なんでもある世の中で、幸せが見つけられない
Amazonのオーディオブック、Audible（オーディブル）の4月のボーナスタイトル（会員になると、月替わりで無料で1冊もらえます）は、「神さまとのおしゃべり -あなたの常識は、誰かの非常識-」（著：さとうみつろう）でした。
待ってました！ ネットで話題騒然の大人気自己啓発系ブログ『笑えるスピリチュアル』のさとうみつろう氏による初著書がついに発売！
「対人関係」、「お金」、「仕事」など、あなたの人生観を180°ぐるりと変える、魔法のような実用エンタメ小説。
「幸せになりたいんじゃろ？ だったら、叶えてやるよ」
ダメダメサラリーマンだった主人公は、ある日突然おしゃべりな神さまと出会った。
「自分で自分の背中は押せないんじゃ」
「宝くじに当たったら、絶対に隠しちゃダメじゃ」
「嫌な上司はあなたのトラウマを代弁してるんじゃ」……
過激な神さまの教えを聞いているうちに、主人公の人生は劇的に変化し「あっという間に幸せになれる授業」は終了した。
そして次はいよいよ、あなたの番だ！
これまでのどんな教えより“速く、深く”あなたの人生を変えることだろう。
さぁ、思い通りの人生をたぐり寄せなさい。そのロープの端は今、あなたの目の前に伸びている。
哲学的でスピリチュアルな話が会話形式で軽快に展開されます。
先月、最初から聴き始めたのですが、途中までで寝かしていました。今日、また聴き始めて、日頃なんとなくやっている考え方を言語化するとこうなるのか、とか、そういう捉え方も選択肢として持っているだけで、生き方が変わるかもな、と感じました。Amazonのレビューを見ると賛否両論の1冊ですが。
目次はこのとおり。
今回は、2時限目「思い通りに現実を変える、12の方法」の「あなたが想像していた天国は、実は地獄だった」の章から少し抜粋してみます。”幸せ”や”迷い”の捉え方についてです。
【”ない”から”ある”】
いま、何が欲しいですか？どんな自分になりたいですか？それがなかなか叶わなくて、悩んでいるひともいるとおもいます。
例えば、わたしなら、もう少しマシな家に住みたいと思っています（笑）かなり安い賃貸に住んでいるので、すごく床が冷えたり、湿気がたまったりして、ちょっと不満なんです。
で、これがもし、半年後とかに、ワンランク上の賃貸に住んでもいいですよ！って言われたら、とてもうれしいです。「やっとこんな寒い家から出られる！」とウキウキすることでしょう。
しかし、もし、悩む前から（願う前から）願いが叶ってしまうとどうなるでしょう？当たり前のようにそれなりにいい家に住めるとなると、最初はいいかもしれませんが、たぶんさらに上を見るでしょうね。もしくは、もっと家賃を抑えられないだろうか…とワンランク下げようとするかもしれません。ワンランク下は、寒くて湿気がたまるお家だということを知らないからです。
そして、iPadや新しいカバンなど欲しいものもいろいろあります。が、欲しいと願う前にそれがすでに手元にあったら？邪魔になって捨ててしまうかもしれません。
つまり、「願いが叶いすぎる世界はめちゃくちゃ退屈」。不足があるから願えるのであって、不足に感謝しないといけない。ただ、「不足はきっかけに過ぎないのに、最後まで不足を見つめ続けているひとが多いのも事実」というのも頷けます。文句ばっかり言って行動しないひとはどこにでもいるものです。文句を言ってもちゃんと結果を出していければまったく問題ないのですがね。
足りないもの・ことがあるとき、悩み、苦しむのではなく、これは幸せになるためのチャンスだと思って行動すればいい。不完全なじぶんも愛せたら強いな〜と思いました。
【迷っているということはどっちでもいい】
すごく悩む時と、迷わず選べる時のちがいって、なんでしょうか？
たとえばわたしなら、パン屋さんに行った時によく悩みます。どれもこれも美味しそうで、クリームパンにするかカレーパンにするか。予算内に収めるためにどちらか一つしか選べない時、かなり悩みます。特に、次いつ行けるかわからないお店ならなおさら。
では、もし一方のパンが１万円で、一方のパンが200円だったらどうでしょう。迷わず200円の方を選びます。１万円も使ってしまったら家計が赤字になってしまいます。
つまり、クリームパンもカレーパンも好きなので、味はどっちでもよかったんですよね。でも値段がこんなに違うと、今月の収支に関わります。だから即決できます。
ひとは、どっちを選んでも後悔しないことに悩んでいるのかもしれません。もっと重大な、結婚か仕事か、とか人生の選択レベルの問題に対しても、簡単にそう言えるのか？と疑問にも思いましたが、どっちを選んでも、選ばなかった方の人生は存在しないわけで、比較なんてできません。圧倒的な選ぶ理由がない時は、自分にとっての価値観やメリットを計りかねているんですよね。
本書では「悩み始めたら悩むのをやめる。その代わりに勇気を持つ」と伝えています。やっぱり大事なのは、勇気を持って行動することですよね。
【信じられない部分を不安と呼ばずに信じてみよう】
スピリチュアルだなあ…と思いましたが、大事なことが含まれていますね。
「信じていない部分のことを人は不安と呼び、恐れて遠ざけてしまう。自我はいつでも信じた範囲内で現実をコントロールしようとする」。つまり、自分の信じたことでコントロールしたがるのが人間です。
わたしは人をあまり信用していないし我が道を行くタイプなので、けっこう当てはまるので、ダメなの？とおもうのですが、確かに失ったものも多いんですよね。
何か困ったことがあれば自分で調べて行動して、大抵のことは解決できるんです。それがいい面もありますが、そうなると本当に他人が必要じゃなくなってしまう（笑）そして自分の時間は有限だし、心の余裕にも限りがあるのに、なんでも一人で抱えることになります。誰かを助けない代わりに、誰も助けてくれません。この本で言いたいこととはおそらくずれますが。
要は、なんでもわかったつもりでコントロールしようとすることは逆に様々な可能性を潰すことになる、ということでしょう。「あなたを超えた大きな流れを信じなさい。解決策がたくさん用意されている」「不安を勇気で制し、どうにかなると信じた方がコントロールするより何倍も早い」と言っています。
わたしとしては、信じた道を行くか/流れに身をまかせるか、どちらかに切り替えるのではなく、時と場合でどちらの選択もできるような自分でありたいなあと思ったんですよね。
なんでもありすぎて日々選択の連続で、何が正解かわからない時代です。正解や常識なんて、もうなくなったんでしょうね。だから自分の中で人生の指針みたいなものを持っていないと、長い人生、結構しんどいんじゃないかとおもうのです。そんな中、たまたまこのオーディオブックを手に入れることができて、よかったかな、とおもいます。（正直、全部は聴かないとおもいますが、参考になるところはあります）
興味のある方は、Audibleで聴いてみてくださいね〜。1ヶ月無料体験があって、期間内に解約すれば一切お金はかかりません。他にもDaiGoさんの本とか、話題のビジネス本や小説などもあります。スキマ時間にどうぞ。
Audible（オーディブル）とは？
Audibleは、プロのナレーターが朗読した本をアプリで聴けるサービスです。移動中や作業中など、いつでもどこでも読書ができ、オフライン再生も可能です。
Audible３つの会員特典
Audible会員は毎月以下の３つのコンテンツをお楽しみいただけます。
1. 自由に選べるオーディオブック１冊
2. 無料でもらえるボーナスタイトル１冊
3. 聴き放題のポッドキャスト
無料体験終了後は月額1,500円。
いつでも退会できます。
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