Life is Beautiful

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陽差しの恩恵

2週間ぐずついた後の 久しぶりの陽差し いつの間にか しっかりと暖かい陽射しに 季節の移ろいを感じる こわばった顔 冷えきった肩 青白い手に 陽差しは暖かく 生きてる実感が戻る 夜は明けて 寒さは緩み つらい気持ちも 薄らぐ時がくる 雨は止み 風も落ち着いて 悲しみも 遠のく時がくる 春の陽差しに 頬をゆるめて 空を仰ぎ 呼吸する いいこともある 嬉しいこともある よかったと思うことも 幸せだなと思うことも キラキラの光と 暖かな陽差しが 私たちを守り 明日へ導い

    • 料理セラピー

      献立が決まらずモヤモヤ インスピレーションを求めて レシピをめくる 料理するとは 小さな成功の集積 計画・実行・評価・反省 手際のよさとか 旬の食材を使うとか 体調に合わせるとか 気にするポイントは無限大 それでもお腹は減るし ごはんの時間がやってくる 健康に 美味しく 楽しく 大切な人と自分の 大切な時間だから 全方位の最大効果を目指して チャレンジは続く

      • エラーを乗り越えて

        焦る 下腹にズドンとくる やってしまった と、自戒する 取り戻せないこと エラーを乗り越えて どう改めるべきか 改善あるのみ ズドンを忘れず 謙虚な気持ちで 新たな一手を よりよいものにする

        • 縁があるってこと

          雑踏の中に 古い知り合いを見つけたり クリニックの切り抜き写真に クリスマスカードの常連を見つけたり 思いがけない場所で 思いがけない時に 出会う人 昔のことを思ったり 会わなくなった人を 思い出したり ある場所を懐かしんだり 思いは自由に 思いは遠くへ 思いは温かく 飛んでいく 眼前に現れる 奇跡の出会いは 縁があるって ことなのかな それぞれが 違う場所で 生きていて 時を超えて 交差するのは 縁があるって ことなのかな こぼれ落ちる時間 すくいあげて 手に

        陽差しの恩恵

          いつかまた会いたいね

          もういないなんて 信じられない そんな人達がいる 自然と いつかまた会うだろう と思える いつかまた というよりも いつもそこにいる、と 言った方がいい 現実のように はっきりと 思い出せるから 本当にこの世にいないのか 本当はこの世にいるのか わからないし わからなくていい いつかの未来では きっと会うだろう でもその未来に 行き着くのかな 閉じ込められた 時間の中 記憶なのか 未来なのか どちらでもいい すべてがここにあって 何もない世界 今も、過去も、そし

          いつかまた会いたいね

          時空をこえて

          思い出す 子供の頃の記憶の断片 時空をこえて、今 あの場所へ戻れたら その先の未来で 起きるかもしれないこと 今から想像しても 意味はないかもしれない ここにいる自分さえ 現実じゃないとしたら 夢の中 誰かの意識の中 みんなつながって 生きても死んでも 変わりない 時空のどこかで 寄り合っただけ 空の向こう 碧い時空のどこか 心を寄せて 温まり、休める場所は あるだろうか あるとかないとか 考えずに 思いの向こう 意識の奥の どこかに 大切な人たちと いつもずっと

          時空をこえて

          雨の日は

          じっくりパンをこね ゆっくりふくらむ 生地にワクワクし 何を入れようなんて 悩んでみて こんがりふんわり オーブンから取り出して おいしいおいしい 焼きたてパンを味わう いつもよりも ゆっくりと 灰色の空に 負けないように あったかくて おいしい匂いを 台所に満たして アツアツを ほおばって 心まであったかく 幸せを味わう こんな日は カモメも飛ばず 聞こえるのは クラクションばかり いそがずあわてず パン生地が発酵するように ゆっくり膨らめばいい ゆっくり味わって ゆ

          いろいろある街

          家路を急ぐ人 待ち合わせへ向かう人 大きな声で喋る人 路上で暮らす人 働く人 年齢も、人種も、言葉も それぞれ違う あなたは誰で あなたは何者なのか つきつけられる 現実に 答えを探す 何者かでないとだめですか 何者かなんて関係ない わたしは私 明日を探す 今を生きる 何者でもない 私はわたし

