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風力発電に抱く違和感
三重県松阪市飯高町の奥で、大規模な風力発電所の計画が持ち上がっています。140m以上の風車が60基。大きなものは180mにもなるのだとか。今は林道もろくに通っていない山を削り、尾根まで一気に4~7m幅の道をつけるような大工事の計画です。事業者の青写真は壮大で、詳細を知れば知るほど驚きます。8月30日で環境配慮書に基づく意見書提出締切りを迎え、そこに集まった多くの人々の声(2007通の意見書!)に関
もっとみるあれから一年、終わってないのかな
ずいぶんご無沙汰でした、みんなの飯高Noteを久しぶりの更新です。
ちょうど一年前に「松阪飯高地域 風力発電所建設計画に中止を求める署名」をたくさんの人で頑張って集め回り、36,675筆という感謝でいっぱいの集計をしていました。
その後、市議会でも「飯高地域の風力発電 計画反対に関する請願」が賛成多数で採択されるということがあり、事業者には一貫して白紙撤回を求める姿勢を貫いています。まつさか香肌峡
今年もおつかれさまでした
2022年の年末となります。
ちょうど一年前に「松阪飯高地域 風力発電所建設計画に中止を求める署名」の活動が始まり、5月半ばまでたくさんの、本当にたくさんのご協力あって、36,675筆という地域人口の10倍を超える署名が集まり、その後の追加分も増えた大きな結果が残されています。今年の前半を振り返ると、人々の力の集結なしにはありえなかったなと感慨深く、感謝でいっぱいになります。
署名の反響そのまま
尾根筋が美しい秋です
紅葉真っただ中の秋です。東西に広く標高差の大きい飯高町では見頃は決めにくく、あっちやこっちで見頃だったりもう少しだったりとちょうどいい時に居合わせるのは難しいですが、川を見下ろしたり山を見上げたりするとどこかは美しく、秋の見映えを楽しむことができます。
林業盛んな飯高の山々は、市場に出回りやすい杉やヒノキを植えているところが多く、特に夏場は緑豊かでよく見てみないと樹種が多様であることはわか
どう聞けば受け止めてもらえるのかな
松阪市飯高町で計画されている大規模風力発電事業は、明らかに住民理解が得られない事業であるにも関わらず、来年3月を目途に環境アセスメントの手続きとしての方法書という次の段階に進むということが示されました。どこからのどんな意見があろうとも、受け止めることなく計画を進める気でいっぱいなことを堂々と示されてしまいましたね。
まあ、そんなことはわかっていたのですが、問題を起こしがちな事業者ってどこでも
防災の日に思うことは
台風が不穏な動きを続けています。来るのか、来ないのか、どこに行くのか、どうなるのか。不安な気持ちは続きますが、どうなろうともなんとかやっていけるように、備えておくしかありません。暮らしながら、山の様子に気を配り、川の様子を察知して、大事がないよう情報を回し合っておくことが最大の防災になるのではないでしょうか。
8月終わりから雷を伴う雨が多くなっています。その影響でなのか、飯高町の川俣地区で工事現
風力発電勉強会のお知らせ
ギリギリのお知らせになってしまいましたが
8/21(日)に飯高町の総合開発センターで14:00~16:00
風力発電と建設地域の実態について各地で講演をされている先生をお招きしての勉強会が開かれます。
講師の方の著書は下記のものがあります。
『自然エネルギーの罠』
『風力発電の不都合な真実』
実体験に基づくお話には賛否両論もありますが、実体験なく都合のいいことばかりを言う事業者が隠しているこ
もうすぐ一年になります
暑中お見舞い申し上げます。香肌峡のある松阪市飯高町でも、暑い夏を迎えております。川を求めて訪れる人々でにぎわういい季節になっています。
松阪市飯高町で大規模な風力発電事業所が計画されていることが、新聞各紙に小さく掲載されたのが2021年7月30日だったか31日のことでした。市議会議員選挙が終わって間もないころ、ひっそりと確実に計画は動かされました。環境影響評価に基づく配慮書というぶ厚い冊子が振興
政治ってもやもやするものですね
だいぶ期間が空いてしまいました。松阪市飯高町の大規模風力発電計画に関すること、6月の間も実はいろいろあったのです。
先月に大きく署名活動が結実し、松阪市長と三重県知事宛てに提出し、次の段階として、市議会での請願に向けてまつさか香肌峡環境対策委員会が飯高町の3住民協議会(波瀬、森、川俣)と連携して動いていました。
6月議会で取り上げてもらえるように、判を集めた文書を提出して、議長にお渡ししに行っ
2度目のメ~テレまとめ報道
署名活動がひと段落し、理解の得られない事業者説明会も終わり、まつさか香肌峡環境対策委員会は次の動きに向けて調整中です。
6月1日に名古屋テレビ(メ~テレ)のニュース番組『アップ』でこれまでのまとめが報道されました。署名集計の様子や提出、そして住民説明会の他、事業者が県に計画の見直しを話している様子なども記録されています。
大きく地図が出ているのでどのように計画が変更されているのか気になる方も多
3地区目での事業者説明会
松阪市飯高町で計画されている大規模風力発電計画は、もう八方ふさがりで風前の灯火のはずなのですが、事業者であるリニューアブル・ジャパン社は先日また環境配慮書に対する住民説明会を開きました。これは飯高町の波瀬地区、森地区では住民説明会が開かれたのに川俣地区では説明を受けていないということで、住民協議会のほうからリ社に求めたことで開かれたそうなのですが、反対署名3.6万筆という新聞各社からの報道の後、一
もっとみるまつさか香肌峡新聞出ています
GWの飯高町は大賑わいです。いつもは静かな渓谷に多くの人が楽しそうに訪れていることを目の当たりにすると、この地がまだまだ人々の憩いの場であり、残していく姿はどんな景観なのか、改めて守る思いが強くなります。行楽・交流をきっかけに香肌峡の仲間が増えていく未来がいいですね。
連休を前に風力発電計画に対して地元で配布された瓦版4号がありました。
まつさか香肌峡環境対策委員会ホームページの報道ページに添付