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酷い作りでがっかり!オッペンハイマーを強く酷評させて頂きます,映画感想
皆さまこんにちは、
私は様々なジャンルの映画が好きでプロジェクターを購入して自宅で鑑賞しています。
これで映画館とは縁遠くなるのかな?と思いきや、映画館のあの雰囲気もいいですよね、
結局は、映画館に足を運んでしまっています。
ポップコーンの香りと始まる前のある種の緊張感、大好きです。
ちょっと前なんですけど、「オッペンハイマー」を見てきました。
見終わった後、妙に煮え切らない気持ちが残り、それを共有してくれる方が居るのかな?と思い記事を作成してみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1715994232803-QfwF7tK0qR.jpg)
1 映画全般がお洒落になっている
基本、この映画は「会話」です、
地味な「会話」で3時間ちょい話が進むわけですから見ている人は退屈になります、
退屈させない為に、会話の所々に
「光の演出ピカピカ!」(突然ビー玉をアップにした様なお洒落れー)
「音の演出ドーーン!」(見ていて驚く位の音)
「突然白黒の映像」(いきなりモノトーン、、、お洒落?)
「過激なHシーン」(乳首諸出し、酷い態勢、変態チックプレイ)
と言う「演出」があちらこちらにちりばめられています。
私が感じたのは、退屈させない為の小細工、
地味な「会話」で退屈させない為の「ごまかし」でしかありません。
そんな「演出」に負けるなよ、被爆国日本。
![](https://assets.st-note.com/img/1716008182695-3dXOQybnMl.jpg?width=800)
この人、バットマンのスケアクロウ役だった人ですね
2 演出に負けた日本の反応
「映画評論家」や「コメンテーター」、「芸能人」は、この変わった映画に対してこう評論しました。
「凄い」
「お洒落」
「斬新」
「見事」
「彼の苦悩が凄く理解出来た」
などと評価を上げていました。
「お洒落さ」を感じ映画を「素晴らしい」、そして「原爆を制作した男の苦悩が理解出来た」に変換しないで欲しい。
演出に負けないで欲しい、
これ、「原爆」を扱っている映画ですよ?
日本人何十万人が悲惨な死に方した爆弾なんです。
「軽い」、と思ったのが私の本音。
![](https://assets.st-note.com/img/1716007714464-eMvM8iaNDq.jpg?width=800)
3 非常に残念
この映画を見た、広島市の原爆に関わる方なんでしょうけど、
その方の感想が、
「オッペンハイマーの苦悩が本当に理解出来た、こんなに苦悩していたんだ、見れて良かった」
おいおい、、、本当か?
俺は軽すぎて全然理解出来なかったんですけど、、、。
落とされた日本、数十万殺された日本、これ納得するの?
落とされた側の悲惨さ表現されてないよ、これ。
![](https://assets.st-note.com/img/1716008968829-LSTzT8Yg6z.jpg?width=800)
4 このエロ映画を日本の学生に見せて良いの?
被爆国の日本は、この映画を学生に見せている様子です。
映画が始まった時、集団の学生服が映画館に入ってこの映画を鑑賞しているのを実際見ましたし、テレビでも見ました。
トップガンの様なアメリカ映画特有の、サラッとしたラブシーンじゃないですよ、
全裸の肉厚女性が汗ばんだオッパイブルンブルンで、乳首丸見え、
椅子に座るオッペンハイマーの上にまたがり、
喘ぎ声を上げながら腰を振る、それ、1回じゃないですからね。
学生に見せてしまうこの作品、日本にとって、これ、原爆の2次被害じゃないのかな、、、。
![](https://assets.st-note.com/img/1716009481251-2ZipOhwmGs.jpg?width=800)
5 まとめ
期待して見に行きましたが、
この映画は、原爆を扱うには、
「軽い」
ストーリーを流すには、
「お洒落過ぎる」
原爆本質の威力の表現では、
「日本人が悲惨な目に逢った表現が無い」
緊迫感を演出する為に、
「無駄な描写が多い」
オッペンハイマーの最後のセリフで、
「作った後の使用は私には権限がない」とありましたが、、、
だったら、、、
一言、たった一言でいい、、、映画なんだから、、、
「日本人、申し訳ない」
と、言うセリフでもあれば「苦悩」と取れる事が出来たかも知れない、
映画を通して、現在も苦しむ人々に何か届ける事が出来たかも知れない、
戦争中は「命令だから逆らえない」と言い、酷い事をした人が大多数だと思う。
でも、「原子爆弾」はそれとは格が違う。
でも、映画でのオッペンハイマーの言葉は、
「私の手は血に染まっている様な感覚です」とある。
私にとってはその程度の表現、軽い。
この映画を見た後で、史実のオッペンハイマーを調べました。
実際のオッペンハイマーは本当に「苦悩」していると感じました。
今回の映画は、オッペンハイマーに対しても、日本に対しても中途半端な映画だと感じました。
皆さまはどう思いました?
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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