          いろいろある街

          気持ちを確かめる

          好きな人が自分を好きか その気持ちを確かめる ってことではない 注目したいのは 自分の気持ち 好きだった人に振られた時 閉めたドアにもたれて 座り込んで泣いてみた ドラマで見たシーンだ しらじらしかった 自分らしく悲しむなら 断然、景色でも見て ぼーっとする 頭の中の自分と とことん話し合う こういう時は こう感じるものだ そういう決めつけは いらないし 忘れるべきだ 自分の心が 何を感じて どう動くのか 真剣に探って 受け入れて 少しづつ 自分という存在を 認め

          気持ちを確かめる

          また明日

          頭や心を占領していた たくさんのことが 波が引くみたいに スーッと消えていった 浮わついて ぐちゃぐちゃな 混沌とした 澱んだ気持ちが 整理整頓されて 大人しく 私を見据えてる また明日 会いましょう また明日 一日を生きて また明日 喜んだり 悲しだり また明日 未熟な自分を 恨んでみたり また明日 幸せ気分を 味わってみよう 明日を迎える 幸せを胸に また明日 新たな自分に 出会ってみよう

          続けること

          Zoom越し 先生のポーズを見ながら 来年も再来年も そのまた次の年も 月曜日の同じ時間を 共有しているだろうかと 不安がよぎる 会社の同期とは 気づいたら数十年の お付き合い いろんなことを 一緒に 乗り越えてきた 続けることは 稀有なこと 大人の事情は 複雑で 大人の心も 複雑で 休憩したり 遠回りしながら 続けられるなら とことん 続けよう その先の世界へ 行ってみよう

          ざわざわはいつの間にか

          ざわざわしたり きりきりしたり どきどきしたり 忙しかった日々が いつの間にか 静寂と共にある しばらく買ってなかった 切花を買ってきたり 砂糖の入った焼き菓子を 焼いてみたり わざとざわざわを作ってみて いつもと違うことをしてみて 波立たない心に感心する ぼーっとする時間も 集中する時間も どっちも大事 丸ごと どんなじぶんも そのままに ざわざわ きりきり どきどき どんな気持ちも そのままに

          ざわざわはいつの間にか

          ファーストポジション

          姿勢を正して 呼吸を整えて 始まりのポーズ うまくできなくても 途中でわからなくなっても 一音一音 一つ一つの動きに 全力を尽くす 頭でわからずとも 手足が動くこともあれば 頭でわかっても 体がついていかないことも 日々の鍛錬 繰り返す練習 一歩先を見る 夢を見る 希望をもつ 人生と同じ 毎日 毎朝 ファーストポジション Let's go

          ファーストポジション

          ライラック

          真っ白なレアチーズケーキ ライラックの塩漬け 5月のお楽しみ 生まれたての葉っぱ ぷっくりするつぼみ 幹まで緑色に染まって 春を連れてくる 自然は営みを止めず あるままに 環境と共生して ゆっくりと成長し 代替わりしながら 進化する もっと自然の近くで 暮らしたいな 移り変わる季節と共に 自分も変わりながら 小さな世界と 大きな世界を 味わって 風に吹かれて 生きたいな

          瞑想

          土曜日の朝 ただ集まって瞑想するだけの会 座って、目を閉じて 何も考えないようにする 孤独で 必死だった 誰一人知らないその会へ 道端のチラシを頼りに 人もまばらな朝の街 学校みたいな匂いがする教会へ 誰とも話さず 誰とも関わらず 静寂の中 無になる努力をした 誰もが 何かのために 座って、目を閉じて 自身の声や思考、心と戦った そこで振る舞われる ポットのチャイは 甘くて温かい 空っぽにした頭に 空っぽにした心に 温かい

          軽やかに

          いろんなことをスイスイと 乗り越えていく、そんな人になりたい 泣いたり、わめいたり 閉じこもったりしないで すっと軽やかに ちょっと照れた顔で お先、って感じに 行っちゃう人がいい 乗り越えるまでの 努力とか、苦労とか、苦しさを さっと手放して そんなものなかったかのように その先に行く 忘れていいよね 昇華しないつらさとか 押し寄せる悲しさとか 変えられないもどかしさとか 出し切って、忘れよう 今をすっごく生きて 今ここ、をきわめたら 乗り越えよう 軽やかに