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夫婦揃って新聞の一面を飾ったハナシ。

コロナと旦那と離れ離れになって、無事再会できてから4ヶ月。

まさかの、地方紙のフロントページとその次のページあわせて2ページを夫婦揃って飾ることになった。

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まさかだ…!

私の人生、予想外の連続だけれど、オーストラリアの、地方の新聞の一面を飾ることになるとは、そんなこと頭の中をカスったこともなかった。

友人が地方紙の編集長と知り合いで、「コロナの悪いニュースしかないご時世、とっても素敵な話だと思う!ちょっと話聞かせてくれないかな?」と話を持ちかけられたことが始まりで、私は二つ返事でOKをした。

(わたし的に、かなりストレスな出来事だったから、”なるほど、これは素敵な話なのか、ロマンチックになりうるのか”と思ったりした。)

それからは事が進むのは早くて、翌日には連絡がきて写真を撮り、電話でインタビューを受けて、その翌々日には新聞の一面を飾っていた。

***

こんなことが起こるなんて、予想もしてなかったのだけど、私はいま、すごく嬉しい!!!

予想外の、でも確かに過去とつながっている出来事で、人生が好転していくのが嬉しい。

自分の人生に語りかけられるとしたら、

「ストレスで大変なだけだと思っていた思い出がこんな風になるなんて!予想もしてなかったよ!やられたよ!やってくれたね!!そんなのを隠し持ってたとは…!まだまだめちゃくちゃ驚かせてくれるじゃん!!ワクワクしてるよわたし!!」

って伝えたい。


私は、人生の伏線を回収してくれるような出来事や、点と点をつないでくれるような出来事が大好物で、

生きていた甲斐があったなあと思うし、報われて、全部の採算が取れたような気持ちになれる。

***

今回の一件はまさに苦し紛れに辿ってきた点と点で、辛くて不安しかなかった思い出なのだけど、

「オーストラリアの新聞記事に夫婦揃って載る(しかもめちゃくちゃなロマンチックストーリー♡)」という思いがけない出来事が達成されたおかげで、

私の中で、「これがオチだったのか!!このための伏線だったのか!!」「今まさに点と点が繋がった!!」

という気持ちになれたし、

旦那とのオモロい思い出が増えて、間違いなくふたりの人生をワクワクさせる要素が加わったな、と思う。

コロナで離れ離れになって、不安と恐怖の中オーストラリアに来たおかげでできた思い出で、苦労した分の採算が取れてて、すごく嬉しい。

***

写真で笑顔を作れない旦那がカメラマンに「もっと笑って!」と何度も言われていたことも、

注目を極力浴びたくない旦那がフロントページに載っていることを知って朝から発狂していたことも、

「うちら有名人じゃん!すごいすごいー!」ってその日1日ウキウキしていたことも、

旦那の友達から続々とメッセージが来ていて旦那が照れていたことも、

義父母が10枚くらい新聞を買ってきたことも、

「Love crosses borders」「Love shines through」「Love conquered all」とか、私たちの物語が英語のあま〜い言葉で語られていたことに笑ったことも、

もうすでに愛おしくて、いい思い出しかなさすぎる。

***

「正しい選択肢を選ぶよりも、選んだ選択肢を正しくする」という言葉が私はとても気に入っているのだけど、

私は決断は早い方で、ほぼ迷わず決めるタイプだから、人生をこの言葉に賭けているようなところがある。

選んだ選択肢は正しいと信じて、正しくしていく意志と勇気を持って、
伏線を張って、種をまいて、それが正しく回収されて、つながっていく、

そんな人生が私はすごく好きだ…!快感なんだよね…!


そんなふうに生きて、オチがわかった時の、伏線が回収された時の、点と点が繋がった時の、

そんな快感がたくさん味わえるような人生を送りたいなと思ったよ!


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