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過去公演紹介【劇団三毛猫座】

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京都の劇団、「劇団三毛猫座」って?“音楽劇”を振り返る第6回

京都の劇団、「劇団三毛猫座」って?“音楽劇”を振り返る第6回

劇団員が三毛猫座の過去公演をご紹介する連載、第6回。今回は旗揚げ時より役者として参加している大塚が、少し懐かしい作品をご紹介します。
2017年度 第三回本公演「レモンの花の咲く丘へ」。
三毛猫座としては珍しいラブストーリー。そして唯一、オリジナルの楽曲がストーリーを形作る「音楽劇」として上演された作品です。

あらすじ今は亡き領主の妻ビオラと、その面影を残すイオリ。彼女たちを中心に、館の人々の様

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京都の劇団、「劇団三毛猫座」って?“サブスク朗読劇”を振り返る第5回

京都の劇団、「劇団三毛猫座」って?“サブスク朗読劇”を振り返る第5回

はじめに劇団三毛猫座の過去公演をご紹介する連載、第5回。
執筆は永久です。
劇団三毛猫座には2021年より参加。劇団員の中で唯一芸大以外の出身で、故郷は富山、役者と思わせて脚本・執筆活動を嗜む、薄いヴェールどころか遮光カーテンに包まれた人物像であります。
こちらではまだ舞台に立ったことのない私が、演者として出演した数少ない作品について、思い出をつらつらと綴りたいと思います。
やわらかな春の夜のお供

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京都の劇団、「劇団三毛猫座」って?“はじまり”を振り返る第4回

京都の劇団、「劇団三毛猫座」って?“はじまり”を振り返る第4回

劇団三毛猫座の過去公演をご紹介する連載第4回目。
執筆担当は劇団員・柴田奈緒です。
前回から間があいてしまいましたがよろしくお願いいたします。ご覧いただけると嬉しいです。

今回ご紹介する公演は、第一回本公演「朱の白日夢」です。

2015年に学生劇団として京都で活動を始めた三毛猫座。その記念すべき第一回本公演。三毛猫座がよちよち歩きを始めた頃を振り返りつつ、魅力に迫りたいと思います。

あらすじ

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京都の劇団、「劇団三毛猫座」って?“聞く舞台“を振り返る、第3回。

京都の劇団、「劇団三毛猫座」って?“聞く舞台“を振り返る、第3回。

劇団三毛猫座の過去公演をご紹介する連載、第3回。
担当は、俳優の宮本結妃です。

今回ご紹介しますのは、2021年3月に公演いたしました朗読公演『くじらの昇る海底』。言葉と音楽を融合させた三毛猫座らしさ溢れる、“聞く舞台“です。

あらすじ『鯨骨生物群集』という海底で起こる現象から着想を得た本作品は、3つの物語からなるオムニバス形式で展開されます。
各物語は死者と周囲の人間の思惑を題材としており、

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京都の劇団、「劇団三毛猫座」って?ビジュアルで振り返る過去公演、第2回。

京都の劇団、「劇団三毛猫座」って?ビジュアルで振り返る過去公演、第2回。

劇団三毛猫座の過去公演を紹介していくコチラの連載、第2回目を担当させて頂きます、綾乃と申します。役者をしております。よろしくお願いします。

今回ご紹介いたしますのは、2019年8月に上演された第5回本公演『クロウゼットで晩餐を』。江戸川乱歩の小説を題材にした本作品は、三毛猫座の中でもとりわけ異彩を放っているのではないでしょうか。

あらすじ江戸川乱歩の初七日に一堂に会した乱歩の「子ども達」。

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京都の劇団、「劇団三毛猫座」って?今月から過去公演紹介を連載します!

京都の劇団、「劇団三毛猫座」って?今月から過去公演紹介を連載します!

劇団三毛猫座の第六回本公演「アンドロイドは毒をも喰らう」のアーカイブ配信が、観劇三昧でスタートしました!
伴って、今月から過去公演を毎月1つずつ記事にして紹介していくことになりました。特に、舞台美術について詳しく書きたいです!

初回は三毛猫座の広報と制作補佐担当、かおりるらがお送りします。
まずは終わりたてほやほやの第六回本公演、アンドロイドは毒をも喰らうについて、書いていきたいと思います。

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