ねぇ、結局「就活力」って何なの?
セブンイレブンの卵かけご飯風おにぎりみたいな名前のもの、出汁の染み込んだご飯と半熟卵のバランスが絶妙だよね。
それはさておき、今日は「就活力」について、その2。
この前とある就活サービスのユーザーインタビューを受けたときにこのワードが出てきて、このワードは無意味だなぁと思いつつ 定義したくなった。
学生は情報のギブアンドテイクを求めていたりするし、内定数で他者と自分を比べたりするし、いわゆるマウント取りたがり屋さんはいくらでもSNSにいるので。
あえて「就活力」ってこういうものなんだなぁというものを可視化して、周囲の就活生に対する"すごい"や"憧れ"の気持ちがどんなポイントに生じるか考えていきたいと思った。
※リブログ先の(引用先の)noteには、「面接力」の話が主に書かれている、それはくだらないという話も含め。
「就活力」とは?(順不同)
1. GD強者。
GD通過率が高い猛者のことを「就活力がある人」と呼ぶ。
とにかくロジカルかつ、初対面の学生に対しても配慮ができる人。ファシリテーターから書記までこなせる人。発言の量・質のバランスが秀逸な人。
まずは「GD慣れ」の段階に達し、その後さらに自分を磨くと強者になれる。(と思われる。)
2. 内定強者。
とにかく就活におけるスペックが高く、誰もが知っている有名企業から内定をもらっている人のことを「就活力がある人」と呼ぶ。
有名企業は特にコンサルや外銀、GAFAMなどのこと。選考も早く、日本だけにとどまらないという要素も持つような企業が多いだろう。
いわゆる就活塾に通っている人や、ケース面接プロ級〜のような人の場合が少なくないだろう。
3. ガクチカ強者。
とにかく質・量(規模感)共に他者と圧倒するガクチカを持つ人のこととを「就活力がある人」と呼ぶ。
特に企業経験のある人。他にもベンチャーやスタートアップでゴリゴリインターンしてる人。海外での経験(留学以外)など。シンプルに能力が高く、圧倒的な(定量かできる)成果を持つような人。
4. 話し方が上手く、面接力のある人。
これはリブログしたnoteの内容に近い。話し方が上手く、自分のやってきたこと、つまりエピソードの伝え方が上手い人のことを「就活力がある人」と呼ぶ。
いわゆる結論ファーストで話せる人、端的にわかりやすく・かつ論理的に話せる人、、、という言い方が正しいだろうか。
この辺は話慣れているのかという部分と、面接の経験回数という部分がものをいう....というところだろうか。
これは元々能力がなくても、身につけられる"就活力"のような気がする。
5. 志望動機の伝え方がプロ強者。
もはや志望動機の捏造の仕方までプロになってくると、恐ろしいの境地に達する人たちのこと。本選考で差をつけなければいけない部分(=志望動機)できっちり差をつけられるだけの情報収集・自分の経験&考えとの結び付けができる人。
6. スケジュールを立てるのが上手い強者。
オンライン就活だからこそ増えるエントリー数。落ちるのが当たり前だからこそ日程が被っていても応募するサマーインターンシップ。
そんな中でES締切や面接時間・WEBテスト・企業研究の時間などをきちんと管理できるのが「就活力がある人」なのではないだろうか。
効率よくたくさんエントリーし、数多くの面接を受け、経験値を高める。
隙間時間でESを書き、着実に内定までのステップを踏んでいく。その上で他のことも頑張ったり大学生らしく遊んだりもできる、いわゆるマルチタスカーなのではないだろうか。
そろそろ思いつかなくなってきた。
あとは学歴から付随して生じる繋がり(教授とか研究室とかゼミとか)をどれだけ支えるかも就活力かもしれないし、大手企業にウケるような人柄とは何か熟知している人(今までの人生において「大人からの好かれ方」がわかっている人」)も就活力がある、と言えるかもしれない。
有名企業から内定をもらえることが全てではない。私はずっとそう思っていたい。
ガクチカは成果が全てではない。それは自分自身が少しくらい証明できたと思っている。
終わり。