Life is Beautiful

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陽差しの恩恵

2週間ぐずついた後の 久しぶりの陽差し いつの間にか しっかりと暖かい陽射しに 季節の移ろいを感じる こわばった顔 冷えきった肩 青白い手に 陽差しは暖かく 生きてる実…

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料理セラピー

献立が決まらずモヤモヤ インスピレーションを求めて レシピをめくる 料理するとは 小さな成功の集積 計画・実行・評価・反省 手際のよさとか 旬の食材を使うとか 体調に…

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エラーを乗り越えて

焦る 下腹にズドンとくる やってしまった と、自戒する 取り戻せないこと エラーを乗り越えて どう改めるべきか 改善あるのみ ズドンを忘れず 謙虚な気持ちで 新たな一手…

縁があるってこと

雑踏の中に 古い知り合いを見つけたり クリニックの切り抜き写真に クリスマスカードの常連を見つけたり 思いがけない場所で 思いがけない時に 出会う人 昔のことを思っ…

いつかまた会いたいね

もういないなんて 信じられない そんな人達がいる 自然と いつかまた会うだろう と思える いつかまた というよりも いつもそこにいる、と 言った方がいい 現実のように …

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時空をこえて

思い出す 子供の頃の記憶の断片 時空をこえて、今 あの場所へ戻れたら その先の未来で 起きるかもしれないこと 今から想像しても 意味はないかもしれない ここにいる自分…

雨の日は

じっくりパンをこね ゆっくりふくらむ 生地にワクワクし 何を入れようなんて 悩んでみて こんがりふんわり オーブンから取り出して おいしいおいしい 焼きたてパンを味わう…

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いろいろある街

家路を急ぐ人 待ち合わせへ向かう人 大きな声で喋る人 路上で暮らす人 働く人 年齢も、人種も、言葉も それぞれ違う あなたは誰で あなたは何者なのか つきつけられる …

気持ちを確かめる

好きな人が自分を好きか その気持ちを確かめる ってことではない 注目したいのは 自分の気持ち 好きだった人に振られた時 閉めたドアにもたれて 座り込んで泣いてみた ド…

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また明日

頭や心を占領していた たくさんのことが 波が引くみたいに スーッと消えていった 浮わついて ぐちゃぐちゃな 混沌とした 澱んだ気持ちが 整理整頓されて 大人しく 私を見…

続けること

Zoom越し 先生のポーズを見ながら 来年も再来年も そのまた次の年も 月曜日の同じ時間を 共有しているだろうかと 不安がよぎる 会社の同期とは 気づいたら数十年の お付き…

ざわざわはいつの間にか

ざわざわしたり きりきりしたり どきどきしたり 忙しかった日々が いつの間にか 静寂と共にある しばらく買ってなかった 切花を買ってきたり 砂糖の入った焼き菓子を 焼…

ファーストポジション

姿勢を正して 呼吸を整えて 始まりのポーズ うまくできなくても 途中でわからなくなっても 一音一音 一つ一つの動きに 全力を尽くす 頭でわからずとも 手足が動くことも…

ライラック

真っ白なレアチーズケーキ ライラックの塩漬け 5月のお楽しみ 生まれたての葉っぱ ぷっくりするつぼみ 幹まで緑色に染まって 春を連れてくる 自然は営みを止めず あるま…

瞑想

土曜日の朝 ただ集まって瞑想するだけの会 座って、目を閉じて 何も考えないようにする 孤独で 必死だった 誰一人知らないその会へ 道端のチラシを頼りに 人もまばらな朝…

軽やかに

いろんなことをスイスイと 乗り越えていく、そんな人になりたい 泣いたり、わめいたり 閉じこもったりしないで すっと軽やかに ちょっと照れた顔で お先、って感じに 行…

