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不登校の不安をなくす『とっておき』の○○

子どもたちの不安と、それをなくす一言

子どもたちの不安の種類

子どもたちの不安は、家族や友達からの常識や監視、学校生活で刷り込まれてきた『こうするべき』という教育に対するものが多いです。

・学校へは行くべき
・勉強はするべき
・周りとは同じであるべき

呪いまじないのように言われてきたこれらの言葉が、呪いのろいのように付きまとって、不登校になる前からむしばんでいるんですよね👿

子どもたちの不安をなくす『とっておき』の一言

子どもが不登校で学校に行きたくないと伝えてくれた時に、

「そっか、わかった~。あ、じゃあ、雨が降るかもしれないから、降ってきたら洗濯物だけ入れてもらっていい?じゃ、行ってきま~す!帰りにプリン買ってくるね!」

『一言』じゃなくなったけど、素敵だと思いません???
親がこう言ってくれたら、子どもたちはどれだけ安心できるでしょうか?
この言葉には子どもを安心させてあげられる要素がたくさん詰まっています。

①あるがままを受け止めてもらえている
②頼りにされている感がある
③☝のため、当事者が自己肯定感を下げなくてすむ
④そして、親が無理していない(親が日常として捉えてくれている)

でもこれを言えるには、親御さんの心にゆとりが必要ですよね?
ということは、不安がない状態であることが大事なんです🥰

「じゃぁ、どうやったら親の不安はなくなるの????ねぇねぇ!」
と思った方。
是非こちら☟をご覧ください🌈

親の不安と、それを変えるアクション

親の不安の種類

親側の不安の多くは子どもたちの不安とは少し異なっていて、『社会の目』と『自分自身の過去との比較』から来るものが多いです。

親側の不安は大きく分けて二つ
①よく分からないことに対する不安
これらは、自分の知らないことに対してアドバイスができず、不安に感じるものを子どもたちに押し付けているパターン

・ゲームばかりしている
 ┗『ゲーム』に対する知識がなく、理解もない
 疑問点:『ゲーム』の部分が『勉強』になるとなぜかOK

・昼夜逆転している
 ┗親の生活を基準としているがゆえの偏見
 疑問点:『夜勤』専門の仕事だってたくさんあるのに・・・

・ひきこもりになってしまう
 ┗ひきこもり=非生産的というレッテル
 疑問点:定年退職した人たちは不要って考えなのかな・・・
     そもそも、ひきこもりって生産的な人も多いけど

②親の自分が笑われることに対する不安
「子どものことが不安で・・・」と言いつつも、『不登校の親となった自分が笑われるのが恥ずかしい』が本質なこのタイプの不安。
これがなくならない限りには、親子間の溝がなくなることはありません!

・義務教育なのに、法律的に問題が・・・
 ┗社会的制裁を恐れるパターン
 義務教育は『学校に行かせる』義務じゃないです♪

・身内や周囲の目が・・・
 ┗同調圧力を子どもに押し付けるパターン
 何世代も続いてるこれこそが、不登校の『負の連鎖』の元凶です😱

・学校に迷惑をかけている
 ┗休みの電話を入れるとき「すみません」とか言っちゃうパターン
 何も悪いことしてないのと、お子さんに心的負荷かけちゃってます

親の不安をなくす『とっておき』のアクション

親御さんたちの不安をなくすためのとっておきのアクション、それは

不登校のことを知る!

これに尽きますわ🤩
その方法としてはいくつかあると思うので、ご自身に合った方法での情報収集を検討してみてください♪

①ネット記事を読む(結構トラップや危険が潜んでます・・・)
メリット :情報量が多い 専門的な人も時折いる
デメリット:情報が偏りやすい 当事者や関係者ではない場合も多い

②Youtubeやスタエフなどで見る・聞く
メリット :生の声が聴ける 何かをしながらでも情報が手に入る
デメリット:疑問をその場で解決できない 余計な情報も多い

③Clubhouseでリアルタイムに生の声を聴く
メリット :その場で質問ができる 共感できる話が多い
デメリット:時間が決まっている まとまった情報ではない

④親の会に参加する
メリット :当事者・関係者と顔を合わせて話ができる
デメリット:足を運ぶ必要がある 合う合わないもある

僕がやってきた順で並べてみました♪
いまは、毎朝8時からのClubhouseでの『明るい不登校』というお部屋での話し合いがすごく価値のあるものになっています。
聴きに来るだけでも大丈夫ですので、ぜひ一度覗きにきてみてください!

親と子の不登校の不安

不登校は親御さんが原因じゃない

さんざん書いてきましたが、お子さんが不登校なのは親御さんの責任ではありません
逆に言うと、どんな親御さんであってもお子さんが不登校になる可能性はあります。

もちろん、そもそも不登校=悪ですらないというのは大前提ですけど。

おじいちゃん世代のそのまたおばあちゃん世代のさらにその上から何世代にも渡って受けてきた『教育』と、その教育が『間違いがある』と疑うことがなかった人たち、さらにはその教育を進化させなかった社会。
そんな連綿と続いてきた歴史こそが負の連鎖を生んでいます。たった一世代で築ける程やわな連鎖ではないのです。

不登校のお子さんの将来に不安をもつのは、そういう風に教えられてきた親御さんたちからしたら当然のことです。
ただ、僕は中学~高校の時期に、将来を不安がる親に対してこうも思っていました。

僕の将来ばっかりを気にして幸せを『願う』だけだったら、『今』の僕の悩みと向き合って『一緒に答え』を出そうとしてくれよ。

これって、皆さんの思春期の頃にも同じように感じた方多いのではないでしょうか?
ほとんどの親御さんは、お子さんの将来の幸せを願っています。
でも、何がお子さんの幸せか●●●●●●●●●●ということは、フワっとさせていたりします。
僕自身大人になって思うのは、大人になると幸せや不安を具体的に想像するのって苦手だったりするんですよね😊
で、親側が勝手に想像する『子どもの幸せ』や『子どもの将来の不安』を子どもに押し付けてしまう。その連鎖を抜け出したいと思ったのです。

ただ、当事者の親御さん次第で負の連鎖を断ち切れる

不登校の問題は、その認識が否定的に捉えられ、さらにはそれが長い間続いてきたということです。

でも実は、これは『問題』ではなく、『課題』なんですよね。
問題は『解決のために取り組まなければならないこと』で、課題は取り組まなければならない行動は明確で、今からでもできる『やるべきこと』です。

不登校のもつ課題は、
不登校のことをもっと知って不安をなくし、同調的な圧力をなくすこと

具体的に言うと、不登校の子どもたちを受け入れる。それだけのことです。

「あ、わかった~。あ、じゃあ、雨が降るかもしれないから、降ってきたら洗濯物だけ入れてもらっていい?じゃ、行ってきま~す!帰りにプリン買ってくるね!」

この考えになるというだけなので、本来はお金も時間も必要なかったりします。ただ、上でも話した通り、いきなりその考えまで変化するのは難しいと思います。

もし、不登校で悩み、壁にぶつかって苦しいという方がいらっしゃったら、不登校のカウンセリングも行っていますので、☟の『ミライラボ』のリンクからぜひ一度お話しに来てみてください。

『ミライラボ』ってナニ?
と興味を持って下さった方、こちらの記事もよろしくおねがいします♪
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