立はしません。そこにコミュニケーションは存在しません。

片方が、相手に言葉というボールを一方的に投げつけてる状況だからです。そして、相手はひたすらデッドボールを受けている状態。

そこには、言葉や気持ちのキャッチボールはなく、相手の一方的な感情や、相手の自己満足の為の言葉を受けている状況です。

受ける事すら拒否している状況かもしれません。相手の態度が物語っていると思います。いくらこちらが正しいと思う事を相手に伝えようとしても、相手がその真意に気付いていなければ、相手は受け取らないのです。

受け取らないとは拒否している事に過ぎません。

「何でそんな事を言われないとならないのだろうか?」そんな態度を示している事でしょう。

コミュニケーションとは、双方の感情や意思、気持ちなどを伝え合う事こそが、本当のコミュニケーションと呼べるのではないでしょうか?

相手を自分の思い通りに動かそうという、一方的なコミュニケーションは、非言語コミュニケーションでもご説明した通り、相手は不快を感じ、受け取る事を拒否をする事でしょう。

投げた言葉のボールを受け取ってはくれないのです。そして、伝える側も受け取れないような言葉を投げていたりするのです。

コミュニケーションは、感情や意思を伝える側と、受け取る側がいるから、伝える事ができるのです。コミュニケーションは双方が存在しないと成立しないものであり、だから、対人関係を築く上でも、そして、人と接する上で、必然的にコミュニケーションは双方に存在するモノなのです。

私たちは、1人では生きてはいけません。
私たちは、必ず人と関わって生きているのです。
私たちは、人と関係を築いて生きているのです。

ですから、コミュニケーションはとても大切なモノなのです。何より、人と関わらないで生きていける人など存在しません。

言葉でのコミュニケーションでも、近年広がってきているSNSでの文字媒体のコミュニケーションでも、文章に心が現れると思っています。

これこそ、人を傷付けたり、貶めたりできてしまうものなのです。

言葉、文字媒体を含め、いかに相手に自分の感情や気持ちを受け取ってもらえるように伝えるか。それがコミュニケーションなのです。

自己満足の為に投げつけるものであってはならないのです。

それは、
自分自身を大切にする為にも
相手を大切にする為にも

コミュニケーションは人と人の関係を橋渡しをしてくれる、心と心を繋ぐツールなのです。

自分自身を尊重する為にも
相手を尊重する為にも

だからこそ、7%としか伝わらないと言われる、言語コミュニケーションの中の言葉を大切に扱う必要があるのです。

語彙力なんて言われたりもしています。

例え、上手く伝えられなくても、気持ちが伝わる伝え方。

こんな事はありませんか?
「言いたい事が上手く言葉で表現できないないんだけど。」と言っては、相手が、「分かるよ。何となく伝わってるから大丈夫だよ。」と言ってくれた事が。

コミュニケーションは気持ちのやり取りなのです。
コミュニケーションは自分の感情や気持ちを伝え、相手の感情や気持ちを受け取る。そのやり取りに過ぎないのです。

ですが、一番大切なのは、自分の感情や気持ちをいかに相手に伝わるように、言葉に表現するかが大切なのです。

そこが難しいと私自身にとっては、壁でした。
ですが、『宇宙の法則』からコミュニケーションを捉えると、私は絶対に言えないと思っていた相手にでさえ、言える事、伝える事ができるようになったのです。

感情や気持ちは眼には視えません。ですから言葉があると言っても過言ではありません。

感情や気持ちを表現する為に、言葉があるのです。
感情や気持ちを伝える為に、言葉があるのです。


☆今までの日本の風潮の中のコミュニケーション


日本人は奥ゆかしい、遠慮深い、努力や忍耐、根性なんて、昭和の時代から言われ、そのように育てられも、学んでもきました。

だから、自分の感情や気持ちも、他人に遠慮をしたり、我慢したりする事が当然のように言われ、自分の感情や気持ちを素直に言葉に表現する事を、避けてきてしまったのです。

我慢する事が当たりまえ
遠慮するのが当たりまえ

それが、感情や気持ちをなかなかな言葉に表現する事ができない人が多く、対人関係のストレスを抱える原因でもあるのです。

言葉は魔法なのです。

傷付ける事も貶める事もできてしまいます。
励ます事も癒す事もできるのです。

コミュニケーションは日常の一部になっています。
人と関わる上ではコミュニケーションは欠かせません。

自分の感情や気持ちを表現する、
誰もが使う事のできる唯一のツールなのです。

自分の感情や気持ちを伝える為の、
誰もが使う事のできる唯一のツールなのです。

そんな、人と人を繋ぐツール。心と心を繋ぐツール。自分と自分をも繋ぐツールとなり得るのです。

それを今一度、自分自身のコミュニケーションを点検し、自分対相手とのコミュニケーションだけではなく、生きていきやすくする為にも、自分対自分のコミュニケーションを再度点検してみてはいかがでしょうか。

自分対自分とのコミュニケーションを可能にさせる為に『宇宙の法則』があるという事を、私は知るのです。


一人でも多くの人が、最期まで自分らしく、幸せに過ごせますように

最後までお読み頂きありがとうございました
次回もお逢いしましょう♬


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