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マグロのほほ肉のステーキを食べたことがあるのか



2024年3月29日(金)

雨風が強過ぎた。
研究室に着いたらカバンの底が濡れていて、手書きの名刺に使っているカワイイ紙が水でふやけていた。
ショックだ。
と思ったけど、今の紙を使い始めて結構経つし、ちょうど良い買い替え時かと思い込むことにする。
恵みの雨だ。

夕方から東京都現代美術館に行った。
トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)がやってる「Tokyo Contemporary Art Award」の2022-2024の受賞記念展が土曜日からで、その内覧会だった。
O JUNさんが誘ってくれて、Oさんの芸大時代の教え子で画家の田中裕貴さんと3人で見た。

受賞者はサエボーグさんと、津田道子さん。
今の現代アートらしい内容だなぁと思った。
両者の作風、アプローチのコントラストが面白い。
一応同じ展示で、2人展みたいになってはいるけど、互いのスペースは入り口分かれていて、中での行き来は出来ない。
全然雰囲気の違う空間を連続させてしまうことなく、一旦入り口に戻ってリセット出来るので、こういう作りも良いなと思った。

津田さんは直接の面識は無いんだけども、国際芸術センター青森繋がりのある方で、Oさんも滞在中に知り合いになったらしい。
津田さんの映像作品の中に自分も映り込むインスタレーションがあって、僕が大画面に映ると、Oさんは繰り返し「絵になるなぁ」と言っていた。
嬉しかった。

清澄白河駅の近くのお好み焼き・もんじゃ焼き屋さん「くさかべ」に入って、3人で色々相談しながらお好み焼きとかもんじゃ焼きとか焼きそばとか食べた。
田中さんはレモンサワーからのレモンサワー、Oさんは生からのシークワサーサワー、僕は生からのレモンサワーだった。
田中さんはマグロのほほ肉のステーキを初めて食べた、美味しいと喜んでいた。
僕は初めてじゃない気がしたけど、こういうお店で鉄板で焼いて食べるのは初めてな気がするし、しょっちゅう食べるものでもないから、食べたことある気がしているだけで実は初めてでも不思議ではない。
記憶は適当だなと思う。
兎にも角にも、美味しかった。

解散してから研究室に戻っていっぱい働いた。
偉いなぁと自分で自分を褒めた。
自分で自分を褒めてあげると仕事のヤル気が出る気がする。
発見かもしれない。
褒めてあげながら頑張ろう。
実験も上手くいったし、良かった良かった。
やっぱ、報われないことも多いけど、時々報われると、良いよね。

さぁ明日の甲子園は準決勝だ。
週末は天気も良さそうで楽しみだ。
心から。

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