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「藝術は、無意識に対して働きかける」

思考とは、既存の言葉により可能となる言葉があり、思考が成立する

だが、私は今「言葉」「概念」として成立しているものは、実は世界のごく僅かであり、言語化できているものは氷山の一角だと思う

意識できているものより、無意識が私たちの世界に強く影響を及ぼしている、私はそう思っている。

私は藝術とは、無意識にアプローチするものだと思う。

既存の言葉では説明し得ない、言葉が足らない。そんな世界を表すものが藝術だと思っている。

いくら、文脈だの、言葉で評論や分析しても、真の藝術は、既存の評価軸を超える

藝術は言葉を超える。言葉では、表せない。

私達は、意識している世界無意識の世界があるが、
意識されていない世界」をも創りあげたり入り込むのが藝術であり、無意識の世界に入り込むのが藝術だと思う。

その領域に達した藝術は、鑑賞者の世界を変える。
鑑賞者は気づいていないかもしれない。だが確実に、変わっている。

きっと、藝術とは、言語では表しきれない世界、意識を超えた世界にいざない魂を解放するものだ。

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