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最先端の経営学から、リーダーシップ3つの誤解

政治の世界でも、誰がリーダーになるかドキドキしますね。国を象徴するリーダーが社会に与える影響はとても大きいですから。こんな重要な「リーダーシップ」なので、半世紀以上にもわたって世界中で様々の研究がなされてきたそうです。

このリーダーシップの最近の研究結果、知ってしまうと人生が変わるくらいパワフルなのです。
 
新しいリーダーシップを知って人生が変わった人。それが私です(笑)
会社で受けさせていただいた女性社員向けのリーダーシップ研修のおかげで、考え方や行動が変わり、人生まで変わったと言っても過言ではないくらいです。(退職してしまいましたが、今でも恩返ししたいです!)

今日は、パワフルな最新のリーダーシップ理論を、よく思い込まれがちなリーダーシップについての誤解をとく形でみなさんにお伝えします。

なお、経営理論については、大好きな、早稲田大学の入山先生の「世界標準の経営理論(著:入山章栄)」を主に参考にさせていただきました。

誤解1:リーダーシップを持つのは一人でよい 

従来のリーダーシップ理論では「グループの誰か一人がリーダーシップをとる」という前提でした。しかし、2000年に入ってから発表された理論では、「グループの複数の人間、時には全員がリーダーシップをとる」ことが前提とされています。

つまりこれからの時代、リーダーシップを持つのは一人ではなく、全員なのです!深く知りたい方は、こちらもお読みください。

リーダーシップには決まった「型」がある

リーダーシップにも、空手の型のように決まった型があると思っていませんか?これまで数々の研究でリーダーの個性などが提示されてきましたが、結果は様々で、普遍的なリーダーの個性と言えそうなものは見つかっていないそうです。

リーダーシップの研究の中では、よく想定されるグイグイ引っ張るリーダーではなく、フォロワーの成長に注目したリーダーシップのタイプなども提示されています。決して、大きな声で号令をかける人=強力なリーダではないのです。

こんな、リーダーには決まった型がないことを象徴するのが、私も大好きなこのマンガ。

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(絵:マンガ「鬼滅の刃」6巻 / 吾峠呼世晴)

9人の柱のリーダーシップのタイプも全くバラバラですね。このような、各人様々なリーダーシップについて、「自分とはどういう人間か、自分が大事にする価値観などに根ざしたリーダーシップ」を提唱する理論があります。(オーセンティック・リーダーシップといいます)

偽りではない、自分の内面の価値観から、自分ならではのリーダーシップを発揮する。これができるこそで、鬼滅の刃のように、何があっても底力で想いを実現させる、こんなパワーが生まれてきそうです。

リーダーシップは生まれつきのもの

これもよくある誤解でして、リーダーシップは後天的に学べるという考えが、現在の主流の考えだそうです。

前出のように「リーダーシップに型はない」ので、リーダーシップを磨くといっても、決まったトレーニングはありません。

自分の価値観を大切にするリーダーシップを磨くには自分の性格や価値観を知り(ストレングス・ファインダーなど性格診断テストを活用してもよいでしょう)などを活用して、自分の強みを生かしたリーダーシップを、仲間と一緒になにかをやる中で、フィードバックを受けながら実践するのが一番です。(※実はちょうどリーダーシップトレーニングを受けている最中ですので、こちらでも有益な情報があればシェアします)

リーダーシップにまつわる1人のワーキングマザーのつぶやき

以上のように、最新のリーダーシップ理論をまとめると、「誰もが、自分の信念に基づいたリーダーシップを、日々学びながら養っていくことが可能」なことを示唆しています。最近の社会をみていても、一人のちょっとした発言がSNSなどを通じて世論を動かすことも増えているような気がします。

ひとりひとりが長いものに巻かれることなく、自分らしく無理のないリーダーシップを発揮すると、これからの子供たちの未来はもっと軽やかで明るいものにならないかな、と一人のワーキングマザーのつぶやきでした。(おしまい)

このテーマへの思い入れが強すぎて、TEDxNambaでは、このようなことをお話ししました。ご興味のある方はこちらからどうぞ。


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