陽差しの恩恵

陽差しの恩恵

2週間ぐずついた後の
久しぶりの陽差し
いつの間にか
しっかりと暖かい陽射しに
季節の移ろいを感じる

こわばった顔
冷えきった肩
青白い手に
陽差しは暖かく
生きてる実感が戻る

夜は明けて
寒さは緩み
つらい気持ちも
薄らぐ時がくる

雨は止み
風も落ち着いて
悲しみも
遠のく時がくる

春の陽差しに
頬をゆるめて
空を仰ぎ
呼吸する

いいこともある
嬉しいこともある
よかったと思うことも

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料理セラピー

料理セラピー

献立が決まらずモヤモヤ
インスピレーションを求めて
レシピをめくる

料理するとは
小さな成功の集積
計画・実行・評価・反省

手際のよさとか
旬の食材を使うとか
体調に合わせるとか
気にするポイントは無限大

それでもお腹は減るし
ごはんの時間がやってくる

健康に
美味しく
楽しく

大切な人と自分の
大切な時間だから
全方位の最大効果を目指して
チャレンジは続く

エラーを乗り越えて

エラーを乗り越えて

焦る
下腹にズドンとくる
やってしまった
と、自戒する

取り戻せないこと
エラーを乗り越えて
どう改めるべきか
改善あるのみ

ズドンを忘れず
謙虚な気持ちで
新たな一手を
よりよいものにする

縁があるってこと

縁があるってこと

雑踏の中に
古い知り合いを見つけたり

クリニックの切り抜き写真に
クリスマスカードの常連を見つけたり

思いがけない場所で
思いがけない時に
出会う人

昔のことを思ったり
会わなくなった人を
思い出したり
ある場所を懐かしんだり

思いは自由に
思いは遠くへ
思いは温かく
飛んでいく

眼前に現れる
奇跡の出会いは
縁があるって
ことなのかな

それぞれが
違う場所で
生きていて
時を超えて

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いつかまた会いたいね

いつかまた会いたいね

もういないなんて
信じられない
そんな人達がいる

自然と
いつかまた会うだろう
と思える

いつかまた
というよりも
いつもそこにいる、と
言った方がいい

現実のように
はっきりと
思い出せるから

本当にこの世にいないのか
本当はこの世にいるのか
わからないし
わからなくていい

いつかの未来では
きっと会うだろう
でもその未来に
行き着くのかな

閉じ込められた
時間の中
記憶なのか
未来

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時空をこえて

時空をこえて

思い出す
子供の頃の記憶の断片
時空をこえて、今
あの場所へ戻れたら

その先の未来で
起きるかもしれないこと
今から想像しても
意味はないかもしれない

ここにいる自分さえ
現実じゃないとしたら
夢の中
誰かの意識の中

みんなつながって
生きても死んでも
変わりない
時空のどこかで
寄り合っただけ

空の向こう
碧い時空のどこか
心を寄せて
温まり、休める場所は
あるだろうか

あるとかないと

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雨の日は

雨の日は

じっくりパンをこね
ゆっくりふくらむ
生地にワクワクし
何を入れようなんて
悩んでみて
こんがりふんわり
オーブンから取り出して
おいしいおいしい
焼きたてパンを味わう

