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政治ってもやもやするものですね
だいぶ期間が空いてしまいました。松阪市飯高町の大規模風力発電計画に関すること、6月の間も実はいろいろあったのです。
先月に大きく署名活動が結実し、松阪市長と三重県知事宛てに提出し、次の段階として、市議会での請願に向けてまつさか香肌峡環境対策委員会が飯高町の3住民協議会(波瀬、森、川俣)と連携して動いていました。
6月議会で取り上げてもらえるように、判を集めた文書を提出して、議長にお渡ししに行って、審議委員会で認められたら7月上旬に可決されるという流れだったのです。とにかく松阪市として、市民からの大きな声を受けて、「住民の声をないがしろにした計画は見逃すことができない」と大きく動けるはずだったのです。
それが、なんだか雲行きが怪しくなったのは、住民側の落ち度というより、松阪市の政治的な話のようなのです。
何があったかというと、
市議会に期日前に請願を提出(6/6)
→文章に過激なところがあり、一部修正したほうがいいのではという声
→譲歩して一部修正して再度提出(6/20)
→期日に間に合わなかったから非承認(6/23)
請願を受け付けなかった理由としては
「議会のルールに合わなかった」
「緊急性がない」
ということだそうです。過ぎてしまえばまかり通る理屈なのですが、受け付けてもらうために譲歩したのに、緊急性がないとされて、9月に持ち越しとなったこと、後味が悪いなと思います。
政治なので裏があって当たり前で、それぞれの実利のために動いてしまうのは半ば仕方のないことです。それでもそんなやり方で横槍を入れて、堂々としていられるものなのでしょうか。バトンタッチすることもできないのかと残念感が更に広がる結果になってしまいました。そんなものですかね。
「緊急性がない」と判断されたということは、この夏に事業者がなにか動きを仕掛けてくることもないということかもしれないです。引き伸ばしている間に水面下で何か画策するだけということがわかっているからこそ、わざわざ引き伸ばしたのでしょうかね。
勘ぐりたくなるほどもやもやは募ります。このことが夕刊三重に出てから、市議会へ抗議の電話をする人もいるそうです。市民の真っすぐな気持ちをはぐらかしっぱなしに見えてしまう松阪市の政治は何を目指しているのでしょうか。今回のことで更に残念感と不信感を高めることになりました。そしてこんなことは松阪市に限らず日本各地でも起きているのでしょう。また参議院選挙がありますが、裏工作ばかりしない骨のある方が報われる社会になっていってほしいものです。もやもやに囚われ過ぎず、次の未来を考えて創り上げていきたいですね。
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