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一億総転職のススメ

先日、一人旅で金沢に行ってきました。そこで前職の同僚と出会い、互いの近況はじめいろんな話で超盛り上がりました。7回の転職のおかげで、全国にたくさんの友達ができたことに改めて感謝!

もともと面白い同僚だったのですが、彼との話がめちゃくちゃ楽しかったんです!そこまで楽しかったのはなんでかな?と考えたところ、徹底的にメタ認知での会話ができたことが一つの理由のようです。
「メタ認知」とは、客観的に、自分を遠くから見るように傍観すること。「メタ認知」しにくい会話の例としては、会社の同僚に社内での困りごとを相談です。どうしても自分や周囲の人の状況が分かりすぎて、最悪の場合には愚痴大会になってしまうことってありませんか?これはこれでガス抜きにはなるけれど、なかなかクリエイティブなアイデアが生まれず、私はあまり好きな時間ではありません。

このメタ認知、頭ではわかっていても、なかなかできないものです。例えば、社内で戦略考える時、「こんなことを言うと営業部長が怒りそうだなぁ」「社内ではだいたいこういう意見いやがられそう。。」自分では客観的に考えているつもりが、無意識で自分の組織の事情やしがらみを考慮して考えてしまいがちです。しかし会社を去った途端、そんなしがらみは消え失せ、良い意味で他人事になれる、つまりメタ認知ができるようになるのです。「会社の常識は世間の非常識」ということを身にしみて感じ取れます。

だから私は、全ての人にとって、会社の中の立場と、退職後の立場の両方を経験してほしい。誰もが1度は転職をお勧めします。ぜひ「ある会社の常識は世間の非常識」ということを実体験として体感してほしいなと思います。

近年、「越境学習」(普段の環境と異なる環境から学ぶことが)という言葉を、企業の人事や組織開発のみなさんからもよく聞くようになりました。
この越境学習、社内のジョブローテーションで実現できるのでは?という話題が、子連れMBA®であがりましたが、私はジョブローテーションによる越境学習の効果は、せいぜい知れていると思っています。なぜなら、特に日本企業の組織風土はめちゃくちゃ根深いから、部門を変わるぐらいではそこまで風土や見えない常識には変化がないのです。

そこで、特に転職未経験者のみなさん、どんどん転職にチャレンジしてください。(笑)
と言うのは、半分冗談で半分本気。「そこでダメでも他があるから」と、会社に縛られずに働ける状況って、最高ですよ!

最後に、「そんなに頻繁に転職されたら困るよ〜」と多くの経営者や人事のみなさんは思われると思います。その場合はぜひUターンを歓迎する制度や仕組みを取り入れられてはいかがでしょうか!


ところで・・スタエフ(スタンドエフエム)始めてみました!音声の方ではもう少しカジュアルに裏話を入れて配信していこうと思っていますので、ぜひフォローしてお聞きください😊


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