マガジンのカバー画像

WORDS日報

17
新米編集者が、編集やライティングについての日々の学びを書きためています。
運営しているクリエイター

#出版

「仕事」になってから、書くのがつらくなってしまった話

「仕事」になってから、書くのがつらくなってしまった話

最近、書くのがしんどいです。

わたしはいま、WORDSという編集の会社で働いています。

noteを書いているのは、編集の勉強のためという理由も大きいです。だから「より多くの人に読んでもらえて、伝わりやすくて、おもしろい内容にしよう!」と思って書いています。(全然できていないときのほうが多いのですが。)

ところが最近、

「おもしろくてタメになることを書かなきゃいけない」

「きれいなわかりや

もっとみる
脳内に「映像」が流れる文章のつくりかた

脳内に「映像」が流れる文章のつくりかた

いい文章、人の心を動かす文章は、読む人の脳内に映像が流れます。

そのときの情景が目に浮かぶ。著者が話している姿が想像できる。そんな文章には、ぐいぐい引き込まれ、つい最後まで読んでしまいます。

では、どうすればそんな文章が書けるのか? 最近、WORDSでいくつかヒントをいただいたのでご共有します。

冒頭5行で「著者の声」と「場の雰囲気」を伝える
柿内さんが編集された「2020年6月30日にまた

もっとみる
「社長しかいない会社」に入社して1ヶ月、率直な感想を書いてみた

「社長しかいない会社」に入社して1ヶ月、率直な感想を書いてみた

編集者の竹村俊助さんが代表を務める株式会社WORDSに入社して、もうすぐ1ヶ月になります。

社会人1年目で「まだ社長しかいない会社」で働いてみて、いいことも驚くこともすでにたくさんあったので、まとめてみます。

まずは、よかったことです!

上司=社長=会社。 誰にどう評価されればいいか、わかりやすいなによりもよかったのが、これです。

会社には社長しかいないので、直属の上司=社長だし、社長の意

もっとみる
noteが書けないときの症状と、処方箋5つ

noteが書けないときの症状と、処方箋5つ

先週の金曜日と今週の月曜日、noteが書けませんでした。悔しい!

いちど「書けない」サイクルにはまってしまうと、そこから抜け出すのがなかなか難しいなぁと思いました。1日サボってしまっただけで、再開するときの筆の重さといったら……。そこで、次に書けなくなったときのために、「なぜ書けなくなるのか」そして「なるべく書くためにはどうすればいいのか」をまとめてみました。

症状① テーマが定まらないまず、

もっとみる
最強の編集者は「大阪のおばちゃん」である

最強の編集者は「大阪のおばちゃん」である

これは、先日雑談していたときに柿内さんがおっしゃっていたことです。

「大阪のおばちゃん」は最強の編集者である。編集者はみんな、心の中におばちゃんを住まわせるべきだ、と。

最強ポイント①ツッコミが入れられるおばちゃんが最強とは、どういうことか?

たとえば、こういう感じで話す人がいたとします。

デジタルトランスフォーメーションが進んだアフターデジタルのニューノーマルな世界では、どのようなパラダ

もっとみる

「コンテンツ化」と「その人らしさ」の両立

今日は最近悩んでいることをそのまま書きます。

読まれない文章は「存在しない」のと同じ……と、竹村さんのこちらのnoteに書いてあります。けっこうなキラーフレーズですよね。確かに目を引くし、つい読んでしまいます。

このnoteでおっしゃっているのは「どんなに中身がよくても、読まれなければ意味がない。だから、たとえ表面的なテクニックであっても、よりたくさんの人に読まれるような見せ方にしたほうがいい

もっとみる