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あなたの圧倒先な才能に、ただ震えました。拝啓めぐみティコ様に捧ぐ

 世の中には、努力じゃどう頑張っても越えられない壁がある。

 みなさんは、圧倒的な才能を持つ人と出会った時、「この人には、勝てない」と諦めますか。それとも、悔しいと感じますが。

 それとも、「どうせ私なんて」と、劣等感に苛まれてしまうのでしょうか。

 これはあくまで、私の場合ですが。まず、体に電流が駆け巡ります。電流が流れるような作品との出会いは、決して多くはありません。

 人の文章を見て、人生で初めて体に電流が走ったのは、芥川龍之介でも。宮沢賢治でもありませんでした。

 それは、中学の同級生でした。彼女はのちのち、本当に大きな賞を取り、人気作家としてデビューすることになります。

 地元ではちょっとした騒ぎになりましたが、私は必然だと思ったものです。だって、明らかに同世代が書く文章ではなかったので。いつの日か、何らかの形で世に出る人だと思っていました。

 noteの地でも、圧倒的な才能を前に、体が震えることがあります。

 小説だと霜月透子さん、エッセイだと斉藤ナミさん、花丸恵さん(※小説も良いです)。旅系の記事だと、山門文治さんといった所でしょうか。

 他にも指で数えきれないほど、素晴らしい書き手の方はいますが。体に電気が走る衝撃を覚える方は、片手で数えるほどかもしれません。

 いや電気というか、画面を見た瞬間。開いた口が塞がりませんでしたよ。noteに、こんな凄い人がまだ眠っていたなんて。

 そんな素晴らしいnoterの名前は、noteに咲く天才エッセイストこと(私が勝手に呼んでいます)、めぐみティコさん。

 ↑不妊治療の話です。さあみなさん、圧倒的才能に震えてください。

 ティコさんは「エッセイストになりたい」とnoteに書かれていますが、元々は小説を書かれていたとのこと。

↑エッセイストへの夢、創作大賞への気持ちや姿勢については、こちらをぜひ

 文学賞受賞歴もあるとのことで、実力は折り紙つきです。

元々は、小説書きでした。
小学生の頃から創作に目覚め、ノートに物語を書き綴っていたのがはじまり。
中高生の頃には、学生が対象の文学賞に入賞し、新聞に載ったこともあります。
高校生の頃には、読書感想文コンクールで入賞しました。短歌同人誌に所属したJK歌人でもありました

はじめまして、めぐみティコです。より引用

 ↑ティコさんのこれまでが書かれた記事はこちら

 noteを辿れば、すでに多くのファンの方を目にします。フォロワー数?決して多い方じゃないですよ。Twitterもされていません。

じゃあ、なぜ彼女の作品は読まれるのか。それは彼女の作品が、本当に素晴らしいからです。

 今から、身も蓋もない話をします。この話をすると、私はもしかしたら業界から大目玉を喰らうかもしれない。それでも、どうか言わせてください。

 世の中には、数多くのライター、エッセイ、小説講座があります。通えば、基礎的なスキルは身につくし、「文章で稼ぎたい」という理由であれば、多少は叶うかと思います。

 有名になりたい訳じゃないけど、月20〜50万くらい稼ぎたいとかだったら、必死に頑張れば何とかなるかもしれません。その道を選ぶのも、そう悪くないと思います。

 なぜなら、私はその道を選び、美味いご飯を食べているから。お金で解決できない問題もあるけど、ある程度のことならなんとかなります。純粋にお金を稼ぐなら、私は純粋に悪くない道だと思うのです。

 ただ、自分の好きなものを書きたいとか。自分にしか書けないものを書きたいという方であれば。基礎的なスキルの他にも、色んな要素が求められます。

 それは、人の心を動かす感性、個性、センス、情熱など。それらの要素がすべて備わった作品には、作者の才能と魂が宿っています。あと売れるかどうかという話になると、世間の需要を知るとか。マーケティング的な話が必要になるかもしれませんが、圧倒的な才能に関しては「それらを凌駕する」んですよ。

 めぐみティコさんの作品には、圧倒的な才能と文章力のみならず、彼女の魂や生き様。つまり、命が吹き込まれています。

 なんとこの度、みくまゆたんが選ぶ(お前が選ぶんかよ!)「このnoterが凄い」のティコさんに、ありがたい感想をいただいたんですよ。感想を読んだ瞬間、携帯を持つ手がとまりました。

↑「息するように書く」のエッセイと、小説「そして、鳥たちは飛び方を忘れてしまった。」をご紹介いただきました。

↑感想頂いた作品はこちらの2作品です。ありがとうございました!読んだ瞬間、1人号泣してました(笑)

 ティコさんから頂いた感想で、嬉しかったメッセージを紹介させてください。

天才と同じフィールドで戦うのではなく、自分の土俵を大事にすること。
その結論に至るまで、どれだけの葛藤をしてきたことか。

語れば思いはたくさん出てくるのだと思う。
でも、彼女はそれをしない。
自分のフィールドでは、自分が一番輝いていると知っているからだ。


ものすごくカッコいい、自分の仕事に誇りをもって取り組む女性の姿がここにある。

わたしがわたしの「書くこと」に対して迷ったとき、必ずここに戻ってきたい。
そう思わせてくれるエッセイに出会えたことが、とても嬉しい。

 私からすれば、画面奥にいるスターのようなお方。

 感想も丁寧に綴られており、自分だけじゃなく、誰かの作品すら宝物のようにそっと包み込む優しさ。

 ファンがつく人には、理由がある。才能だけじゃなく、人への気遣い、心遣いに長けているのだと。

 今回の記事を夜にあえて書いたのは、あまりにも私の感想が赤裸々すぎて、恥ずかしいからです。この度は、素晴らしい感想をありがとうございます。敬意と感謝を込めて。

フリーライター みくまゆたんより

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