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SOSを受けとれない 〜休職に至るまで②〜
そんな3年を過ごし、この仕事を辞めるかどうか迷い始めていた。
迷っていたけれど、これから結婚もしたいし、子どもも授かりたいし、家も購入したい、とこれからの人生プランを考えると勇気が出なかった。
そのかわり、一人で抱えるのではなく、
SOSを出すことにした。
今の心の状態では、担任は持てないこと。
担任から一旦離れて、専科(理科なら理科の授業を受け持つ先生)や他の立場で子どもたちと関わりたい
子どもの心に寄り添いたい
宿題を忘れたとき
遅刻をしてきた日
何かトラブルが起きたとき
ついつい、見えていることだけを切り取って
叱ってしまう時がある。
でも、実は
見えていないところが大切だったりする。
どうしたの?何かあった?
と声をかければ
本当の理由が見えてくる。
お家で下の子の世話をして
時間がないのかもしれない
習い事が毎日たくさんあって疲れきっているのかもしれない
お家でたくさん叱られてイライラし
無理して頑張る先生に伝えたいこと
先生として働いた5年間
保護者の方々や子どもたち、同僚の先生の中で
「はずれの先生」って思わたらどうしよう
「はずれ」だと思われないようにがんばらなくちゃ‥
これが、心の中にずっしり沈んで
何をするにも考えてしまうことでした。
クラスが荒れたら はずれの先生だと思われてしまうから
必死に学級経営をする。
授業がへたくそだと、はずれの先生だと思われてしまうから
必死に授業をしようとする。
私には無理…が口ぐせ
先生を辞めたい と考えた時に
真っ先に浮かんだのは
"私には無理"
そんなことが頭をぐるぐる。
きっと先生辞めた人たちは、才能があった人だ。
やりたいことが明確にあって、なりたい自分もはっきりしてる人だ。
そうやって思って、私とは違う世界の人って決めてました。
いや、納得させようとしてた。
だって、、
私と同じような"普通"の人でも、
先生辞める決断ができたっていう事実を知ると 納得さ