抽象度を上げる練習は自分の頭で考えられるようになる訓練にもなる。
苫米地英人さんの『IQ200になる習慣』をオーディブルで耳読した。
頭のいい子に育てるためにやることとして、「抽象度を上げていく質問をする」、というのがあって、おもしろいな、やってみよう!と思ったので紹介します。
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まず抽象度を上げとはなんぞや?
と最初は何言ってんのこのおじさん??
頭のいい人にしかわからないこというの、いい加減にしてくれ、
凡人にもわかるように説明してくれ!って思いながら聞いてたんですけどね、ちゃんとわかるように説明してくれていました。
たとえば、
抽象度を下げる、というのは、
動物→ねこ→野良猫
みたいに物事を具体的にしていくこと。
それに対して抽象度を上げる、というのは、
ねこ→ネコ科→動物→生き物→地球生命体
みたいにだんだん物事の概念を大きくとらえていくこと。
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これをIQを高くするための訓練として子育てに取り入れるとしたら、
車って何?→乗り物
乗り物って何?→人を乗せて動くもの
みたいに一つ上の概念を答えさせる。
概念を考えることで子どもに常に考えさせることができ、
IQを上げる訓練になるんだとか。
これを繰り返すことで、
脳を活性化させ、見えないものを読み取ったり、高い視点でものを見て理解する能力が養われる、と。
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この理解が深まることを「ゲシュタルト」というそうです。
情報を見て、その情報に意味を持たせて、もっと大きな枠組みで理解すること。
ミーニングノートで私が毎日やってることもゲシュタルト?
そしてここまで読んで、あれ?私これ日頃からやってるかも?
って気づいたんですよね。
私は毎日ほぼ日手帳にその日あった出来事からの気づきをメモしていて、
その気づきからさらに、自分の夢や目標につながっているなと思えることを紐づけしていく、という作業をしています。
1日3つ、その日の出来事からチャンスにつながるかなと思ったことなど、出来事だけでなく自分の気づきも含めてほぼ日手帳に書くようにしています。
そして、それをまた1週間ごとに振り返って、その出来事が自分の今後にどんな意味を持っているのか、意味づけしながら紐づけしていく、そういう作業を定期的にやっています。
その時はいやだなと思っていたことが、実はあとからチャンスにつながっていた、というような気づきもあるし、その出来事単体では見えてこなかったけれど、いくつか重なることでそうか、こういう方向に進めていけばいいんだ、と自分で思いつくことも。
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苫米地さんの本の内容を自分なりに解釈してみるとしたら、
たんにその日あったこと、「出来事記す日記」じゃ意味がなくて、
その出来事から自分が何を学んだり、考えたりしたのか、そこから抽象度を上げてその具体的な出来事に潜む「兆候」を読み取っていくことが必要なんだと感じました。
占い的な要素に近いのかな。。
実は私は昔から占いは得意で、私のタロット占いは当たると言われ、
クラスの子たちに頼まれ、よくタロットカードを使って恋愛相談にのっていたりしたことを思い出しました。
これって何を意味しているのかな?
どうしてこうなんだろう?
私はそういうことを考えるのが実は好きな子でした。
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苫米地さんの本おもしろいのでお勧めです。
上記の『IQ200になる習慣』はアマゾンオーディブルで聞き放題になってるし、こちらの『思考ノート術』にも抽象度を上げるについて説明されていて、こちらはkindleunlimitedで読み放題になってます。
ハウツー本やビジネス本とは一味違う。
学ぶことが楽しくなる、もっとたくさん本を読みたくなる。
おすすめです。
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