無常

壁に掛かった二つの針の
命を削る無色の音に
焦りと不安を押し付けられて
足掻いてもがいてたじろいて

それでも明日に期待して
それでも明日こそはって

無慈悲な時間に負けたくなくて
無意味な時間を蹴飛ばしたくて

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