【プレイリスト】村上春樹「風の歌を聴け」に出てくる音楽
私が初めて読んだ村上春樹の作品は「風の歌を聴け」でした。
当時、婚約者と別れ、悲しみにふけっていた時に
前の会社にいたジャズ好きの人がわざわざ連絡をくれ
気晴らしにと話相手になってくださったのです。
その時、
「ジャズの勉強をするなら、何から始めるといいですかね?」と聞いたら、
「村上春樹の『風の歌を聴け』を読んでみたらいいんじゃないかな?最初の長編だから、厚くないし読みやすいよ」と教えてくれました。
その頃は読書の習慣がすっかりなくなっていたので、久しぶりの読書で初めての村上春樹…読めるかな?と思いつつ、とにかく現実逃避がしたかったので読んでみることにしました。
それが村上春樹さんとの、村上作品との出会いです。
そこから、まず長編を刊行順に1年かけて読みました。
その後1年で特に気に入っている長編をもう一度読み、
短編を読み、
現在はエッセイ・紀行文を中心に読んでいます。
このプレイリストは、「風の歌を聴け」を読み終わって数日後に作ったプレイリストです。
▲当時のメモ
本日、抜けてしまっている動画を新たに追加しました。作中にアーティスト名しか出てこないものは、有名な曲を勝手に選んで入れています。
読書のお供に、ぜひどうぞ。
▼村上春樹「風の歌を聴け」プレイリスト
※YouTubeなので動画が削除されてしまう場合もありますのでご了承ください
書籍情報
『風の歌を聴け』
村上春樹の1作目の長編小説。1979年4月「第22回群像新人文学賞」受賞、同年5月『群像』6月号に掲載された。同年7月23日、講談社より単行本化。表紙の絵は佐々木マキ。本文挿絵は村上自身が描いた。1982年7月12日、講談社文庫として文庫化。2004年9月9日、文庫の新装版が出版。
タイトルは、トルーマン・カポーティの短編小説 "Shut a Final Door" (「最後のドアを閉じろ」)の最後の一行「Think of nothing things, think of wind」から。なお、群像新人文学賞応募時のタイトルは「Happy Birthday and White Christmas」であった。この言葉は表紙の上部に小さく書かれている。
当時の村上春樹と同じく1978年に29歳になった「僕」が、1970年8月8日から8月26日までの18日間の物語を記す、という形をとり、40の断章と、虚構を含むあとがきから成る。「鼠三部作」の1作目。
2005年時点で、単行本・文庫本を合わせて180万部以上が発行されている。
裏表紙のあらすじ
一九七○年の夏、海辺の街に帰省した〈僕〉は、友人の〈鼠〉とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。二人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、〈僕〉の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞。
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