2度目のメ~テレまとめ報道
署名活動がひと段落し、理解の得られない事業者説明会も終わり、まつさか香肌峡環境対策委員会は次の動きに向けて調整中です。
6月1日に名古屋テレビ(メ~テレ)のニュース番組『アップ』でこれまでのまとめが報道されました。署名集計の様子や提出、そして住民説明会の他、事業者が県に計画の見直しを話している様子なども記録されています。
大きく地図が出ているのでどのように計画が変更されているのか気になる方も多いでしょうが、見直しの説明は全て口頭で行われました。説明会でも元の地図を見せて、このあたりこのあたりと棒差しされただけでした。その様子も映像に残されています。
県に説明しに行かれた時も、また先日飯高町の各住民自治協議会に連絡を取り(委員会を窓口とすることを無視されました)、口頭で説明ということも行っていたそうです。そしてこの(仮称)三重松阪蓮ウィンドファームの事業責任者とされている方は、県などへの説明には姿を現していないようです。責任者とは一体なんなのか。そして責任のない立場の人が口先だけで見直す見直すと言われたところで、何の信頼があるものでもありません。対応する方々の時間が無駄になることも配慮できないのでしょう。
「これだけの懸念があり、撤回してほしい」との声には応えることはせず、
「計画を見直して説明したらわかってもらえる」とはまたなんとも無理解を露呈するだけです。この報道からの事業者たちの声を拾ってみますとこんなかんじになります。
ー「ちゃんと理由が説明できるような形で、納得していただけるような形であれば、計画を拒否するとか、そんなところではないということだと思います」(環境調査会社の担当者)ー
ー「しっかり調査の手法も示していきたいなと、私は個人的には思っています」(リニューアブル・ジャパン松阪事務所 今井香織所長)ー
ー「5月21日に住民説明会で話した内容を県に伝えております。県からは『環境アセスメントの法的なプロセス以外にも、住民に真摯にご理解いただけるようにしてください』と」(渡邊開也社長室長)ー
なんだかとても薄っぺらいですね。誤魔化して誤魔化して誤魔化してを繰り返していたら、こんな言葉を使うようになってしまうのでしょうか。
こんな薄っぺらい言葉ではなく、自然を守りながら経済活動もすることを、真面目に真っすぐ考えたらいいです。100%納得の話はなかなか難しくても、過半数に反対されるような事業を空っぽに進めるなんてこと、しなくていいです。それができないなら、撤退したらいいんですよ。
さて、まつさか香肌峡環境対策委員会が受け持っていた署名活動は、5月15日に集計が終わっているけれど、まだ追加でどんどん署名が送られてきます。いい流れがある雰囲気が伝わるのでしょうか。報道に移っていた集計活動もなんだか明るい雰囲気でしたね。
追加で送って頂いた署名は、経済産業省に提出するときに上乗せしますので、もしお手持ちのものがありましたら、無駄になったと思わず送ってください。
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