いつもよりも
ゆっくりと
灰色の空に
負けないように
あったかくて
おいしい匂いを
台所に満たして
アツアツを
ほおばって
心まであったかく
幸せを味わう

こんな日は
カモメも飛ばず
聞こえるのは
クラクションばかり

いそが

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いろいろある街

いろいろある街

家路を急ぐ人
待ち合わせへ向かう人
大きな声で喋る人
路上で暮らす人
働く人

年齢も、人種も、言葉も
それぞれ違う

あなたは誰で
あなたは何者なのか

つきつけられる
現実に
答えを探す

何者かでないとだめですか
何者かなんて関係ない

わたしは私
明日を探す
今を生きる
何者でもない
私はわたし

気持ちを確かめる

気持ちを確かめる

好きな人が自分を好きか
その気持ちを確かめる
ってことではない

注目したいのは
自分の気持ち

好きだった人に振られた時
閉めたドアにもたれて
座り込んで泣いてみた
ドラマで見たシーンだ

しらじらしかった
自分らしく悲しむなら
断然、景色でも見て
ぼーっとする
頭の中の自分と
とことん話し合う

こういう時は
こう感じるものだ
そういう決めつけは
いらないし
忘れるべきだ

自分の心が
何を感

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また明日

また明日

頭や心を占領していた
たくさんのことが
波が引くみたいに
スーッと消えていった

浮わついて
ぐちゃぐちゃな
混沌とした
澱んだ気持ちが
整理整頓されて
大人しく
私を見据えてる

また明日
会いましょう

また明日
一日を生きて

また明日
喜んだり
悲しだり

また明日
未熟な自分を
恨んでみたり

また明日
幸せ気分を
味わってみよう

明日を迎える
幸せを胸に
また明日
新たな自分に
出会

もっとみる
続けること

続けること

Zoom越し
先生のポーズを見ながら
来年も再来年も
そのまた次の年も
月曜日の同じ時間を
共有しているだろうかと
不安がよぎる

会社の同期とは
気づいたら数十年の
お付き合い
いろんなことを
一緒に
乗り越えてきた

続けることは
稀有なこと
大人の事情は
複雑で
大人の心も
複雑で

休憩したり
遠回りしながら
続けられるなら
とことん
続けよう

その先の世界へ
行ってみよう

ざわざわはいつの間にか

ざわざわはいつの間にか

ざわざわしたり
きりきりしたり
どきどきしたり

忙しかった日々が
いつの間にか
静寂と共にある

しばらく買ってなかった
切花を買ってきたり
砂糖の入った焼き菓子を
焼いてみたり

わざとざわざわを作ってみて
いつもと違うことをしてみて
波立たない心に感心する

ぼーっとする時間も
集中する時間も
どっちも大事

丸ごと
どんなじぶんも
そのままに

ざわざわ
きりきり
どきどき

どんな気持ち

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ファーストポジション

ファーストポジション

姿勢を正して
呼吸を整えて
始まりのポーズ

うまくできなくても
途中でわからなくなっても
一音一音
一つ一つの動きに
全力を尽くす

頭でわからずとも
手足が動くこともあれば
頭でわかっても
体がついていかないことも

日々の鍛錬
繰り返す練習
一歩先を見る
夢を見る
希望をもつ

人生と同じ

毎日
毎朝
ファーストポジション
Let's go

ライラック

ライラック

真っ白なレアチーズケーキ
ライラックの塩漬け
5月のお楽しみ

生まれたての葉っぱ
ぷっくりするつぼみ
幹まで緑色に染まって
春を連れてくる

自然は営みを止めず
あるままに
環境と共生して
ゆっくりと成長し
代替わりしながら
進化する

もっと自然の近くで
暮らしたいな
移り変わる季節と共に
自分も変わりながら

小さな世界と
大きな世界を
味わって
風に吹かれて
生きたいな

瞑想

瞑想

土曜日の朝
ただ集まって瞑想するだけの会
座って、目を閉じて
何も考えないようにする

孤独で
必死だった

誰一人知らないその会へ
道端のチラシを頼りに
人もまばらな朝の街
学校みたいな匂いがする教会へ

誰とも話さず
誰とも関わらず
静寂の中
無になる努力をした

誰もが
何かのために
座って、目を閉じて
自身の声や思考、心と戦った

そこで振る舞われる
ポットのチャイは
甘くて温かい

空っ

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軽やかに

軽やかに

いろんなことをスイスイと
乗り越えていく、そんな人になりたい

泣いたり、わめいたり
閉じこもったりしないで

すっと軽やかに
ちょっと照れた顔で
お先、って感じに
行っちゃう人がいい

乗り越えるまでの
努力とか、苦労とか、苦しさを
さっと手放して
そんなものなかったかのように
その先に行く

忘れていいよね
昇華しないつらさとか
押し寄せる悲しさとか
変えられないもどかしさとか

出し切って、

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