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靭帯切れてそれから、、経過観察241日目(呪術後211日目)

世紀の番狂わせの試合の続きを書きます。
と、その前に

日本代表おめでとう!!

本当にこれに尽きます。歓喜の瞬間を迎えるまでの数分は本当に泣きそうになりながら観ていました。普段はサッカーで起こることなんて、、人生トータルで見たらたいしたことないと言っているものの、この数秒の時間で泣きそうになってしまう自分に「うそつけ!」とツッコミたくなりますね。だがしかし、これがフットボールの力といいますか、やはり影響力のあるスポーツのひとつであることは間違いありません。得点が入らなくて寒いスポーツだといまだに言われるんだけど、長友選手のように、そういった批判をエネルギーにして、フットボールを拡張していく内のひとりに慣れればと思います。

では昨日続きから。
トータルスコアでは2-1で勝利しました。『勝ったチームが強い』とはよく言われますが、もう今では『負けたチームが弱い』と偏に言える時代でも無い。そう感じるくらいに現代サッカーには『具体化、言語化、分析』が浸透しているので、ボクの中では『ドイツも確実に強かったけど、勝った』という表現をしたいです。だからこそ日本中で、いや世界中で『後半の修正が勝因』とディベートされたりするんだと思います。

後半にその修正がなされてからは後ろからのビルドアップがある程度出来るようになって、特にセントラルの位置で余裕を持てるようになったのは大きかった。ギュンドアンがベンチに下がってからのドイツのセントラルが変貌してしまったのも驚きました。こんなにも違うのかと。それまでのドイツは「ボール保持の間に使いたいスペースを空けておくっていうのが出来るドイツ」っていう印象だったんだけど、それが後半の途中からほとんど出来ていないように思えた。それは日本のシステム可変の要素もきっと大きい。
それらに加え、冨安選手と三苫選手が入ってからかなりボールも収まってきた理由のひとつは、ある程度相手からプレッシャーを受けても失わない技術があったからなんだろうと。前半の日本はボールを一人で持ちながらいなせる場面が少なったので、その辺の技術は天晴れだと感じました。
前半は特に相手に押し込まれながら守備をしたので、低い位置でボールを奪えた時には、相手との距離感が近いのでやはり蹴ってしまう場面が多かった。逆に中盤より前目で奪えた時にはゴール前まで迫れたわけですからね。

とにかく日本が前半よりもボールを上手く運びながらゴールまでいけた要素はたくさんあるでしょう。ドイツと日本ではボール保持の仕方が違って、日本の方がドイツゴールに向かうまでの手数が少なかった、故にゴール付近でプレー出来た場面が多かったのは、ボール奪取直後のドイツとの距離感が少し広がっていたからだと思います。

三苫選手には本当に驚かされます。ボールの持ち方がやはり独特で、一度、自分の両足の間にボールを置いて静止したシーンがあったんだけど、こんなプレー数年前まで日本人でやっている人なんてあんまりいなかったんじゃないかな。その直後に走り込んだ南野選手にフワっとスルーパスを通したんだけど、きっと彼の中で『こういうことが起きる、起こせる』っていうのがわかってるんだなと。じゃないと、前の前にいる2人のドイツ人相手にそんな持ち方は出来ない。そう感じたのです。
そして、試合全体を通しての田中碧選手のハードワークっぷりにはおそれいった。遠藤選手のデュエルはもちろん出てた全選手が疲弊しながらも走り切っていて本当に脱帽です。田中選手もどちらかといえばボールを触ってリズムを作るタイプだろうと思っているんだけど、彼の姿が映っている時のほとんどがハードワーク時の場面でした。後半になって少しずつスペースが空いていって、自分のペースでボールを触れるようになっていった印象がありました。それに鼓舞されるかのように、ドイツ一を誇る遠藤選手の気迫に拍車がかかって、吉田選手、板倉選手が相手FWの前でインターセプトする場面も増えていました。勇気を持ってバックラインを押し上げて保っていたようにも思えます。鎌田選手にもボールが収まる機会が増えたところで、三苫選手や浅野選手、堂安選手の機動力が生き生きと。静かだった伊東選手もペナ内に侵入できるように。
こうしてどんどん迷路を進んでいった日本は、ドイツに勝利する。というゴールにたどり着いたわけです。

サッカーは迷路のようなものだなと。
ゴールの位置が見えていないなかで、試行錯誤しながら勝利というゴールに向かっていく。チームで。
サッカーには正解がなく、常に答え合わせをしている状況なのです。いつどこにゴールがあるかわからないけど、正解を探し続ける。まさしく迷路なんだなと改めて感じました。
そして昨日、日本はドイツよりも早くゴール出来た。
それが昨晩起きた世紀の番狂わせなんだと思います。

昨夜を境に本当に色んなディベートがされている中、自分が直に感じた事は、、

サッカーはサッカーに終わらず。
フットボールはフットボールのみにあらず。

というところです。
システムの変化が勝利の要因とされるとすれば、それ自体が勝利の要因ではないと言う人もいたり、そういった中で本音で語り合い、自己表現の祭典が繰り返し行われていく。そうしてみんな生きて、死に向かっていっているこの感じが、凄く人間的で素晴らしいと感じているのです。

早死にする気はないけど、いつ死んでも後悔しない。

本当にそう思えるようになってきました。
今の日本代表のような勇気ある決断、チャンレンジに肖りながら今日も生きています。ありがとう。

今日の右膝です。
まだ下半身のリハビリは出来ませんがだいぶラクになってきました。
水を抜くってすげえな。
このまま状態良好になるまで様子を見ていきます。

ひとつよしなに。

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