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ボクの詞(ウタ)

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楽曲用の歌詞。(1番のみ)
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#歌詞

無常

壁に掛かった二つの針の
命を削る無色の音に
焦りと不安を押し付けられて
足掻いてもがいてたじろいて

それでも明日に期待して
それでも明日こそはって

無慈悲な時間に負けたくなくて
無意味な時間を蹴飛ばしたくて

メッセージ

答えのない想いを抱きしめて
暮れゆく街を一人彷徨う
前ぶれなく潤んでしまう瞳に戸惑っては
小さく好きと呟いて胸を抑える

いつからだったのだろう
ときめき感じていたのは
気がつけばいつも
貴方ばかり溢れてくる

簡単に会えない距離に安心しながら
それでも心を届けたくて
なんでもない言葉の中に
消せない想いを潜り込ませる

住み慣れた街を出て行く君に

伝えたいこと沢山あるのに
手を差し出すのが精一杯
君の温度が冷めるのが嫌で
手を離せないまま俯いた

住み慣れた街を出て行く君に
何も渡してあげられないけど
住み慣れた街に居残るボクは
ここで温め続けるよいつまでも
君の思い出が冷めないように

ごめんね

ずっと追いかけている
あの時夢みた幻日は
求めるほどに遠のいて
ふと諦めそうになる

目の前を過ぎてゆく
時の流れが早過ぎて
取り残されていく心
抑えきれずに怯えてる

何もできなかったあの頃と
まるで変わってないような
そう感じるのが怖いから
必死で君を求めてしまうんだ
・・・ごめんね

ごめんじゃなくてありがとう

初めは当然遊びだと
誰もが思う関係が
こんなに深くなるなんて
とても信じられなくて

あなたのくれる優しさは
差がありすぎる私への
同情なんだと受け取って
ずっと引け目を感じてた

あなたの想いが眩しいくらい
本当なんだと知ったから
あなたに届ける私の言葉は
ごめんじゃなくてありがとう

二人の時間が増えるほど
安らぎ感じているけれど
今でもふとした瞬間に
不安が胸を締め付ける

あなたと並んで歩

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ミエナイセカイ

目の前にある現実は
心動かないものばかり
鏡の中の自分にさえ
心を寄せていけなくて

だからせめて想像の
中の自分を愛したい
誰とも比べなくていい
ときめき溢れる別世界

ミエナイセカイの中だけは
自由になんでも出来るから
ミエナイセカイを信じたい
自分を好きでいたいから

re:fly

何気なく流れてく
変わらない毎日が
少しだけつまらなく
感じてるこの頃は

目を閉じてゆっくりと
貴方の言葉思い出す

ほんの少しだけ勇気を出して
秘めてた想いを言葉に変えて
失くしかけてた心の翼を
思い切り羽ばたかせるよ

そっと想わせて

自分の気持ちに気がついたのは
貴方の夢を見た朝だった
意識してないふりしてたのに
自分を騙しきれなかった

貴方の声を聞く度に
心がざわりと波立って
貴方の顔を見る度に
鼓動が胸を打つけれど

言葉にするのは怖いから
今が壊れるのも怖いから
口にしないと誓うから
お願いそっと想わせて

ギンコバ

銀杏の葉が舞う並木道
君と腕組み歩く道
吹く北風は寒いけど
二人の心は暖かい

フードの中に落ちた葉を
君は笑顔で摘み取って
「ハートの形してるよ」と
黄色い声を弾ませた

今年の秋は僕たちを
友達から恋人に変えた
大好きな冬が来る前に
そうなれたことが嬉しくて

引っ込み思案

人の心は解らない
それは知ってるはずなのに
誰かの気持ちを考えすぎて
自分の想いは押し込める

いつからそうしてるのか
分からないほど昔から
ずっとそうして生きてきた
大人になるほどそう思う

いつまでもそんな自分でいたくない
わがまま気ままに生きてみたい
だけど怖がりな私
憧れだけが先走り

コンセント

負けないで
誰かが呟くその声が
人知れず
闘う心を慰めた

曖昧な今をどうにか
乗り越えるだけの日々

傷みも過去もそのままで
包み隠さずそのままで
せめて自分をありのまま
受け入れることが出来たなら

PRAY

祈りを ただ祈りを
遠く より深く
貴方が 幸せで
あるように

貴方の 苦しみが
僅か 癒えれば
それだけで 満たされる

喜びと 優しさに
包まれて 安らぎと
微笑みが 残るよう

優しい街

今夜のご飯は何にする?
聴き慣れてきた君の声
優柔不断なボクなのに
答えを急かさず待っている

君と出会えたこの街で
暮らし始めてもう5年
目にする街の風景は
暗い過去さえ消していく

生まれた街ではないけれど
ずっと一緒に居たいって
初めて思えた君が住む
優しさ溢れるこの街がすき

please

希望を渡そう君の眼に
悲しい涙が溢れぬように
いつか君が大人になって
誰かに優しく出来るよに

小さな胸に芽生えてる
誤解の種に戸惑って
ありのままではいられずに
未来を恐れ始めても

希望を渡そう君の眼に
悲しい涙が溢れぬように
いつか君が大人になって
誰かに優しく出来るよに