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あれから一年、終わってないのかな

ずいぶんご無沙汰でした、みんなの飯高Noteを久しぶりの更新です。
ちょうど一年前に「松阪飯高地域 風力発電所建設計画に中止を求める署名」をたくさんの人で頑張って集め回り、36,675筆という感謝でいっぱいの集計をしていました。
その後、市議会でも「飯高地域の風力発電 計画反対に関する請願」が賛成多数で採択されるということがあり、事業者には一貫して白紙撤回を求める姿勢を貫いています。まつさか香肌峡環境対策委員会のホームページでもまつさか香肌峡新聞のまとめなど掲載しておりますので、ご参考に。

事業者が厚顔に方法書に進む前にやれることはやり、力強くことにあたってきた甲斐あって、3月までに次の段階があるわけでもなく、雲散霧消になっていくのかもしれないとの思いがなかったとは言えません。住民としては一文の得にもならない勝手な事業につき合わされるのは勘弁して頂きたいわけですから。黙って撤回してくれたら有難いです。

というわけにもいかないのかなという動きが出てきたのがこの頃ですね。
相変わらず事業者は地域に出入りしていて、働きかけをしているようです。そしてやはりその働きかけは、まつさか香肌峡環境対策委員会を窓口とせずに行われています。

再生可能エネルギーに関して世の中の動きとしても、まだまだ浮き沈みが激しいです。洋上風力発電を観光地にというニュースがあったり強引な評判がある事業者が買収される動きがあったり。全国・全世界の事情に通じることはできませんし、似たような情報に偏ってしまうことは避けたいですが、住民の声がもう少し報道に上がって欲しいとは思います。観光化を狙ったけれどその後どうなったとか、耐久年数を過ぎた再生可能エネルギー媒体は環境に優しいのかとか、欲しい情報はさほどセンセーショナルでもないのでわかりづらいですね。
飯高の山々は今、新緑の美しい頃です。どうかこのまま生き物と人々が安心して暮らせる地であってほしい。そのために淡々と知恵と力をつけていきたいですね。
あの計画どうなった、と気にかけてくれている皆様、いつもありがとうございます。平静のまま過ぎていけるか不穏の波立ちがあるか。白紙撤回の報があることを諦めずにいたいものです。


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